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北欧旅行への道〜”あこがれ”には刷り込みがあったのか

以前、私の海外旅行の変遷を書きました。
コロナで止まってしまった旅行マインドを今年こそは全開にして、オットと定年退職記念の旅行にいきたい、と。
2024年はヨーロッパ、できれば北欧に行きたいのだ、と。

思い切って書いたら実現するんじゃないかなぁ~と、noteを始めた勢いに新年を迎えた晴々しい気持ちも一緒にのせて、「願望だけでは終わらせない!今年は行くぞ!」との決意も固く書いてみたのです。
書いたからには動いてみよう。
図書館で本も借りてきました。

まずは歴史もひとかじり

折しも、最近国内ツアーを申し込んだ旅行会社から、海外旅行案内の冊子が届きました。
そこには海外旅行説明会のご案内もありました。
「とりあえず、説明会行ってみようか?」と私。
オットも仕事を休んで、二人で行ってみることに。
説明会は、①イタリア&スペイン、②北欧。
2つの説明会に申し込みました。
(説明会の話はまた後日!)

そもそも、なんで北欧に行きたいんだ?

なぜ北欧かと言われたら、(上記のnoteでも書いたように)旅行で一緒になった方が「一番良かったのは北ヨーロッパよ」というのが忘れられなかったからなのですが。
最近、本を読んだりネットで調べたりすると、色々と思い当たることが出てきました。
私が幼い頃に大好きだったものがかなりの割合で北欧なんですよね、、、。
、、、っていうか、私に限らず私たち世代はみんな北欧で育っていませんか?

子どもの頃のアニメ

「ムーミン」(フィンランド)
「小さなバイキング ビッケ」(スウェーデン)
この二つ、50代の皆さんは子どもの頃観てましたよね?
今思えば、スナフキンが釣りをしていた森と湖。あれはフィンランドそのものです。
ビッケはアニメでも観てましたが、私は小学校の図書館でシリーズを読破した記憶があります。
海賊という特殊な響き。
外国の方が日本の忍者を好きなように、私の中では北欧の海賊なのかも、、、とか(笑)

余談ですが。
大好きだった冒険モノに「ガンバと仲間たち」もありまして。
私の中ではビッケと同じ世界観に感じていて、てっきり北欧ルーツと思い込んでいたんですが。
今回調べてみたら、「ガンバ」は作者は日本人(斎藤惇夫さん)で、冒険の舞台は八丈島のようです。
あんな怖いノロイがまさか八丈島にいるなんて、、、。
いつか八丈島にも行ってみたい!笑

そして私にとって忘れられないアニメがもう一つ。
「ニルスのふしぎな旅」(スウェーデン)
NHKの火曜日夜にアニメが放送されていた作品です。ご存じでしょうか?
(有名な作品では「未来少年コナン」を放送していた枠です。)
私はその枠の「ニルスのふしぎな旅」が大好きでした。
ニルスの話はアニメより先に本で読んでいました。
妖精の魔法で小さくなって、ガチョウにのって旅をする男の子ニルス。旅の往く先々でおこる事件をとおしてニルスは優しく賢い男の子に成長する。
その大好きな本がアニメになった時、私は本にはない映像に衝撃を受けました。
ニルスがガチョウの上から見る景色のラップランドがとても綺麗だったんです。針葉樹の深い森に点在する湖がとても印象的だったのです。

思い出しました。
私はラップランドが見てみたかったのだと。

北欧テキスタイル

IKEAに代表される北欧の雰囲気が好きです。
北欧の有名デザイナーの椅子や照明など本当にセンスが素敵で。
お値段も素敵、、、なので、なかなか手は出ませんが。
マリメッコ、イッタラ、ダンスク。
日本でなじみ深い人気ブランドはたくさんありますが、私はフィンレイソンのテキスタイルも好きで、家の壁のアクセントクロスをフィンレイソンにしています。

階段の壁紙
寝室の一面

やっぱり昔から北欧好きだったんだなぁ~。

アンデルセンのパン屋さん

タカキベーカリーはご存じでしょうか。
元々広島のパン屋さんで「高木ベーカリー」といいましたが、今や全国区のパン屋さんです。
わたしが小さい頃、タカキベーカリーの系列店で「アンデルセン」というブュッフェスタイルのベーカリーレストランが出来ました。
デンマークをコンセプトにしていて、パン(ペストリー)とがとても美味しくて。
こんなおいしいパンがあるのかと、幼心に「デンマーク」という国とマーメイドのロゴに心掴まれました。
家族で広島市内にお買い物に出かけると、父が「アンデルセンに行くか?」と言ってくれるとそれはもう大喜びでした。
トレイに好きなメニューを載せて、最後に小さなパイのデザートを選びました。
たぶん、そのトレイにのせたサラダやサンドイッチ、そこで使われていたぼってりとした食器が、私の北欧のイメージの最初だと思います。
タカキベーカリー&アンデルセン&リトルマーメイドでパンを買うとシールがもらえます。(今でもあるかな?)
母はそのシールを集めては、アンデルセンの食器に交換していました。
朝食の食器がすべてアンデルセンになり、我が家に初めてエッグスタンドが登場しました。
(凝り性の母はエッグスタンドが使いたかったのか、毎朝ゆで卵は半熟で、、、おかげで私は半熟卵が嫌いです!笑)
ちなみに、私の長女が子どもの時に使っていたトリップトラップチェアーは、アンデルセンのシール50冊を貯めた母の長年のアンデルセン愛で手に入れたものでした(笑)

、、、という訳で。
私と北欧の深~い(?)繋がりはこのとおり。


もはや刷り込み

こうして考えると、私は幼少期からいろいろな場面で北欧を感じていたんだと思いました。
おもちゃもブロックのレゴが大好きで、レゴでお家を作ってはリカちゃんの妹たちを住まわせていました。
長女が誕生した時、フィンランドトーイというおもちゃをまとめ買いしたりもしています。

もはやこの北欧への”あこがれ”は刷り込みなのでしょう。

私は北欧へ行かねばならぬ!
いや、行くべきだ!



次回、【海外旅行説明会編】に続く、、、

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