プロレスの写真にイイねしてたら、最終的に「ひだまりスケッチ」を勧めていた件(後編)
※本日の記事は昨日の続きとなります。
まだ読んでいない方は先に↓を読まれることをお勧めします。
1.前回のあらすじ
鹿児島のプオタの私(国産マー)が、プロレスの写真にイイねしてたらなんやかんやでアラビア語圏のAさんと相互フォローになったよ!
2.ファンアートが国境を超える
それはAさんと私が相互フォローになってからしばらくたったある日の昼下がりのことでした。
AさんからDMが届きました。確認してみると、その少し前に私がRTしていた、ウマ娘のファンアート漫画のツイートが貼り付けられ、その下に
「マンガの名前は何ですか?」
と日本語で書かれていました。
「え? 漫画の名前?」「いやこれファンアートやしなあ」「そもそもウマ娘って分かるのか?」「日本語?」「調べて書いたんかな?」「In English OK よ?」
そんな風な色々な思いを抱きつつ、英語にて
「この漫画はアプリゲームの『ウマ娘』をプレイしている人が描いた漫画です。公式な名前は無いと思います。ごめんね。」
「もしこの漫画を気に入ったなら、あなたの気持ちとこの漫画家さん(ツイート主)に伝えてあげてね。絶対うれしいと思うから!(もしくはイイねボタンだけでも十分だよ)」
と返しました。(※ここから先のやり取りはすべて英語です)
すると10分もしないうちに
「僕はこの漫画が凄くかっこいいと思ったんだ! そしてそのとても素晴らしい描き方に衝撃を受けたよ! 彼に挨拶してくるよ。 僕は彼に感銘を受けたよ」
と返信が来て、
「ええ~めっちゃ気に入ってくれてるぅ!(描いたの俺じゃないけど)」
「日本語調べてストーリーも把握したのか、凄いな!」
「漫画とかイラストって国境を超えるんだなあ」
と驚いていたら、さらに追加で
「君の好みの漫画は何かある?」
と聞かれました。
3.オタク、ひだまりスケッチを布教する
「お勧めの漫画を紹介して!」と言われたとき、つまり布教のチャンスが訪れたときの、我々「オタク」の反応は大きく分けて2つに分かれます。
①とにかく自分が一番好きな漫画を情熱的に勧める
②相手の好みやイメージに併せて、気に入りそうな漫画を紹介する。
今回の私は②でした。①もそれはそれでうまくいく場合はあるのですが…
「Aさんはイスラム語圏の方、もしかしたらイスラム教徒の可能性あり。 エッチいのとか、ラブコメは避けるべきか?」
「食事に関しても宗教的な理由で地雷を踏む可能性がある、グルメ漫画は避けよう」
「プロレスが好きなら格闘技系も有りか?」
「このファンアートを気に入ったなら、絵柄が近い漫画を勧めるか?」
「いや、ストーリー展開込みで考えるなら」
「アラビア語又は英語翻訳が確実にされている漫画の方がいいだろうな」
様々な考えが頭をめぐり、最終的に私が紹介したのが、そう
「ひだまりスケッチ」(蒼樹うめ)
なのです!
そして、その後のAさんの返しが最高に素敵でした。
「I'll read it, I'm sure of your taste」(原文ママ)
その漫画を読んでみよう。君の好みを信じているよ…だと!?
人から信頼を勝ち得ることは難しいとよく言われます。
だからこそ、誰かから
「信じているよ」
という一言をもらえた時、この上なく人は喜ぶのでしょう。以上が、私の
プロレスの写真にイイねしてたら、最終的に(イスラム語圏の人に)「ひだまりスケッチ」を勧めていた件
の経緯になります。
4.まとめ
ここまで読んで頂き、どう感じましたか?
少しだけ英語を勉強していて、英文を書くことに躊躇がない男が、気まぐれにアラビア語のツイートにリプライを送ったことが、海外にひだまりスケッチを布教するきっかけとなったのです。
今思うと、私は無意識の内に「推し事 in English」を始めていたのです。
これからは、英語でのツイートを含む意識的な「推し事 in English」を、バンバン進めていくことを改めて誓いたいと思います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
もし「私も推し事について語りたい」という方がいらっしゃったら、是非コメントしてみて下さいな♪
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