「デンマークのお話会」に参加して

以前ご案内させていただいた、第１回目のデンマークのお話会
先日、無事終了いたしました。

ご参加された方より、ご感想をいただきました。

*

呼吸の新聞 あきこ様

今日はデンマークに触れる小さな旅に参加させて頂き楽しく美味しく新鮮な時間でした。ろうそくを灯して火を見つめていると気持ちが落ち着きますね。

デンマークの生活は人からも自然からも呼吸が聞こえてきて愛し愛されあっていますね。四季のある日本には豊かな自然を表現する文化や言葉や営みがあり、息苦しさの中にも確かに愛おしい風景があります。
何をすべきか何が大切か本当は根っこの部分では皆知っているのでしょうね。
自分や周りの人を信じることが出来なくなり理屈で言葉を紡ぎがんじがらめになっているのが今の日本の文化ではないでしょうか。

美味しいものは美味しい。
嬉しい時は嬉しい。悲しいときは悲しい。当たり前の気持ちに境界を作る大人が子供に何を伝えられるかと常々考え、息苦しい大人のもとではやはり息苦しさしか残らないと感じています。

皆さんやあきこさんのお話しを聞いて一人一人が自由に素敵な時間を過ごして大人になっていける日本にしていきたいと思いました。
長文になりましたが改めまして出会えた事に感謝いたします。
（はるかさん・女性）

【呼吸の新聞より】
はるかさん、ご丁寧にご感想をくださりありがとうございます。
ともて嬉しく拝見させていただきました。

東京にいながら、デンマークに触れ、旅した気持ちになってくださったことも、『本当に良かった！』と心から思うことができました。

おかげさまで第1回目のデンマークのお話会はとても素敵な
フィードバックを沢山の方からいただいて。

他にも「ご感想をのせていいですか？」とお尋ねした方もいたのですが
心の準備ができてない方が多く
そんな中で、はるかさんの承諾をいただいて
お声をnoteにアーカイブできることをすごくありがたく思っています。

はるかさんの文章を読んでから、私は以前の自分が書いた日記を見つけました。そこには20歳の私が、周囲の誰「自分はどうしたいの？」と聞かれたことが書かれていました。

何気なくこのことを聞く人はいるけれど
『これはちょっとずるい質問でもあるな』と今の私は思います。

あの頃の私にそう尋ねた人が、「自分はどうしたいの？」と逆に尋ねられて
答えをスラスラ言える人が、正直に話す人は誰だろう？と考えた時
思わず首をうーんとひねってしまいました。

そして、今になって思ったことは、残念ながら私は相談する相手を間違えたのかもしれないな。ということ。

「自分はどうしたいの？」という、答えにくい質問をする人ではなくて
「あなたの話を聞いてこう思ったんだけれど」とフィードバックを返してくれる。そんな人を私は選ぶべきだったんです。自分を進ませるために。

だけれど、当時の自分はそこはポイントではなかったのでしょう。
『話を聞いて欲しかった。』多分そこだけに一点集中。
後のことまでとか、自分はどうしたいとか考えられなかったから
ある意味「どうしたいの？」と聞かれても仕方ないけれど、あれから20年くらい経ち、色んな国、色んな人、色んな考え方に触れて
「どうしたいの？」じゃなくて「あなたはこうしたいんだね、と感じる。」と答えてくれる人も世の中にいるのだと知りました。

はるかさんが、日々どうしてもそう感じてしまうことが、少しでも和らいで
前進してゆくことを心から願っています。

デンマークのお話会は時間の制約があり、お見せすることができなかったのですが、お気に入りの、デンマークの生徒たちと一緒に行った
スペインの修学旅行の時の１枚を残します。

もし、ふとこの言葉に触れたくなったら、ここに残しますので
いつでも戻ってきていただけたら嬉しいです。

（呼吸の新聞・あきこより・10月・日本にて）

◎呼吸の新聞の今までの本を期間限定で販売しています。
（9月28日まで）


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◎10月22日（祝日・火・東京）
「ヒュッゲを体に通す冬へ」（〆切10月15日）
「体」「女性」「ふんわり」がキーワド☺︎


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◎10月27日（日・東京）
↓呼吸の新聞の15回目のお話会
デンマークの旅のお話会＋お食事会（〆切10月６日）
「考える」「教育」「幸福」がキーワード！


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