伊勢志摩さんぽ
足早に秋は過ぎ去り、世間はもうすぐクリスマス。
自分へのご褒美に何か買おうかなぁと思っていたところ、ふと頭をよぎったのが「真珠のアクセサリーを買うこと」でした。
今まで宝石に興味はなかったけど、真珠は冠婚葬祭の場で広く使えるし、何かひとつちゃんとしたものを持っていてもいいでしょう。。。
勇んで百貨店の宝飾売り場へ行ったものの、月収の約半分が最低ラインの価格帯にダッシュで逃げ帰ってきたのが今回の旅のプロローグ。(分かっていたけど高かった。めっちゃ高かった。あと販売員さんが美人すぎ&他のお客さんたちが場慣れしすぎていて庶民にはハードモードでした………)
ということを上司に相談したら(もっと仕事のことを相談しろ)、「伊勢志摩の方なら安く買えたりしないのかな??」と。
そ れ だ !!!!
以上、前置きがいつになく長くなってしまいましたが今回は真珠さがしの伊勢志摩さんぽなお話です。
ではどうぞ〜〜!
「ミキモトパール」の創始者である御木本幸吉氏が真珠の養殖に着手した英虞湾はいわば「養殖真珠発祥の地」でもあり、老舗の真珠店が何軒も軒を連ねていました。
真珠の養殖は核入れ作業や貝のメンテナンス、選抜作業に高い技術が必要ですが、後継者問題もあり廃業される養殖業者さんもいるのだとか。。。難しいですね…
アコヤ貝から産み出される真珠が、一般に「真珠」と言われてイメージする真珠(3〜8mm)です。真珠の大きさは貝に入れる「核」の大きさで決まりますが、アコヤ貝そのものがあまり大きくないため、生産される真珠の大きさは大体8mmくらいになっています。
ペンダントトップや指輪に使われる大きなサイズの真珠は、南洋の白蝶貝や黒蝶貝から産まれます。白蝶貝はアコヤ貝の約3倍の大きさがありますので、大きな真珠が作られるのも納得です。
ちなみに真珠の色は、貝の内側の色が大きく影響しています。貝の内側のオーロラのような色合いが複雑で美しい真珠の色を生み、また内側が黒い黒蝶貝からはブラックパールが作られます。
(なおアコヤ貝からは金色や黒色の真珠は作られません。もしそんな謳い文句のお店に出くわしたら気をつけて、とのことでした)
お店には数千円〜数十万円まで幅広い値段の真珠アクセサリーが並んでいましたが、真珠の価値は主に「色、形、輝り(てり)、巻き、大きさ、傷」の6項目で決まっているそうです。
ただ、これらはあくまで価格をつけるための基準であって、結局は「自分がどんな真珠が欲しいか」で決めてOK!
形がいびつな「バロックパール」は個性的な形が魅力ですし、色も好きな色や似合う色を選ぶことをオススメします。
今回の粒は6.5mmで一般的な7〜7.5mmより一回り小さく、ほんの少し可愛らしさがあるところもお気に入りです!
表面に若干の凹凸はありますが、じーっと近くで見ない限りほとんどわかりません◎
大満足で旅の一番の目的を達成!あとはのんびり、まったりお散歩です。
伊勢志摩真珠旅、めちゃくちゃ楽しくて大満足!
地方の特産をじっくり巡って買うのは勉強にもなるし、モノへの思い入れが深まってとってもオススメ◎
また来年、なにかひとつジュエリーを買いに行く旅をするのもいいかも!と思えた一日でした。ではまた!
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喫茶店に行ってきます〜