光馬

歌います。ギター弾きます。文章も書きます。写真も写します。

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最近の記事

track29 今日のメイク

おはようございます。光馬です。 毎日と言うほどではないですが、私は割にメイクしたい時があります。 それは、自分に気合を入れる為だったり気分よく過ごすためのルーティーンだったりします。 ご想像にお任せしますが、私の顔は目が大きくアイメイクが要らないほどです笑 唇も厚くほぼほぼメイクしなくても成立してしまう顔立ちです。 ギターを弾くときに手元が綺麗に見えるようにマニキュアを塗ったのがメイクするようになったきっかけです。 更に高校生の頃はビジュアル系バンドをやっていたのでメイ

    • track28 自己の紹介

       お久しぶりに記事を書きます。光馬です。 ブログを始めてからもう28記事目になりました♪  実はこのブログの当初の目的は私のWEBライターのポートレートとして開設した次第です。  そろそろ自己紹介しても良いのでは?と思ったので、本記事で自己紹介させていただきます♪ 名前:光馬(こうま) 生年月日:5月17日生 出身地:石川県 趣味:読書、音楽、山登り、御朱印集め 好きなもの:アシンメトリーなもの、個性的なもの、COMME des GARCONS、無印良品、作り手の想いが伝わ

      • track27 anger-怒り-

         この言葉を耳にした時、あるいはこの言葉を聞いた時どんなことを連想するだろうか? 恐らく多くの人々はマイナスの想像をするだろう。かくいう私もそうだ。 自分に向けての怒りなのか?もしくは外に向けた怒りなのかでその明暗も別れると思う。  先日の反骨精神という記事を書いたが、これもあまりよい感情とは言えない。 というのも、側面だけ見ればマイナスに捉えられるからだ。 反骨精神には「それでも」という接続詞がつく。これによってマイナスのパワーをプラスに転嫁していると思う。  音楽にして

        • track26 反骨精神とハングリー精神の違い。

           こんばんは。  私が好きなCOMME des GARCONS。そのクリエイションの核にあるのは「反骨精神」です。 もう一方で似ている日本語があります。そう、ハングリー精神です。  私はこのハングリー精神と言う単語が大嫌いです。 何故かと言われるとそれは小さい時か大人になった時だったか、あるいは両親が酔っていた時かもしれません。  「あの子にはハングリー精神がない。」と言われたことがあります。 たったのこの一言がハングリー精神と言う言葉を嫌いになったきっかけです。  長年この

        track29 今日のメイク

          Track25 1990年後半から2000年までをREALに聴き比べてきた私から見る、GLAYとL'Arc-en-Cielの違い。

           おはようございます。 明後日は7月31日ですね。そう、何を隠そう1999年7月31日はGLAYが幕張メッセ駐車場で単独アーティストの有料ライブとしては史上最大規模の20万人ライブを行った日です。  そして、1999年はノストラダムスの大予言により世界が終わると予言されていた年でもありました。  ちなみにこの年の夏のラルクはと言いますと、グランドクロスツアーを敢行しています。  これはノストラダムスの大予言にかけたアルバムark、rayという2枚同時リリースのアルバムを引っ

          Track25 1990年後半から2000年までをREALに聴き比べてきた私から見る、GLAYとL'Arc-en-Cielの違い。

          Track24 夏休み。

           おはようございます。 こうして日々を書き記すのは久しぶりですね。  この前、何年振りかに見たニュースにて15日から夏休みというのを耳にしました。 いやぁ、最近の小中学校は夏休みに入るのが早いんですね。  私が小中学校の頃は(あれ、いつだったかしら)25日からでした。 そう、今日から夏休みだったんです。なんで覚えているかと言うと、毎年楽しみにしていたからです。  一番古い夏休みの記憶は、陽炎が本当に見えるくらい暑かった小学校1年生の7月25日。 枯らせて何も咲いていない支え

          Track24 夏休み。

          タトゥー 13曲目 天使と・・・

          ♤  世間で言うゴールデンウィークが明け、5月に入った。 今年はいつになく、暑い。夏が早めにやってきそうだ。 それが保険会社の研修を終え、小松空港に降り立った時の僕の第一印象だった。  空港にはヒカルが迎えに来ていた。 「おかえり。」以前より力をなくしたような笑顔でヒカルがそう言う。 「ただいま。仕事どうや?」僕がそれとなく聞いてみる。 「んー、こないだコンサート会場の撤去の仕事したよ。」 「そうなん?大変そうやなぁ。」 「いや?人数多いからサボれるんやって。」  派遣会社

          タトゥー 13曲目 天使と・・・

          タトゥー 12曲目 灰と化す。

          ♤  あれだけ卒業したいと強く願った3月は蓋を開ければあっという間に訪れた。 ヒカルの逃亡に始まり、I'LLの解散まで僕は何の手も出せず、口も出せなかった。 2月からヒカルと連絡がずっと取れなかったのだ。もちろん、僕から電話やメールはしていた。  だが、ヒカルの方から折り返しの連絡が一切なかったのだ。もちろん、気が気ではなく心配だった。 だけど、僕はあまりにも無力でただただ、時間をやり過ごすことしかできなかった。  本当に辛い時、1日が、1時間が、それこそ1分が長くなる。僕

          タトゥー 12曲目 灰と化す。

          タトゥー 11曲目 皐月風

          ♡  雪がなくなった、2月の中旬だったと思う。私は気がつけば大阪への高速バスに乗っていた。それもショウと一緒に。  バンドは無事にデビューした。本当に信じられないくらいあっけなく。チャートもトップ10位内にランクインしあとはデビューライブのスケジュールが決まるのを待つだけだった。  そして居心地の悪くなった会社を辞めようとしていた時だった。 「やめます。」その一言がどうしても言えなかった。何かとんでもなく悪いことをしているような気がして言えなかった。  過呼吸は毎日、酷くな

          タトゥー 11曲目 皐月風

          タトゥー 10曲目 LOVE BLIND

          ♤  ヒカルの病院騒ぎがあり今年の12月は心身ともに本当に忙しかった。 特に精神的にヒカルの心の支えになろうと決めたはずなのに肝心な時に全然役に立てなかった。それどころか、ヒカルのバンドはアルバムを完成させ、2月にリリーするために地方の営業やらライブ練習やらで多忙を極めていた。  それとは対照的に僕の方は両手に有り余るくらい時間にも心にも余裕があった。雪が降り頻るこの辺りでは冬はロードスターを走らせたくなかった。山登りの方も冬の山は装備が多くなることから登らないと決めていた

          タトゥー 10曲目 LOVE BLIND

          タトゥー 9曲目 マッドハッター

          ♡  11月の肌寒い日だった。 私は病院の待合室にいた。それもあまり記憶にないのだけれど。 うっすらと覚えているのは、病院特有のアルコール臭の匂いだけで、どうやってここまできたのかすら覚えていなかった。 激しい動悸の後で、呼吸が苦しくなる。 「それは過呼吸だね。」そう後に教えてくれたのはショウだった。  この月、初めて地元でのワンマンライブをした。小さな会場だったが、チケットはソールドアウトとなり、小さなプロダクションからも「CDを出さないか?」と打診されていた。 信じられ

          タトゥー 9曲目 マッドハッター

          タトゥー 8曲目 ジャックザリッパー

          ♤  気がつけば暑さの残る9月が過ぎ、幌を上げるには丁度いい季節がやってきた。 僕の買ったマツダロードスターはなかなかにガタがきていたが、昔の車ということで自分で直せる箇所も多く、部品を取り寄せては大学が休みの日にコツコツと修理をしていた。  ヒカルのほうはあっという間にバンドの動員が増え、最早デートする機会も時間もめっきり減ってしまっていた。僕はと言えば、来年4月から大手保険会社への就職が決まっていたし、あとは大学に通い卒業するのみとなっていた。  この手持ち無沙汰を解消

          タトゥー 8曲目 ジャックザリッパー

          タトゥー 7曲目 FLYING FUTURE

          ♡  まだまだ暑さも残る9月のことだった。以前から就職が決まっていたユキオが車を買った。車はマツダロードスター、2シーターのオープンカーだ。 以前からバイト代をコツコツ貯めて中古の格安の車体を買ったそうだ。 何でわざわざ二人しか乗れない、乗り心地の悪い、屋根が開くと3拍子揃った不便な車を買ったのか私には全然理解ができなかった。 特にその低い車体は普段軽自動車を運転している私にとってはとても恐ろしく、全然スピードが出ていないにも関わらずとても速く感じるのだ。 2度ほど助手席に

          タトゥー 7曲目 FLYING FUTURE

          タトゥー 6曲目 ラプンツェル

          ♤  【気がつくと僕の目には古い緑色の砂壁が視界に入った。かなり古い家だ。そこは今は少なくなった昭和に建てられた古家だった。 記憶を辿りようやく、ここが祖父母の家であることに気がつく。 窓の外を覗くとどうやら真っ暗で夜であることが分かる。 玄関先でチャイムがなった。  「こんばんは!」その一言で訪ねてきた客が誰だが分かると僕と姉は一直線に玄関まで走って行った。 「お父さん!!」僕たち姉弟の声がユニゾンする。隣には厳しい顔をした祖父がいる。 なにやら僕たちには意味がわからない

          タトゥー 6曲目 ラプンツェル

          タトゥー 5曲目 Wind and light

          ♡  真夏日になると車内でセックス・ピストルズを聴きたくなるのはなんでなんだろう。特に私はProblems(怒りの日)が好きだ。 あの何か始まろうと、やらかそうとしている雰囲気が出ているイントロからの勢いのあるジョニーロットンの歌はまさにパンクだ。 それにしても、まだ6月だというのに梅雨どころか石川県にしては珍しい、真夏に近い晴天が続いている。  あの曲が出来てから数週間。一気に作曲が捗った。 16ビートで構成したハードロックのような、メタルのような曲のWEB。 情報が溢れ

          タトゥー 5曲目 Wind and light

          タトゥー 4曲目 WEB

          ♤  「どうして僕がこんな目に遭わなければならないんだろう。」とか  「どうしてこんなへんぴなところまで来て辛いことをしてるんだ、僕は。」 と山の登り始めは必ず後悔する。 それが不思議なことに2時間ほど過ぎると汗をかきなんとも爽快な気分になる。 自然にいる解放感と人が自然に還る感覚を感じられるからだ。この感覚が好きで多分山に登っているんだと思う。  今日の山は1,000m超えの山だ。そして何故か風邪を引いているのに山に登っている。 僕は単純に「汗をたくさんかけば、風邪が治る

          タトゥー 4曲目 WEB