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愛しのプロフィトロール

ある休日、無性にプロフィトロールが食べたくなった。

日本ではケーキ屋さんで売られていて、小さいシュー生地の中にクリームが入ったものが積み重なっているものが多いんじゃないだろうか?大好きなケーキ屋さんでも売られていて、買いにいくとついつい手に取ってしまう。

ただ今回食べたくなったのは、シュー生地にバニラアイスが挟まっていてチョコソースがかかったもの。フランスのビストロとかではこっちが主流じゃないかな?と思ったので少し調べてみる。

プロフィトロールの意味は「小さな得」「ちょっとした贈り物」。
小さなシュークリームを積み上げてチョコレートクリームやホイップクリームやバニラアイスなどを詰めたイタリアやフランスのポピュラーなお菓子だそう。
フランスのビストロの定番デザートの一つで、ビストロで提供される際はアイスとチョコソースで提供され、パティスリーではクリームが入っているそう。なので、どっちが正解とかは無さそう。とりあえずシュー生地の中に美味しいクリームやアイスが詰められているものという解釈をしておく。
(諸説あって何が正解か分からなかったのでもし詳しい人いたら教えて欲しい…!)

以前一度食べた記憶があるのだが、(パリに行ったときかな?どこで食べたかは忘れてしまった)冷たいバニラアイスと暖かいチョコソースを絡めて食べるのがたまらなく美味しいのだ。

ただ、どこで食べられるのか分からない…
という訳で、作ることにした!

シューを作るのなんて10年ぶりくらい、上手く膨らむか作る前からドキドキ。シューって、お菓子作りで失敗して一番悲しい気持ちになるものだと思っている。
パウンドとかパイとかは、少しくらい膨らみが悪くても美味しく食べられるし、見た目もなんとか許せる。でもシューは膨らまなかったら一気にテンション下がってしまう。そもそもクリーム詰められないし。笑

10年くらい前だろうか?学生で実家に住んでいた頃シュークリーム作りにはまっていた時期があって、何も知らない家族が焼きあがりの音がしたオーブンを勝手に開けて、シュー生地が萎んで喧嘩したことを思い出してエモい気持ちになった(シュー生地は焼きあがっても冷めるまでオーブンを開けてはいけないのです)。

まぁ伝えていなかった私が悪いのですが…
冷めるまでオーブン開けちゃいけないとか普通分からないよね。と後々反省。今回は以前の教訓を生かし、オーブンは開けないようしっかり夫に伝えておいた。

と、昔話はここら辺にして早速作っていく。

まずは鍋で牛乳と水とバターと砂糖をふつふつさせて、

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米粉を入れてぐーるぐる

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まとまったらボウルに移して卵を少しずつ入れて

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こんな感じの生地になれば

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5cmほどの円形に絞って霧吹きをして焼く(写真を撮り忘れました)

絞り袋が無くてジップロックに入れて絞るという荒業で強硬したら、ジップロックが破裂するというハプニングに見舞われたけれど、上手く絞れなかったにしては中々良いのでは無いか…?

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二つに割ってバニラアイスを詰める

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溶かしたチョコレートかけて完成!

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うん、美味しい。
バニラアイスとチョコレートの相性抜群。シュー生地も軽くてさくさくで、上手く出来たと思う。ただ、最後の方チョコレートがアイスの冷たさで少し固まってしまったので、ちゃんとテンパリングするかチョコレートソースを温めたものを使った方が良かった(今回は板チョコを溶かしたものをかけた)。

ころんとしたシューが可愛い、とても愛おしい。
反省点はいくつかあったので、次はもっと上手に作るよ。

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