写真で楽しむ名古屋市の町歩き

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名古屋市熱田区神宮

去年の夏から始めた名古屋市内の町歩きシリーズ。
「テーマはお任せするので、町歩きの写真の楽しみ方」をテーマに、写真と文で6ページお願いします。

編集者さんから、そんなお話をいただいたのが昨年の夏。
今まで写真を撮ってはいたけれど、町の写真、撮ったことがなかった。

撮ったこともないのに「楽しみ方」を書籍で力説なんてできるはずもない。
だから、まずは、名古屋市内の路地という路地をすべて網羅することを目標に、町歩きの楽しみを見つけることから始めた。

早朝から夕方まで自転車や徒歩、車を使って、道という道を通ってみたけれど、網羅する目標は達成できていない。
その代わり、数え切れないぐらい名古屋市内の写真が撮れた。

編集さんからは、「僕のページを前に持っていきたい」といってもらえたけれど、最終的には2ページ増の8ページで世に出してもらえそうだ。

それにしても手元には、本に入りきらない写真がたくさん残った。
Facebookにも一部あげ始めたけれど、こちらにあげていこうと思う。

町の写真の撮り方

町歩きの写真は、初期の頃からまっすぐ真正面から。

編集者さんから、写真をたくさん並べたいというイメージを聞いていたのと、7:3など角度をつけると、全体像がわかりやすくなる反面、並べた時の気持ちよさ、並べやすさに欠けると感じたからだ。

ページを開いた時の、引っかかりのない気持ちよさも、正面に分があるように感じる。

スマホやデジカメで、これから町の写真を楽しもうと思ってもらえるようなページを作るというのがゴールだったので、簡単そうでわかりやすさが一番。

正面からまっすぐ撮った写真がずらずら並んでいたら、パッと見て簡単に撮れそうですよね?

あと、斜めから撮ると、緊張感が一気に失われてしまうのです。
そんな理由で町の写真は、ほぼ建物の正面からのみ。
(僕はそう感じているのですが、斜めからの方がうんといいかもしれないので、よかったら試してみてください)

使ったカメラ

当初は、OLYMPUS OM-D E-M1 Mark IIIにレンズは12-100mm f4にグリップ付けて。
グリップを付けてもコンパクトでレンズ一本で済んでしまうから、今回のような撮影にはもってこいのシステムかと思います。

後半になって、Canon R6 24-240mm または24-105mm f4をグリップ付きで使うようになりました。
Canonを使ってみて思ったのですが、OLYMPUSに比べて、大きさ重さは確実にアップしています。
でも、Canonの方が撮った時の安心感があるので、もっぱらCanonになりました。

コンパクトさは重要な性能のひとつになりますが、そこを気にして機会損失してしまっては本末転倒。
大きさ重さが気になるなら、身体を鍛えれば解決です。

撮れなかったら生き残れないわけですから、撮った時の安心感は何物にも代え難い、だからCanonで、というのが機材選びに対する僕の結論です。
実際、今年に入って、他の仕事でR6に命を繋いでもらいました。



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