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2023年 新たなる乃木坂46

2023年、最初のnoteです。気合い入れていきましょう。

2023/01/06、乃木坂46の最後の1期生であり2代目キャプテンの秋元真夏さんが、2023/02/26で乃木坂46を卒業することを発表しました。齋藤飛鳥さんの卒業に続き、最後の1期生となった彼女の卒業は大きな話題になっています。

2022年は乃木坂46にいろいろな注目すべき出来事がありましたね。そして年始からこのような出来事が発生するとなると、2023年も話題に事欠かないでしょう。

メンバーの卒業は毎回寂しいです。とはいえ、齋藤飛鳥さんにせよ秋元真夏さんにせよ、なんとなく卒業が発表されそうな雰囲気を感じていた時期にそれが行われました。知らず知らずのうちに心の準備がある程度仕上がっていた分、これまで経験した卒業発表よりは寂しさを抑えられています。

ひとまず僕は秋元真夏さんの2代目キャプテンとしてのお務めを心から労いたいと思います。

さて、今回のnoteでは秋元真夏さんの卒業に起因して僕が乃木坂46に抱いた考察をアウトプットします。いずれの考察も、乃木坂46が大好きな個人の意見・見解として受け止めてほしいと思います。


乃木坂46の卒業適齢期

2022年、新内眞衣さんから始まり齋藤飛鳥さんに至るまで合計7人が乃木坂46を卒業しました。その7人の卒業時の年齢を平均すると25歳です。

それに対して、白石麻衣さんや松村沙友理さん等の乃木坂46のレジェンドは20代後半で卒業しました。ちなみに秋元真夏さんは29歳で乃木坂46を卒業します。強い存在感を放っていたメンバーが20代後半で卒業したことが影響してかしら、2022年卒業生の平均年齢が25歳というのは思いの外若いように思います。

しかし、乃木坂46が結成した時点から2022年12月までの卒業生一覧を見ると、25歳を超えてから乃木坂46を卒業したメンバーは数人しかいません。実は少数派なんですね。ほとんどの卒業生が、25歳もしくは20歳以上25歳未満で乃木坂46を卒業していることが見て取れます。

この事実を鑑みれば、2022年卒業生の平均卒業年齢が25歳であることは、かなり傾向に沿った現象だと思います。

現時点で25歳を超えているメンバーやこれから25歳を迎えるメンバーの卒業を推奨したり望んだりする意図はありませんが、乃木坂46は最長25歳で卒業するのが適当な組織になっていると考えられます。

もしこの考察が正しい場合、一見すると乃木坂46の卒業ラッシュはまだ終息しておらず、これからも続いていくでしょう。

秋元真夏さんの卒業により、乃木坂46の最古参は2期生である鈴木絢音さんとなります。彼女は2023年に24歳を迎えます。卒業適齢期である最長25歳が目前であり、年齢だけを基準にすればいつ卒業が発表されても不自然ではないでしょう。最古参であることも相まって、次に卒業を発表するのは鈴木絢音さんである可能性は高いと思います。

そして、これからの乃木坂46の中核を担うのは2期生の次の古参である3期生だと言われています。とはいえ、3期生には最長25歳にまつわるメンバーが少なくありません。

すでに25歳を超えている吉田綾乃クリスティーさん、2023年に25歳を迎える佐藤楓さん、2023年に24歳を迎える梅澤美波さん、向井葉月さん、山下美月さんの5人が顕著な例です。

そして、4期生にも最長25歳にまつわるメンバーがいます。2023年に24歳を迎える田村真佑さんと弓木奈於さんの2人が顕著な例です。

この7人は、やはり年齢だけを基準にすればいつ卒業が発表されても不自然ではないと思われます。なんといっても24歳といえば、西野七瀬さんや生田絵梨花さんや齋藤飛鳥さんが卒業した年齢ですからね。

なお、繰り返す通り僕は彼女達の卒業を推奨したり望んだりしてこのような自論を述べているわけではありません。むしろまだまだ在籍していてほしいです。あくまで乃木坂46からメンバーが卒業してきた経緯から読み取れる見解を述べています。

また、後輩のメンバーほど卒業が遠い将来になるのが一般的です。

であれば、4期生という比較的後輩の層に卒業適齢期にまつわるメンバーが在籍していることによって、最長25歳を延長されていく可能性も充分に考えられます。卒業適齢期が最長25歳というのはあくまで傾向に過ぎないものです。

なるほど、20代中盤で別の進路に進むことやそれを検討することは1社会人として大いに理解できます。

社会人であれば、30代に近づくにつれて別の進路に切り替えるのが難しくなっていくことは自ずと感じ取るはずです。だからこそ、多くの人は30代を目前に控えてまだ進路切り替えがしやすい20代後半の最初である25歳に、今後の人生について思いを巡らせるのでしょう。

アイドルといえども人間であり、自らの将来や人生について考えるのは当然のことです。アイドルという、年齢がその進退に大きく影響しやすい職業であればなおさらかもしれませんね。


乃木坂46の生まれ変わり

乃木坂46の卒業適齢期が最長25歳であるということは前章で考察した通りです。とはいえ、特に中核を担うと言われている3期生には、たとえ25歳以上になってもまだまだ在籍していてほしいです。

これは乃木坂46が大好きな人間としての希望であると同時に、これからも乃木坂46が繁栄していくための戦略提案でもあります。詳しく述べていきましょう。

秋元真夏さんの卒業は、乃木坂46にとって大きな意味をもつ節目です。

彼女の卒業によって、乃木坂46はオリジナルメンバーである1期生が全員卒業することになります。これによって乃木坂46は2023/02/26以降に新乃木坂46とでも言うべき別のグループに生まれ変わるとも言えます。

このようなグループの生まれ変わりが起こる時、特に1期生が在籍している乃木坂46を愛するファンはロスを起こしがちです。生まれ変わったグループが乃木坂46の看板を背負っていることに違和感を感じてしまうのだと思います。

これは乃木坂46におけるテセウスの船問題に繋がりますね。オリジナルメンバーが全員いなくなった乃木坂46は、乃木坂46と言えるだろうかという疑問が沸き起こるのでしょう。

その違和感や疑問は乃木坂46に対する愛を阻害し、最終的には乃木坂46のファン離れを引き起こしてしまう危険性があります。

そのような問題を回避するためには、乃木坂46自体が生まれ変わると同時に、ファンに乃木坂46が生まれ変わったことを好意的に受け入れさせる必要があります。

これまでのnoteにアウトプットしてきた通り、僕はそのための手段を提案してきました。

その提案内容を一言で言えば、過去の乃木坂46とは異なる、現在の乃木坂46ならではの魅力を作り出して訴求していくことだと表現できます。

現在の乃木坂46が過去の乃木坂46の比較対象になることを回避し、過去の乃木坂46も良いし今の乃木坂46も良いという対等な評価を作り出せるように仕向けていくべきだという思想故の提案です。僕は以前から乃木坂46の生まれ変わりを推奨しています。

僕は乃木坂46が大好きであり、「前の方が良かった」というような世代交代について回る聞き飽きた評価によって乃木坂46が衰退していくことは望まないのです。

3期生が新乃木坂46の中核を担うのは、ファンに乃木坂46が生まれ変わったことを好意的に受け入れさせるための有効な手段になると思います。

3期生は2期生の鈴木絢音さんに次いで乃木坂46の在籍期間が長く、加入してから7年目を迎えています。

乃木坂46のオリジナルメンバーである1期生が多く在籍していたころに加入し、それだけの年月を過ごしているのです。であれば、3期生にはしっかりと乃木坂46らしさとでも言うべき、乃木坂46の色が浸透しているはずです。

過去の乃木坂46のオリジナルメンバーではない、つまり1期生ではないとはいえ、彼女達は紛れもなく乃木坂46です。

さらに、在籍期間が長いということはファンと接してきた時間も長いということです。それによって、ファンは3期生が乃木坂46であることを承認しています。今さら彼女達が乃木坂46であることに疑問を差し挟む余地はありませんよね。

これらの要素から考えれば、3期生は過去の乃木坂46の性質を強くもっていることが分かります。

次に、もう一つ観点を追加してみます。

秋元真夏さん卒業後の乃木坂46に残留するメンバーは、全員が新乃木坂46のオリジナルメンバーです。全員が新乃木坂46の1期生であり、読んで字の如く、新乃木坂46の原点とも言うべき存在になると思います。

ということは、3期生は新乃木坂46のオリジナルメンバーの中でも、過去の乃木坂46の色を比較的強くもったメンバーに分類されるんですね。

これらの要素から、3期生はこれまでの乃木坂46とこれからの乃木坂46の両方の色彩を併せもっていると言えます。

もちろん、4・5期生も両方の色彩をもっていることは同様です。しかし、後輩ほど在籍期間や1期生と過ごした時間が短く、これまでの乃木坂46の色彩がより濃いのは3期生です。

つまり、3期生はこれまでの乃木坂46の色彩が4・5期生より濃く、これからの乃木坂46の色彩は4・5期生と同等なのです。

そんな3期生が中核に据えられた新乃木坂46がこれまでの楽曲と新たな楽曲を歌い踊り、新乃木坂46ならではの魅力を作り出していけば、これまで乃木坂46を愛してきたファンに違和感なくグループの生まれ変わり受け入れさせることができるのではないでしょうか。

そのためには、なによりもまず3期生がグループに在籍し続けて、なおかつ存在感を示す必要があるのです。

この数年で多くのメンバーが卒業したことやそれに伴って選抜メンバーに多少の入れ替わりが生じたこと、新たなメンバーが加入したことで、ただでさえファンは乃木坂46の変化に馴致させられていると思います。

これは、ファンに乃木坂46の生まれ変わりを受け入れさせる上で非常に好ましい状況です。この機運に乗り、3期生がグループの中核に据えられることでいよいよ生まれ変わりは成就すると思います。

しかも、中核に据えられて活躍の機会が増えることで、グループの活動に今まで以上のやりがいを見出させることが出来るかもしれません。

もちろん、3期生の負担は大きくなるでしょう。かつての1期生のように、今まで以上に3期生の存在感を示し、新乃木坂46の原点であることを訴求していかなければなりません。

そのためには新たな分野に挑戦したり現在の能力をさらに磨き上げたりして、なおかつ功績を挙げていく必要があります。

そうでなければ存在感が霞んでしまい、確固たる生まれ変わりを謳うことはできません。乃木坂46の生まれ変わりは、秋元真夏さんが卒業するだけでは足りないのです。

組織において古参の負担が大きくなるのは当然です。初代センターである生駒里奈さんが在籍していた頃の乃木坂46に加入し、後輩を守る1期生に触れ続けてきた3期生自身がそれを最も理解しているのではないでしょうか。

未だに人数が多い3期生の絆があれば、きっと生まれ変わりに付随する困難を乗り越えていけると思いますし、僕はそれを信じています。

そして何より、3期生が強い絆で繋がっていることこそ、彼女達が乃木坂46であることを物語っているのではないでしょうか。乃木坂46の魅力に、メンバーが強い絆で繋がっていることが挙げられます。彼女達は間違いなくこの魅力を継承しています。

僕はそんな強い絆で繋がった乃木坂46が大好きであり、応援していきたいと思っています。

確かに、わざわざこのような戦略提案をせずとも、3期生は自然と新乃木坂46の中核になるでしょう。しかし、成り行きに任せる無計画な事業など言語道断です。事業とは計画が土台となって運営されるべきものです。

どんな企業・事業であっても、計画をもとに運営・成長していかなければ供給者としての体裁が崩壊し、最適な価値提供ができなくなってしまいます。

そのようなことを回避するためにも、事業の根幹にあるべき戦略を言語化しておくことには大きな意義があります。


3代目キャプテンは誰?

上述した通り、秋元真夏さんは乃木坂46の2代目キャプテンです。そして彼女が卒業することで新たなキャプテンが選出されるでしょう。

2代目キャプテンの人選が発表された時の前例を踏まえれば、2023/02/26に開催される秋元真夏さんの卒業コンサートで、3代目キャプテンに誰が選出されたのか発表されるはずです。

さて、乃木坂46の3代目キャプテンは誰になるのでしょうか。

ちなみに現在の乃木坂46には副キャプテンがおり、3期生の梅澤美波さんが就いています。

単純に考えれば、彼女が副キャプテンから昇格して3代目キャプテンに就任するのが自然だと思います。実際に彼女が3代目キャプテンに就任する可能性は高そうです。

しかし、僕はここで敢えて梅澤美波さんが3代目キャプテンに就任すべきなのかどうかを考えてみたい。

なお、彼女の人格がキャプテンのそれに適していることは重々承知しています。彼女の人格に疑問があってこのような思案をするのではありません。恐らく、新乃木坂46において梅澤美波さん以上に人格の面でキャプテンに適している人材はいないでしょう。

ではなぜこのような思案をするのかというと、近い将来で乃木坂46に降りかかるかもしれない危機を未然に回避する意図があります。その意図において、キャプテンの人選はとてつもなく重大な命題だと考えています。こちらも詳しく述べていきましょう。

初代キャプテンである桜井玲香さんは2012年6月にキャプテンとなり、2019年9月の卒業までその務めを果たして来ました。就任期間は約7年間です。そして偶然か必然か、彼女は25歳で乃木坂46を卒業しています。

桜井玲香さんが乃木坂46に向ける愛は本当に強いものがあり、それによって乃木坂46は7年間堅実に成長してきたように思います。言うまでもなく、初代キャプテンとは偉大な存在ですね。

そして、秋元真夏さんは2019年9月に2代目キャプテンとなり、2023年2月にその務めを終えます。就任期間は約3年間です。

就任期間中、仲の良い同期や後輩の卒業が連続したり、多くの変革が起こったりして大変な思いをしたことは間違いないでしょう。桜井玲香さんの就任期間とは質の異なる大変さがあったと思います。

なお、桜井玲香さんの就任期間より秋元真夏さんの就任期間が短いことを問題視するつもりはありません。秋元真夏さんは2代目キャプテンとして立派に振る舞ってきたことは承知しています。

例えば、彼女が2022年3月に出演した「のぎおび」で5期生の中西アルノさんの活動休止に言及していました。恐らく台本とはいえ、他のメンバーが触れずにいた話題にただ一人言及して矢面に立った姿はまさにキャプテンのそれだったと思います。こんなことは本人の了承なしに実行できることではないのです。彼女はキャプテンにふさわしい。

僕が懸念を抱き問題視しているのは、キャプテンの入れ替わりが頻発するのは良くないということです。

たいてい、指導者に位置づけられる人間が次々と交代を繰り返す組織は衰退しやすいものです。そのような組織には模範となるべき存在がいないに等しいです。それでは構成員の方向性がまとまらず、悪しき流動性が定着しがちです。

各構成員の組織に対する帰属意識がなくなっていき、組織の看板を背負う責任感が希薄になります。そうなると、組織に対して無責任な行為をしてしまう構成員が出てきてもおかしくありません。

そして無責任故に、いざとなれば軽い気持ちで脱退を決意するでしょう。そしてそれは他の構成員に組織への疑念や懸念を抱かせて脱退の連鎖が発生し、最終的には組織そのものが崩壊しかねません。

このように、キャプテンの入れ替わりが頻発することは乃木坂46の崩壊を招きかねないのです。

僕は乃木坂46が大好きであり、そのような悲しい未来は望みません。だからこそ、乃木坂46においてもキャプテンの入れ替わりが頻発することは良くないと考えています。

それはすなわち、3代目キャプテンには可能な限り長期間その地位に就いていてほしいと望んでいることでもあります。

そのような観点から梅澤美波さんがキャプテンに就任することを想定した時、どれだけの就任期間が確保できるのでしょうか。

上述した通り、乃木坂46の卒業適齢期は最長25歳だと考えられます。そして梅澤美波さんは現在24歳です。卒業適齢期を基準にすると、確保できる就任期間は約1年ほどかもしれません。繰り返す通り、年齢だけを見ればいつ卒業が発表されても不自然ではないんですね。

確かに、キャプテンに就任することは在籍期間を伸ばす効果が多少なりともあるでしょう。梅澤美波さんがキャプテンに就任したら、25歳以上になっても乃木坂46に在籍し続ける可能性は高くなるとは思います。

しかし、乃木坂46に在籍し続けることや卒業することは本人の意思によるものであり、僕はそれを尊重します。人気メンバーである梅澤美波さんの卒業を長引かせようとする邪な思惑で彼女をキャプテンに選任することには反対です。

さて、こんなことは想像したくないのですが、梅澤美波さんが2024年・25歳で卒業を発表したら、恐らく乃木坂46にとってもファンにとってもあまりに早すぎるキャプテン交代となるはずです。キャプテン交代が頻発しているような感覚を覚えるのは想像に難くないです。

そうなると、悪しき流動性を発動してしまう危険性があります。乃木坂46の崩壊に繋がりかねません。

グループを統括することの他に、そのような事態を回避することもキャプテン選出の目的に含めるならば、卒業適齢期である最長25歳に対して比較的余裕のある年齢のメンバーを3代目キャプテンに据えるのが良いと僕は考えています。

その観点で考えた時、3代目キャプテンは誰が適任なのでしょうか。これまでの慣習から見出した条件と僕の考察で抽出を行うと、自ずと適格者が見出だせると思います。

第一に、これまでのキャプテンは選抜の常連メンバーから選出されてきました。これに則れば、3代目キャプテンも選抜の常連メンバーから選出されて然るべきでしょう。

第二に、キャプテンは古参のメンバーから選出されてきました。秋元真夏さんが卒業した後の乃木坂46において古参に分類されるのは2期生と3期生です。在籍期間が長いことや2期生よりも人数が多いことが相まって、3期生が実質最も威厳を放つ先輩になるはずです。であれば、キャプテンは3期生から選出されるべきだと思います。

第三に、3期生の中で最長25歳に対して比較的余裕のある年齢のメンバーを探してみましょう。

梅澤美波さん以外で、選抜入りの頻度が高くて、3期生で、最長25歳に対して比較的余裕のある年齢のメンバーを若い順に挙げると、岩本蓮加さん、久保史緒里さん、与田祐希さんです。

3人とも目覚ましい活躍をしているメンバーですね。舞台や映画に出演した経験が共通してあり、芸能人としての経験値は比較的高く、先輩としての振る舞いには事欠かないように思います。個人的には、この3人の中では久保史緒里さんが最適だと思います。

また、キャプテンとは年長者が選出されやすいのが一般的です。それに対してサプライズ人事が実行されるのであれば、3期生の最年少である岩本蓮加さんがむしろ最適になりますね。これはこれでありだと思います。

とはいえ、この3人であっても梅澤美波さん以上にキャプテンとして振る舞っている姿を想像するのは正直に言って難しいです。

であれば、もしも予想通り梅澤美波さんが3代目キャプテンに就任した場合、2代目副キャプテンをこの3人から選出するのはどうでしょうか。

もし2人の3期生がキャプテンと副キャプテンに就任したら、前章で述べた存在感を示すと同時に先輩としての統率を強く発揮できると思います。

僕のイメージでは、特に2代目副キャプテンが久保史緒里さんになったら、梅澤美波さんと久保史緒里さんのペアが統率者として存在する新乃木坂46にはとても堅実な印象を覚えます。

二人とも卒業生である白石麻衣さんや生田絵梨花さんを深く敬愛しているのです。その思いは強い責任感と威厳を生み出し、新乃木坂46を守り成長させる上でかけがえのない信念になるはずです。

なお、副キャプテンが新乃木坂46でも設けられるのかどうかは分かりません。個人的には、副キャプテンという存在はキャプテンが秋元真夏さんだったからこそ設けられたような感があります。もしかしたら、新乃木坂46では副キャプテンは設けられないかもしれませんね。

また、当然ながら梅澤美波さんが20代後半まで乃木坂46に在籍する意思があるならば、僕の懸念は杞憂で終わります。


まとめ

乃木坂46におけるテセウスの船問題を思い起こしてみましょう。

果たして、オリジナルメンバーである1期生が全員卒業した乃木坂46は、乃木坂46と言えるのでしょうか。

僕がこの記事でアウトプットしてきたことを総括してその問いに答えるならば、乃木坂46と言えると思います。

しっかりとオリジナルの色に染まった3期生が中核を担い、今度は彼女達が原色となって後輩を乃木坂46の色に染め続けていけば、生まれ変わりをファンに受け入れさせた上で乃木坂46であり続けることができるはずです。

これまで乃木坂46は、新期生が加入して約1年が経過したころに新期生を表題曲のセンターに起用してきました。その伝統に則れば、いよいよ5期生の本格的な選抜加入が開始されるはずです。

考えてみると、この伝統は乃木坂46の生まれ変わりを成功させる上で非常に画期的です。

伝統であるが故に、それを実行し続けるだけでこれまでの乃木坂46の雰囲気を作り出せます。それと同時に、新期生がセンターを務めることで生まれ変わりの新鮮さを強く訴求できます。たいてい、ファンはこのような新鮮さを好意的に受け取るでしょう。

意図的なものかどうかは分かりませんが、このような巧妙な施策が随所にあるから乃木坂46は面白い。5期生の誰が選抜加入を勝ち取るのか非常に楽しみです。2023年も乃木坂46から目が離せませんね。

以上、「2023年 新たなる乃木坂46」でした!!

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