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24年仕込みの蛙化現象を、ぶち壊してきてくれたおバカの話 〜③一度目の告白〜

こんにちは。

これから何回かに分けて

24年も引きずった蛙化現象から少しずつ解放され、

心からほっとできる大切な人と過ごせている今までを

お話しできたらと思います。


自分自身が蛙化現象で

カウンセリングに行くほど悩んでいた経験があり、

今同じような悩みを抱えている方の心が

少しでも軽くなれば、嬉しいです。


私の24年間の蛙化現象についてはこちらhttps://note.com/preview/n844a041af294?prev_access_key=4ff69fea257b9c96a5934db582736144


ー1度目の告白ー


大学一年生で同じバイト先に入ってきた彼とは、その後シフトでちょこちょこかぶる程度の付き合いが続きました。

いい意味で常にジャージ、もしくはパーカーといった格好の彼は
キラキラした大学生とはほど遠く

話しやすい生意気な後輩、

という立場で会ったら話す程度の関係でした。


・・・ところが彼がバイトに入ってきた数ヶ月後に、
バイト先がコロナで完全休業になってしまうのです。


コロナで完全休業になってからしばらくすると、不意に彼から

「飲みに行きませんか?」

と遊びに誘われました。


その時は


「お?初めて後輩くんに懐かれたぞ!わーいわーい!」


程度の感じで、

好意など微塵も感じず、

ただ異性の後輩に懐かれたという事実が嬉しかったのを

覚えています。


そこで気軽に飲みにいき、

その次は映画、そしてその次は東京タワーと

矢継ぎ早に遊びに誘われるようになりました。


二度目の映画に誘われたあたりから

「もしかしたら、これは恋愛関係を求められているのかも・・」

と気づき始めると同時に、


なんで自分を・・?

という嫌悪感と

このまま友達でいたいのに・・

どうせ付き合ってもつまらないと思われて、傷つくだけ・・


という不信感と、好意に対する気持ち悪さが

襲ってくるようになりました。


この二度目のデートは、卒論が忙しいという理由をつけて

昼過ぎには解散しました。

そして三度目の東京タワーに誘われた際は

ラインの返信に3週間も、かかってしまいました。


この3週間は毎日毎日、

会うべきか、でも会ったら答えを求められて

気まずくなるんだろうというストレスを想像して

一向に返事を送れずにいました。


そして結論としては、

とりあえず行って、このもやもやを終わりにしよう!

もし答えを求められたら、

その時に考えよう!

と考え、3回目のデートに行くことにしました。



ー1度目の告白ー


当日は12月23日ということもあり、

東京タワーに登る人たちも当然カップルが多く

とても、とても気まずかったのを覚えています。


東京タワーにいる間はお互いの趣味や思い出など

当たり障りのない話をして

5時頃には「そろそろ帰ろう、卒論あるし!」と別れを切り出しました。


駅に向かう帰り道、

腕をぐいっと掴まれお店とお店の間に連れられました。


「もう分かってると思うけど、

初めて会った時から気になっていて

遊びに行ってからもアウトドア好きなところとか

話てても凄い楽しいし、

もしよければ、俺と付き合ってください!」





ど正面から告白されました。



ながーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーい沈黙の後、

私の返事は


「・・・・考えさせてください。」

の一言でした。



どうしても、どうしても

怖かったんです。


付き合う


ということが。



「ごめんね、ごめんね、クリスマスも近いし、今日には答え出さなきゃって思ってたんだけど。。。ほんとに私が臆病なせいで答えが出なくて。。。」


沈黙が耐えられなくて

何か言わなきゃいけないと思って

マフラーに顔を隠しながら、下を向きながら素直に不安をぶちまけました。


あーまためんどくさい女だなーって思われるんだろうな。。。


すると彼の一言



「なーーーんだ!!!絶対振られると思ってたからよかったー!!!」



と満面の笑みで言われたのです


その後駅に向かいながらも


「いやーラインの返信来ないからずっと寝つきが悪くてさ〜〜!

あ、そういえば前に法律の授業とってるか聞いたやん?

あれもあわゆくば一緒に授業とって距離縮められないかなーって思ってた〜笑笑」


とまぁしゃべるしゃべる

ぶちまけるぶちまけるでした。笑


告白を考えさせてーと保留にした手前、気まずくなるのかと思いきや


あの時はねー

この時はこう思っててー!


と楽しそうにネタバラシをしているのを見て

何だか不思議な

悩むのがあほらしい気分になったのを覚えています。


恐らく、本人なりにずっと緊張していて

その緊張が一時的に溶けて楽になったのかもしれません。


帰り際には、


じゃあ保留のままでいいから

クリスマスはスケート行こうよ!!ね!


と、謎に次の約束までしていました。笑笑



。。。ただ、家に帰ってからが私の”カエル”との戦いだったのです。



ここまでお読みくださりありがとうございました。


蛙化現象は、

必ず、乗り越えることができます。


私は24年もかかりました。

友達にも理解されなくて、

彼氏いないの?なんで?と聞かれる度に

ずしっと

心が重くなっていたし、

大勢の飲み会に行く時はいつも

聞かれた時の上手い返しの仕方を事前に考えていました。


とても辛かったです。


今の彼に会わなければ

もっとずっと長く苦しんでいたとも思います。


同じように苦しんでいる方が

少しでも前を向けますように。



「でもこれだけ長い時間をかけて巡り合ったら

その分、最高の人ってことだよね!楽しみじゃん」


と言ってくれた親友の言葉は、その通りでした。



次は、【一度目の告白に対する私の答え】を中心にお話できればと思います。


今日も明日も、素敵な1日になりますように













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