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アラ還夫婦のQOL向上委員会②~目から鱗のドラム式洗濯機

ミニマムな生活を志して8年。
モノの見直しとモッタイナイとの狭間に生きる、50代主婦です。

今日は洗濯機のおはなし。

2年半前、我が家に突然、ドラム式洗濯機がやってきました。
「お母さん、二人で洗濯機プレゼントしたけん。来週くるけんね。」
「え?」
娘二人が洗濯機を買ってくれたのでした。
まさに、突然、寝耳に水のプレゼント。

我が家の洗濯機は8年くらい使用しておりました。
娘に洗濯機が欲しいと言ったこともなく、まして、洗濯機が壊れているという認識もない。
時々、洗濯物が偏って絡まったら脱水が停止してしまう、多少使い辛くなってきた洗濯機。
しかしそれは壊れているという感覚ではなく、私が規定量以上の洗濯物を入れてしまったか、洗濯機がストライキをしているか、、、。
とにかく、洗濯機は動かない訳ではない、普通に動くのだから、新しくするなんてモッタイナイ。
ワンガリ・マータイさんに呆れられる。

「お母さん、とにかく使ってみて!!楽になるから!!」

娘たちの有難い申し出に、嬉し恥ずかしの私。
娘たちから何かをプレゼントしてもらう、それも高価なドラム式をいただくなど想像だにしていなくて。
なに、なに? なんのドッキリ?

こんなに解りやすい形で優しくされたのは、今まで一度もなかったので(娘たちよ、失礼、、、)ビックリしたのですが。
せっかくのドラム式洗濯機、お言葉に甘えて戴くことになりました。


娘たちのプレゼントはそもそもは長女の発案でした。
結婚した長女が洗濯機をドラム式に買い換えたら、家事の手間も段取りも、そもそもの洗濯という家事さえも全く常識が変わったのだと。
色々忙しくしていた私に便利な道具を使ってほしかった、そうです。

それまでの我が家の洗濯事情は、、、
・基本は朝一番に洗濯、回数は1~2回。
・洗剤は粉せっけんを使用。洗濯量をみて粉せっけんを付属の青いスプーンで入れる。
・柔軟剤は好きではないので、普段は使用せず。
・1階で洗濯をし、2階のベランダに移動し、干す。
・夕方洗濯を取り込む。天気の悪い日、冬場など、乾いてなかったら1階の和室に室内物干しを出して再度干す。
こんな具合。

「お母さん、ドラム式の良いとこは、洗剤セット出来るところじゃけん。これを機に液体洗剤にしてみてね。」
、、、まだ粉せっけんあるけど。
はい、仰せの通りに。


かくして、ドラム式洗濯機がやってきました。
電気屋さんが一通り教えてくださって、いざ試運転。
あっ、液体洗剤をセットするのかぁ~。
洗剤のメーカーによってセットする量が違うのね、、、
(最初に使った洗剤をずっと買うようになりそうね!笑)
最初の洗剤セットだけ手間だったけど、あとはボタン1つ。
せっけんを計ることもない。
スタート!
、、、あら、もう終わった?
「デキアガリマシタ」と声もかけてくれる親切さ。

時間も早いし、心なしかスッキリとした洗いあがり。こりゃいいわ。

ドラム式の最大の利点は乾燥までノンストップ。
でも、昭和のオバサンは、
「いい天気だし、電気代がもったいないわ。」
しばらく外干しをしておりました。


「お母さん、乾燥機能使ってる?」と長女。
、、、いや。天気いいし。
「今度のお盆、着替え持たずに帰省するからね。よろしく!」
長女はもったいないオバサンにドラム式の真骨頂、乾燥機能を使わせたいらしい。
はいはい、乾燥使いますよ。

ドラム式洗濯機がやってきて約2週間。ようやく乾燥機能との遭遇を果たすことになりました。


乾燥までしてくれるドラム式。
「乾燥オワリマシタ。フカフカニシテオキマシタヨ」
おお!!本当にフッカフカ!
柔軟剤も使ってないのに、タオルが倍の厚さになっているーーー!!
ワイドショーのキリの良いところで2階に干しに行く手間、ソレすらいらない。

気分ののらない日も乾燥までお任せすれば、朝ちょっとだけど、ゆっくりすることができる。
体験してみなければ分からない。
贅沢だけど生活にゆとりが生まれました。

ドラム式の洗濯事情、、、
・洗濯物を分けることなく全てを放り込み、ボタン1つでスタート。
・洗剤は計らずとも自動投入。
・干す手間、取り込む手間が不要。
・(私は天気のいい日はやっぱり干しているけど)干すことを止めたら洗濯ハンガー、ピンチ不要。
・雨が続いても、家じゅう洗濯物だらけにならない。
・花粉の季節も花粉に怯えなくてよい!
・娘たちの帰省荷物が少なくて済む。
・私たちの下着も必要最低限で、数を減らすことができる。
面倒なのは、
・フィルターの掃除を小まめにする必要がある。
・洗濯機がオシャベリなこと。(解除できるけど、無いと寂しいので喋らせてます!笑)


このように、ドラム式洗濯機は、私に時間的&心理的ゆとりをくれました。
この数年は長患いだった義母だけでなく、義父やオットの入院もあって、朝から忙しく出掛けることの多い毎日でした。
ドラム式に任せておけば、洗濯の出来上がりを待たずして出掛けられました。
帰宅したら乾いているのです。
洗濯という家事からの解放は、時間の余裕を生みました。


洗濯機壊れてないから、新しく買えない。
最初は私もそう思いました。
でも、かなり助けてもらえます。
ニコニコして、オットにも洗濯を任せられます!笑

子育て世代の皆さん、介護世代の皆さん。
QOL上がりますよ。
ドラム式洗濯機、いかがですか?
(私は電気屋さんではありません、悪しからず、、、)

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