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乃木坂46 5期生の注目ポイントはココだ!

来たる2022/04/27、第2回「5期生お見立て会」が開催されますね。乃木坂46公式サイトのニュースによると、このイベントには5期生である11人が全員出演する予定になっています。

いやはや、5期生はデビュー当初から心象が悪くなってしまうニュースが複数あり、多くの人がその行く末を心配していました。それに起因し、世間には様々な意見が飛び交っています。

僕自身も色々と考えてしまうところは当然ありますが、それでも5期生全員が顔を揃えるイベントは初めて開催されるものであり、なんとかここまで来れたかという安堵を覚えています。

悪いニュースばかりに目を向けていても良いことはなく疲れるだけです。せっかく5期生全員が初めて顔を揃えるにあたり、今回は僕が考える5期生の注目ポイントをアウトプットします。

なお、この記事で述べる意見は乃木坂46の公式サイト乃木坂46 5期生お披露目特設サイト等に掲載されている、公式の情報を主な論拠とします。インターネット上の有志が公開している情報はあくまで非公式のものであり、信憑性が低いと捉え、論拠として基本的に活用しません。


5期生の出身地とオーディション応募資格の関係

5期生は2022/02/02から毎日一人ずつ、乃木坂配信中というYouTubeチャンネルで45秒程度の紹介動画が公開されデビューしました。その当時話題になっていたのは「5期生には千葉県出身者が多い」ということです。

現時点で判明している千葉県出身者は菅原咲月さん、小川彩さん、冨里奈央さん、奥田いろはさん、中西アルノさんの5人が千葉県出身であり、5期生のおよそ半数です。

ここで「なぜ5期生には千葉県出身者が多いのか」という疑問が生じます。その命題に対する答えは、僕は偶然だと考えています。

しかし、命題の範囲を少し広げて「なぜ5期生には関東出身者が多いのか」とすれば、ある必然性が見出だせると考えています。これから僕の考察を後述していきますが、できればそれを読む前に、この記事を読んでいる方にも是非その命題の答えを考えてみてほしいと思います。

ちなみに関東出身者は上記の5人に加えて井上和さん、池田瑛紗さん、川﨑桜さんがいます。現在公開されている情報によれば11人中8人が関東出身者であることが判明しています。ここまで割合が多いのであれば、偶然ではなく何かしらの必然性があると考えるのが普通だと思います。

僕の考察を結論から言えば、5期生に関東出身者が多いことは5期生オーディションの構成が強く起因していると考えています。5期生オーディションの公式サイトによるとオーディションは下記の流れでした。

  1. web上でのエントリー

  2. オンラインでの2次審査(内容不明)

  3. 全国各地での面談審査

  4. 東京での面談審査

  5. 東京での研修生審査

  6. 3ヵ月程度の研修期間

  7. 合格発表

この流れを見て分かる通り、5期生オーディションは研修期間を経て合格者が選出される構成になっていました。つまり、研修生に選ばれたからといってオーディションに合格するわけではなかったのです。

その証拠に5期生オーディションの公式サイトの応募資格欄には、応募資格の一部として下記の2項目が掲げられています。

・遠方にお住まいの方で、研修生に選ばれた場合、速やかに上京・在住できる方。

・研修生に選ばれた方は研修がございますので、そちらに参加可能な方。
※研修生に選ばれたとして、研修期間の成果を持って、新メンバー合格の判断をさせていただきます。尚、研修生に選ばれた後も新メンバー合格に至らない場合もございますのでご了承ください。
https://nogizaka46audition.com/s/na/?ima=0000

これらの応募資格が如何に関東以外、つまり地方出身者の覚悟を問うものだったのか、そして生半可な覚悟の地方出身者のエントリーを抑止するものだったのか想像に難くありません。

5期生オーディションは2021/07/19に応募受付が開始されました。当初の予定では、研修期間を含めて12月中に合格発表が行われる予定でした。7月から12月にわたる期間は、多くの中学校・高校において夏休みの開始から終了、学年中期開始から中期終了に伴う後期開始の期間と重複します。つまり学校への通学期間が大いに含まれるのです。

オーディションの被選考者は主に中学生~高校生の女の子です。そのような子達が、研修生に選ばれた段階で合格が内定したわけではないにも関わらず上京するとなると、特に地方出身者は休学するか東京の学校に転校する他ないのが現実だと思います。

確かに、学校によってはオンラインによる地元の学校への通学を許容してくれる可能性も考えられますが、オーディションの最終選考に至ったから特別扱いするというのは学校がとる態度として考えにくいです。

そして研修期間を経て不合格を言い渡されてしまった場合、恐らくは東京から実家に戻り、地元の学校に再転校せざるを得ないでしょう。地元の友人達に「乃木坂46のオーディションで最終選考に選ばれたから上京する」と別れを告げて上京にしたにも関わらず、おめおめと地元に帰ってくることになってしまいます。

そんな状況になれば、あまりに格好がつかず、周囲からの視線に耐えられなくなってしまうでしょう。

このような応募資格やそれから想定される状況を考慮すれば、地方出身者のなかにはそもそもオーディションへのエントリーが億劫になって断念する人や、研修生に選ばれてから選考を辞退する人が多々いたと想像できます。

その結果、最終的に選出された5期生には関東出身者が多く、そして偶然にも千葉県出身者が多いのだと思います。

さて、地方出身者に対して関東出身者は、上京することに地方出身者ほどの抵抗がないと思います。

上京したところで、実家は随時帰省できる距離にあるでしょう。また、体力的には辛くなりますが在京中でも地元の学校に通える環境であり、転校までする必要はないと考えられます。なおかつ関東出身者であればオーディションを受けるまでの人生で東京へ足を運ぶ機会は何度かあって、もはや東京は行き慣れた場所と化していたのではないでしょうか。

以上のことから、関東出身者にとっての5期生オーディション応募資格は、たとえ同じ条件下でも地方出身者に比べて易しいものだったと言えます。東京出身者であればより易しくなります。

なお、もしかしたら地方出身者に対しての研修は、個々人の事由によっては上京を免除する寛容な措置が執られた可能性が考えられます。5期生のドキュメンタリー動画を見ているとそれを示唆するような言葉が出てきます。しかし、残念ながら真相は分かりません。


地方出身者について

前章の内容から、5期生オーディション応募資格は地方出身者にとって途轍もない覚悟を問う内容だったと考えられます。

だからこそ僕は、5期生の注目すべきポイントのひとつは地方出身者であるか否かということだと考えています。

その指標で言えば、五百城茉央さんと一ノ瀬美空さんが該当しています。

五百城茉央さんは、兵庫県出身です。彼女を含め、5期生についての詳しい情報はまだそこまで公開されていません。ただ、29thシングル「Actually...」の特典映像を観る限り、どこか肝が座っていて打たれ強そうで、困難に直面しても割りと平気な顔でやってのけてしまうような印象を覚えました。緊張や弱さが表に出ない性格なのかもしれませんが、なるようになる精神が身についているように思います。

オーディションには、やりたいことがあまりなく、兄からの軽い勧めで深い考えもなくエントリーしたと述べていました。僕の考えによれば、選考途中で落ちることを見据えていたとはいえ、地方出身者であるにも関わらず軽い気持ちでエントリー出来てしまうのは驚きです。

また、特典映像内ではご家族の話が出てきています。その話を聞く限りは長いものに巻かれることに抵抗がない思想をもつ家庭が思い浮かびます。そのような家庭で育ったからこそのなるようになる精神なのかもしれませんね。

五百城茉央さんのしなやかさは、これから芸能界で仕事していくにあたり、強い武器になると思います。与えられた仕事に平然と前向きに取り組む姿勢は周囲の人間を感心させ、さらなる仕事を呼び込みます。

そしてそのしなやかさでもって仕事の先々で多くの知識や技術を吸収すれば、芸能人として大きな成長を期待できると思います。乃木坂46という、芸能人としての絶好のキャリアと自身がもつしなやかさを存分に活用して、これから輝いていってほしいと思います。

一ノ瀬美空さんは、福岡県出身です。第1回お見立て会の時からすでにギラついていた印象を覚えています。

恐らく、地方出身者特有の方言を武器にする意図があったのでしょう。自己紹介の挨拶では「好きになってくれんと、拗ねるけん!」という一言があり、アイドルを職業にして男性ファンを獲得する強い意欲を感じました。

乃木坂46 5期生お披露目特設サイトに掲載されているプロフィールにおいても同様に方言での挨拶文を記載していて、地方出身者であることを武器にして理想のアイドル像に向かっていく意志を感じます。そのようなパフォーマンスは現時点で一ノ瀬美空さんにしか見受けられません。

僕個人の感想ですが、一ノ瀬美空さんは5期生のなかで最もアイドルという言葉から連想される、アイドルらしい容姿の持ち主だと思います。それに矛盾なく、これまでの乃木坂工事中で見せてきたパフォーマンスも非常にアイドルらしいものでした。

そのような人材は現在の乃木坂46において稀有な存在だと思います。それ故にかなり目立つでしょう。アイドルを自称しながらアイドルではなくなってきた乃木坂46で、彼女がこれからどんな持ち味を発揮してギラついていくのか非常に楽しみです。

ただ、もしあの振る舞いが作られたものならば、自分を偽らずにありのままでいてほしいとも思っています。偽りの自分でいることは基本的に辛いものであり、いずれ限界がくると思います。それよりも、ありのままの自分をさらけ出して、ありのままの自分を推してくれるファンを獲得してほしいです。

上述したように、乃木坂46はアイドルを自称してはいるものの、実態はアイドルらしくないグループだと思います。そのようなグループで活動するならば、アイドルらしく振る舞うことの方がむしろ良くないです。

それが意図的な戦略なのであればもはや異論はありません。しかし「可愛い女の子でいなくちゃ」というようなある種の強迫観念に突き動かされた振る舞いならば、一刻も早く脱却すべきだと思います。

芸能界においては生ぬるい考えかもしれませんが、人間誰しも偽りの自分でいることはストレスで、ありのままの自分でいることの方が楽であり心地よいものだと思います。

一ノ瀬美空さんの幸せを考えたとき、彼女も人間であって、偽りの自分を作ることは同様にストレスだと思います。であれば今後の幸せのためにも、デビューして間もない今のうちにありのままの自分で勝負することを覚えてほしい。僕は乃木坂46が大好きであり、乃木坂46のメンバーには幸せになってほしいと思っています。

なお、この章では地方出身者を主な題材に取り上げましたが、僕は関東出身者だから生半可な覚悟でいるとか、関東出身者だから能力が劣っているとかなんてことを述べるつもりはありません。

関東出身者であっても、受験等の学業との兼ね合いを考えればオーディションに捧げる時間と学業の時間を秤にかけなければならない場面がありますし、芸能人になることがどれだけ人生に影響を与えるかを考えれば、もはや出身地を問わない質の覚悟を求められます。

あくまで5期生オーディション応募資格の内容について考察しているのであって、5期生が抱いている覚悟に差をつけるような意図はありません。


騒動後のデビュー

覚悟について言えば、池田瑛紗さんと川﨑桜さんは他の5期生とまた違った覚悟が求められる状況だったと思います。

というのも、彼女達のデビューは中西アルノさんと岡本姫奈さんの騒動後だったからです。

乃木坂46の5期生に対して世間がどのような振る舞いをするのか、そして公職に就いたわけでもないのに過去を洗いざらい調べられることを理解した上でデビューするのは、たとえ後ろめたい過去がなくとも相当な恐怖を感じると思います。

どれだけの柵があったのか分かりませんが、その気になればデビュー前に乃木坂46への加入を辞退できたかもしれません。僕だったら間違いなく辞退していたと思います。それでも予定通りデビューし、乃木坂46へ加入した彼女達にはよほど強い覚悟があるのではないかと思います。

恐らく乃木坂46への加入以上に人生を劇的に変えるきっかけは、この先得られないでしょう。であれば、億劫になって現状維持するのではなく、せっかく得たチャンスに食らいついてやるというような意気込みがあったのではないでしょうか。

それだけの強い思いがある人材が、乃木坂46が幅を利かせる芝居の分野に進出した時、きっと大きく成長できると思います。

特に川﨑桜さんはアイススケートの経験があり、ダンスや運動については十二分の潜在能力があると思います。そこに芝居の能力が加われば、もはや舞台俳優のサラブレッドと化すのではないでしょうか。乃木坂46が進んでいる方向と成長が期待できる方向が一致しており、組織と個人の潜在能力的相性が非常に良いと思います。これは彼女の躍進を大いに期待できますね。


まとめ

この記事で重点的に触れたのは五百城茉央さん・一ノ瀬美空さん・川﨑桜さんの3人であり、僕が特に注目しているメンバーです。

しかし、5期生という時点で注目には事欠きません。これまでの乃木坂工事中を観る限り、オーディション中の研修の効果があるのか、非常に落ち着いた芸能人らしい佇まいだったと思います。

3・4期生が乃木坂工事中に出演し始めた当初は、収録中に緊張しすぎて泣き始めたり、バナナマンのお二人からの振りにうまく反応できなかったりした場面が見受けられましたが、5期生には今のところそのような姿はありません。

これから乃木坂工事中への出演が増えていくにあたり、彼女達がどんな姿を見せてくれるのか非常に楽しみです。特に菅原咲月さんのクールな見た目に反してどこか抜けているところや、冨里奈央さんの天真爛漫な姿は非常に愛おしく、乃木坂工事中で美味しい場面が多々出てくるのではないでしょうか。

また、乃木坂46の歴史を振り返った時、これまでの新規生加入時にはプリンシパルの開催が恒例行事となっていました。もしかしたら第2回「5期生お見立て会」でプリンシパルの開催が発表されるかもしれません。

だとしたら、5期生が芝居への進出を果たす最初の1歩になります。これまた非常に楽しみなイベントですね。特に川﨑桜さんのパフォーマンスには期待できそうです。

この記事を書いていてより強く実感しましたが、悪いことばかりに目を向けて不安や心配を抱くより、良いことや期待できることに目を向けてワクワクした方が断然楽しいです。

当然のことですが、どうしても人間は悪いことに敏感で、そのパワーも凄まじいが故に、能動的に明るく振る舞うのはそれなりに労力が必要です。

確かに、楽観視ばかりせずに懸念点にもきちんと目を向けてバランスを考えることは必要です。しかし、5期生についてはもう十分に悪いことに注目してきたではないですか。であれば、これからは良いことに視点を変えていきましょう。その方が楽しいですよ。わざわざ悪いことばかりに注目する必要はないのです。

第2回「5期生お見立て会」にはもちろん様々な不安がありますが、僕は期待を抱いて迎えることにします。

以上、「乃木坂46 5期生の注目ポイントはこれだ!」でした!!

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