言葉に隠された「ものさし」〜能力主義的な見方に縛られない教育を〜
昨今、教育の世界では、学習指導要領に示された資質・能力という言葉が一種の流行(はやり)になっています。
この業界に身をおいていると、この言葉を聞かない日がないくらいよく聞く言葉です。
そして、この言葉は「〇〇力」という言葉とも実に親和性が高いと思われます。しかしながら、その資質・能力という言葉、教育の目標や私たち自身の「力」を語るときに非常に便利な言葉ですが、この言葉を使い続けることにどんな意味があるのでしょうか。少し考察してみたいと思います。
コミュ力への関心こそ「もの