見出し画像

親知らず4本同時抜歯レポート②退院まで

手術前までのレポートはこちら

2日目 手術後

目が覚めると痛み・吐き気・息苦しさなど、この世の全ての苦しみが襲いかかってきました。

喉が腫れていて呼吸ができないような感覚でしたが、麻酔で口全体と喉が痺れているせいだと思います。また口の中に血と唾液が溜まりますが、舌も痺れているので出すことができません。口の中に丸めたガーゼを詰め込まれ、それを噛み続けます。鼻から気管に呼吸の管を入れていたせいか、声も出せません。純粋に痛みだけの方がまだ耐えられるだろうと思うような辛さでした。二度と味わいたくない。これが落ち着いたら歯列矯正なども考えていましたが、もうこれ以上歯を抜きたくないなという思いが今は大きいです。

YouTubeやnoteで見ていた親知らず4本抜きの先駆者たちから想像していたよりもあまりに苦しく辛く、4本同時に抜いたこと後悔していい大人が泣きました。

泣いた結果鼻が詰まってより呼吸が出来なくなる最悪ピタゴラスイッチも発生し追い討ち。

3時間後にはうがいや飲食ができるようになるということで、とにかく身動きができないまま必死に呼吸をする地獄の時間が続きました。しかし、段々と喉の麻酔が切れてきてつらい症状も少しずつ改善していきました。

夕方6時ごろには、喋れるくらいには回復していました。夕飯が運ばれてきたと同時に歩行をしてみるということで立ち上がり少し歩きました。そのまま洗面台に行きうがいをすると血がドバドバ出てきて怯えました。その時に足につけていたマッサージ機が外されました。着厚ストッキングは明日の朝まで取れないそうです。夕飯の写真は撮り忘れました。(それどころじゃなかった)

夕食はほぼ食べれず、なにもする気も起きなかったので、その日は19:30くらいには横になって寝ました。


3日目 退院

朝6時ごろに目が覚めました。起きた瞬間に全然昨日よりマシだとわかる。断然良い。

トイレなどを済ませ、スマホを見たりしていると看護師さんが検温と脈拍を測ってくれました。体温は37.5。手術のせいで微熱が出ていましたが体感ではそんなにわかりません。その後、8時前に中指に着けていた脈拍測るやつが外されました。地味に邪魔だったので嬉しい。

画像1

8時頃に朝ご飯がきました。昨日の夕飯はおかゆとおかずでしたが、朝はやわらかめに炊いたご飯で噛めないのにこれはキツくないか!?と驚きました。あとおかずに鶏肉とか出てきた。噛めない。予想外のパワフルなおかずにビビりましたが、味噌汁とご飯をただ飲み込むことに徹しました。鶏肉はチャレンジしましたが噛むのが難しくて諦めました。

歯磨きをして待っていると、口腔外科の診察に呼ばれました。診察では口の中を見て、消毒液を塗ってくれました。

そして、抜いた親知らずをみせてくれたのですがめちゃくちゃ歯茎が付着してるし血まみれでグロい。先生に「いる?」と聞かれたので「記念に…」とグロい歯を貰いました。

そして歯茎を縫ってあるのでその抜糸の予約を取り、終了。本日退院出来ることになりました。

ナースステーションでその旨を伝えると、まだ入れてない点滴があるからそれが終わったら退院です!とのことで、その後1時間弱、点滴の消化試合

点滴が終わると私服に着替えて、荷物を整理して無事に退院できました。ちなみにかかった費用は2泊3日で9万円弱。意外と安かったかな?親知らずの抜歯で保険が下りるか不安ですが申請して戻ってくるといいな。

まだあまり腫れていないので帰りにプリンなど食べれそうなものを買って帰宅。ただし腫れや痛みは明日明後日がピークと言われたので、怯えながら生還しました。

夜、点滴も脈拍測るやつも付いてない状態で寝れるのが最高すぎて爆睡できた。

※この退院から数日後、救急搬送され再度入院することになったレポートはこちら

③抜糸まで へつづく…

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?