新型コロナ 中国のライブ配信

ライブコマースとは、ライブ配信とECを掛け合わせたサービスで、配信者がライブ動画を通じて商品を紹介し、視聴者がこれらの商品を直接購入できるという仕組です。

中国での新型コロナウイルス感染拡大によって、特にサービス産業に未曾有の事態が発生している。

老舗が挑んだ新手法
この苦境をどう乗り切るのか。店が乗り出したのがスマートフォンを使ったネット中継販売、「ライブコマース」です。

中国では、アリババなど大手のネット通販事業者が4年ほど前から、この販売方法を広めていました。

出演するのはベテランの販売員。撮影や演出の指示を出すディレクター、商品の靴を用意する裏方もすべて従業員。手作りで始めた中継でした。

2月下旬に行った初めての中継では、ベテランの靴職人が登場。「千層底」と呼ばれる、何十枚も布を重ねた靴底の手法を紹介するなど、伝統の技術に裏付けられた品質をPRしました。

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回を重ねるごとに視聴者が増え、100足近い靴を紹介する、4時間ぶっ続けのマラソン中継では、視聴中に「いいね」を押す人が4万人を超える人気ぶりでした。かつて来店客が多い日でも1万人前後だったことを考えると、ライブコマースの反響の大きさに店の関係者も驚いていました。(引用:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200515/k10012431011000.html)

農村部でのチャレンジ
「ネットショップでは、よい商品があるだけではダメなんです。どうやってお客さんを集め、買う気を起こさせるのか。そのためにはお店のデザインをどうするのか。商品の説明はどうするのかを考えなきゃいけません。目立つためには経験やノウハウが必要なんです。我々は農家。お茶は作れても、ネットでの小売り経験は持っていません。新規参入し、成功を収めるためにはハードルが高かった」
そんな冉さんが打開策に見据えたのは「ライブコマース」だった。取り組んでいる農家の話を聞いて、「できるかもしれない」と思ったのがきっかけだ。

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(引用:https://news.yahoo.co.jp/feature/1708)

2つの事例から分かるように過去ライブコマースを行うという発想すらなかった場所からライブ配信のヒットコンテンツが生まれ始めている。コロナの影響によりよりライブコマースの需要と加速していくだろう。

中国では、ライブコマースの販売が数年前から市場が伸びてきているが中国の背景も大きく影響していると言われている。

中国では偽物が多く売られている事が多いのでこの様な販売者の身元がしっかりわかるものへの信頼性はかなり高くなっている。結果として、老舗企業はライブコマースというコロナが到来しなければ行わなかった手法で売上を伸ばす事が出来たのだと思う。中国でのライブコマース人気は今後も伸びて行く事でしょう。

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