子育てのモットーはなんですか？

1歳8ヵ月の孫がいます。
近ごろ意思疎通が可能になり、ますます可愛い。
絶賛推し活中。
大好きなミカンを食べる姿がめちゃ可愛い、、、
可愛いんだけど、、、最近ちょっと太ってる？

私は幼い時からぽっちゃりでした。
増えたり減ったり増えたり減ったり、、、
常に”我が人生ダイエット”で、モテない思春期を過ごしてきました。
顔は中の中（と思っている）、性格は特上なのに（と思っている）、、、。

私がもし痩せていたら、もうちょっとキラキラした学生時代が送れたんじゃないか？

非モテの原因は容姿ではないと分かっていながら、バブル末期を彼氏ナシの、不完全燃焼の、ジミに過ごした私の密かな決意。
それは、、、

将来結婚して女の子を授かったら、絶対に太らせてなるものか！！

そして、娘を二人授かりました！笑

私のオットは超痩せています。
私が痩せれないのと同じくらい、オットは太れないのが悩みです。
たぶんオットの体脂肪は10%以下。
(細マッチョとかではありません、ただの細いだけのガリガリ君です。)
だから、娘たちは生まれながらにして苦労なく50％ガリガリ遺伝子を獲得できました。
私の50％のぽっちゃり遺伝子が悪さをしたとしても普通サイズ。
嗚呼、なんという幸せ！！
でも、、、油断は禁物です。


長女が幼稚園の年中になった時、近所の公民館で子供バレエ教室をみつけました。
これだ！！と思いました。

バレエ＝スタイル抜群！
将来娘たちが太って私みたいにダイエットグッズに無駄なお金と努力を費やすよりも、バレエにお金をかけるほうが経済的では？
レッスンでしなやかな筋肉をつけたほうが脂肪は燃焼しやすいのでは？
そして何より、周りにバレリーナを配置したほうが朱に交われば朱くなるのでは？
太っていない人に囲まれた環境、それはバレエ教室だーーー！！

公民館活動で比較的安価で始められたこともあり、娘たちは訳も分からずバレエ教室に通わされました。
よこしまな母の謀略とは知らず、娘たちは趣味として20歳くらいまでバレエを続けてくれてました。
お陰さまで、娘たちは今のところ普通サイズで生きております。

さて、タイトルに戻りますが。
「あなたの子育てのモットーはなんですか？」

私は胸を張ってこう答えます。
「太らせない」

「人は見た目じゃないよ」と思いながら、私は自分の見た目に何かを置き去りにしてきました。
悲しいかな、人は第一印象に少なからず左右されます。
よりよい自分でありたい。
勉強だって仕事だって頑張る。努力もする。
顔は化粧の技術でなんとかする。
ファッションセンスが悪ければ、ショップの洋服をマネキン１体全て買えばよい！笑
でも、体型は一筋縄ではいかなかった。
脂肪をちぎって捨てることはできないし、服の下に隠すことも難しい、、、

屈折した私の思春期が生み出した子育てのモットーを思い出した私。
でも、目の前にはパクパクと美味しそうにミカンを食べる孫。
、、、太ってても、幸せに食べてるんなら良くね？

孫にもう一つミカンをあげたい衝動を抑えながら、つまんない事考えていた昔の自分に苦笑したのでした。

私は今も“我が人生ダイエット”なんですが。
これが私だし、ダイエットできない私が情けないけど私だし。
歳を重ねたら、ぽっちゃりくらいが幸せそうに見えるんじゃなかろうか。
ふくよかなほうが人は優しく見えはしないか。
、、、56歳、今は自分に都合の良い言い訳が日々上手になっております（笑）

あと、ここだけの話。
ずっと普通サイズだった妹が、最近ぽっちゃりしてきたのを一人ほくそ笑んでおります。

やっぱり私、屈折してるな、、、。