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Track21 アップルミュージックをやめてCDに回帰してみた。
昨日寝る前にゴジラ-1.0を見て、床についた際にふっとなんとなくアップルミュージックをやめようと思ってiPhoneのサブスクリクション欄からアップルミュージックを削除した。
なんでそう思ったんだろう。未だに分からない。
だけど、辞める理由は沢山あった。
まず理由の1つは特定の曲しか聴かないこと。
その次の理由が一番大事だ。
それは聴き放題ということ。
これはすごくお得な響きだが、私はこれに甘んじて、「誰の」「なんという曲」を聴いていることすら分からずになってしまった。
「好きに理由はいらない」
私もこの考え方には大いに大賛成だ。
だが、自分の好きな曲の「タイトル」を覚えられないのは問題だ。
本当に「聴くだけ」になってしまった音楽。
しかし、楽しみ方は人それぞれだ。だから音楽。
翌日、CDを買うことに決めた。だが、買うのは決まったアルバムのみだ。
そう、音楽も厳選するのだ。
私は全部捨てるほど、ミニマリストにはなれないし、沢山のものを所有してモノが溢れた生活を送りたくもない。
あまりにも半端でどっちつかずだ。
だけど、「コダワリ」は捨てない。でも多く持たない。
だから、5枚だけCDを買うことにした。
厳選する5枚だ。
GLAY、L‘Arc-en-Ciel、amazarashi、The Beatles、椎名林檎、奥村愛子、NIRVANA、the cure、DIDO、セックスピストルズ、(もう英語綴をしっかり書くのも面倒だ。)
これが私の音楽のルーツと生活の1部になったアーティストたちだ。
確か引越しする前に持っていたCDが500枚ほどだったから、5%に絞ることになる。
ちなみにこの選ばれし5枚だが、朝の時点でもう9割決まっていた。
久しぶりに、中古CDショップに入る。インデックスを眺めてお目当てのアーティストコーナーを探す。
あぁ、何十年ぶりだろうか。このワクワク感が好きなんだ。
1店舗1店舗ハシゴする。今どき平日の昼間に時間をかけてこんなことをしてるのは私くらいだろう。
昔からCD屋さんにいるのが好きだった。
100円コーナーでジャケ買いして車で聴く。そういうCDに限って(自分にとっては)名盤だったりする。
新譜が出るたびに買い漁った。1999年代のアーティストたち。
私が夜通しギターを弾いた時に聴いていたモノを取り戻すんだ。
結局回った中古CDショップは5店舗だった。
選ばれし5枚は6枚になった。
さて、次はプレイヤーを買うだけである。
欲しいプレイヤーはもう決まっている。
私は魔法の手帳の欲しいモノリスト改め買うものリストにそのCDプレイヤーをそっと書き加えて日本酒を飲んだ。
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