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加藤俊朗先生の呼吸法

気功教室を辞める少し前に、図書館で服部みれいさんの日記を借りて読んだ

その本は、みれいさんの日々のやったこと、食べたもの、思ったことなどが短く書かれた日記だった

みれいさんは、雑誌の編集をしていたこともあり、毎日色々なことをし、色んなものを食べていた

その中で、編集部みんなでやっている活動が瞑想、ヨガ、みんなで食事を作って食べる、ベランダ菜園、そして、呼吸法だった。

谷川俊太郎さんの呼吸の先生を30年している加藤俊朗先生に編集部全員で呼吸を学んでいた。

その後、みれいさんと加藤先生の共著で本(恋愛呼吸)も出すのだが、結果として呼吸をしたことで、みれいさんを始め、編集部の何人かが結婚した。

意味が分からないかもしれないが、みれいさんの結婚はいいとして、私は読んでるときに本の中の加藤俊朗先生の場所が字が浮き出てるくら
いに気になって気になって仕方がなかったわけです。

そこで早速ググってみると、全部レッスンがキャンセル待ちで、呼吸のリーダークラスなる1年のコースが募集していたのでした。

1年か・・自己投資にしては初めての価格・・でも気になる

気功教室で、飛ばされるには緩んでなければならないと知った。

そして、緩ませるには呼吸が重要と知った。

次は呼吸を学ぶと決めてからのリーダークラス情報

さぁ、行くか行かぬか、どうする?

すでに子供の行事で行けない日が数日あり、

それについてお伺いをたてつつ、エントリ―をしていた

すぐに加藤先生から電話があり、

「ラッキーだったね、君、最後の一人だったよ」

私にやらないという選択肢はない状態になったのである。

初めての呼吸クラス

私は道に迷って1時間以上遅刻した

先生の話は進んでいて、もう空気が出来あがっていた

汗だくで歩き続け、疲れて話が入ってこない

その後、実技というか呼吸をする

毎回、色んな方法で呼吸法をするが、
加藤先生の呼吸は吐いてから吸う呼吸

吐くことに意識を集中して、その後は緩める
緩めただけで勝手に吸っているというもの

私たちが習う深呼吸は吸ってから吐くが
加藤先生の呼吸は吐いてから吸う呼吸

呼吸という字は、オギャ―と呼んで(吐いて)生まれ、吸って息を引き取る誕生と死の繰り返しであり、

そのことから呼吸という字になっている。

諸説あるが、加藤先生の呼吸はその考えで吐いて吸う呼吸となっている

そしてエネルギーが通りやすい道筋の姿勢を作り、丹田、肛門を意識して、仙骨をたてて呼吸をする

丹田を意識して吐く息とともに負の感情を手放し、プラスの感情を意識に落としこむ

これを朝、晩自宅で毎日行った

初めは、ざわついたりしていたことも呼吸とともに手放すととても平安で安心な場所に行く事ができる

あー、ただ在ることが幸せなんだ、ありがたいんだ、ただただ感謝なんだと思えてくる

毎日、その作業をしていたら、潜在意識の感情が上がってくるようになった

それは、呼吸をしているときにも上がってきたし、夢でも見るようになった

自分が忘れていた感情、思い出さないようにしていた感情だった

悲しみとか怒り、恐怖が沢山たまっていた

それらをすべてノートに書き留めた

私がリーダークラスにきた目的は、ブロックを外して次のステージに行くためのような気がしていた

そのために来ていると何となく感じていた

必ず呼吸をする前に自分の状態を観察し、
呼吸後にどう変化しているか見つめる

呼吸の前後は大体こう変化するっていう形があるんだけど、その変化がそうならない人がいる

違う原因は過去に事故に遭ったという機能的なものと心にブロックがある人の2通りだった。

でも、8~9割が心にブロックがある人がそうなる

先生はそのサインを見逃がさず、コアな部分を
どんどん炙り出す
毎週、泣いちゃう人が何人かいる

魂に触れられると勝手に涙が出てしまうのだ

呼吸をすることで自分の潜在意識の恐怖、怒りとか悲しみが上がってきたことで私は自分のインナーチャイルドが傷ついていることに気づき、自分のインナーチャイルドに手紙を書くことにした。

昔の呼び名で書くといいらしいが、小さいめぐちゃんへと書き出した

まずは、つらかったのに気づいてあげなかったことを謝ってから、順番に覚えていること、思い出されたことに対して、この時こういう気持ちだったんだね、分かるよーと一つ一つ話しかけるように手紙に書きだした

そうすると、何かすっきりして軽くなり、小さいめぐちゃんが気づいてくれてありがとうと
言ってくれた気がして、とっても楽になった。

それからは、メッセージ的な夢も見なくなった。

息という字は、自分の心と書く。

息調えば、心調う。心調えば、息調う。

心即ち息。息即ち心。

中国にある言葉らしい。

呼吸が乱れているのは、心の乱れなんだな。

私は、ブロックを外して、次のステージにいくためにリーダークラスに来ているんだと確信した

次回は、いよいよブロックを外す話になります。

読んで下さってありがとうございました。

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