見出し画像

親知らず4本同時抜歯レポート①手術前まで

こんにちは。
この度2泊3日の入院で親知らずを4本同時に抜歯しました。

この記事に辿り着いたということは、あなたも親知らずの4本抜歯を控えている、または4本同時に抜歯するか悩んでいる方でしょう。

私も入院前は死に物狂いで先駆者のレポートを探して怯えていました。ですが、そういった記事は少なかったのが現実です。なので今後抜く方や、抜くことを考えている方の判断材料の一つになればな、と思いこれを書いています。


どうして4本抜くことになったのか

虫歯の治療で家の近所の歯科にかかっていましたが、親知らずがほぼ埋まっている&真横に生えているので総合病院の紹介状をいただきました。

通っていた歯科では「片側上下2本抜いた後、落ち着いた頃に残りの2本を抜くことになると思うよ」と言われていました。

その後、総合病院で歯を見てもらったところ言われたのが

先生「1本ずつ4回抜くのと、全身麻酔で4本一気に抜くのとどっちにする?」

話と違う。

「片方ずつという話だったのですが…」と怯えながら聞いたのですが、その二択なことは変わらず。1回抜いて治ったころにまた同じ苦痛が3回続くのもしんどいし、まず総合病院予約とれなすぎて抜くのに1年くらいかかりそうだし…なら1回死ぬほど苦しい思いして終わらせよう!という結論になりました。

さぁ予約を取ろう来週くらいに抜けるかな!?(無知)と思ったのですが、最短で2ヶ月半後。せっかく勢いで決意したのに、その2ヶ月で冷静にさせてきます。

そんなこんなで怯えながら2ヶ月半。やっとこ入院を迎えました。


入院準備

その前に少し入院前の話を。

入院のしおり(遠足みたい)を見ながら用意をしていくのですが、荷物多くない!?

ティッシュ一箱にバスタオル・フェイスタオル数枚…パジャマ…と、かさばるものばかりで入るカバンがなく、キャリーケースで入院しました。

画像1
旅行?

キャリーで入院するやつなんかいる!?と親に聞いてみましたが「見たことない」との返答。聞かなかったことにしてネットで「入院 キャリー」で検索したところキャリーケース入院マンはわりといるとのことで親よりもネットを信じました。


入院初日

朝9〜10時に来てねということで9時半頃に病院に到着。

手続きを済ませ、入院病棟へ。部屋に通されたものの、何すればいいんだ…?と立ち尽くしていると、看護師さんがやってきて、入院患者には全員コロナウィルスの抗原検査をしているとの事。

おもむろにめちゃくちゃ長い綿棒を取り出しました。インフルエンザの時にやるめちゃくちゃ苦しいやつだ! 

陰性でした。よかった。

その後はキャリーを開けて中身出したり、運ばれてきた昼食が給食みたいでワクワクしたり、病院なのに持ってきたSwitchで人を殺すゲームをしたりしていました。旅行?

画像2
給食だ〜!(※病院食)

その間に看護師さんや麻酔科の先生、薬剤師さんやリハビリの方などいろんな方が訪ねてきて、手術の説明や入院中の過ごし方などの説明を受けました。尿道カテーテルと下剤はないらしい。よかった。

しばらくすると口腔外科の診察に呼ばれ、口の中を見てもらい、歯石取りをしてもらいました。

その後はまた健康な大人が入院してるだけなのでとにかく暇つぶし。そして今日が最後の晩餐だ!とここぞとばかりにお菓子やパンを売店で買って食ってました。

画像3
歯医者ブチギレ御前

夕飯の際にOS-1(経口補水液)のペットボトル3本を渡されて、明日の10時までに最低2本は飲んでおいて欲しいとの事でした。麻酔の効きが良いとかそんな事を言っていた気がします(あやふや)

画像4

口に合わなかったり飲みきれないようなら点滴にするから早めに言ってねと言われました。ヤバイ飲まなきゃ!と思って必死に飲んでたら2時間くらいで2本飲んでしまった…味は冷やしてあると甘く感じて常温だと苦く感じました。

そんなこんなで1日目は終了。


入院2日目 手術前まで

2日目も手術までは健康なのでとにかく暇つぶし。

手術予定は13時なのでそれまで昨日残しておいたOS-1の残りの1本を飲み、あとはゲームをしたりしていました。手術日は絶食なので空腹との戦いです。

12:50分頃、前の手術が押しており手術室が開かないので手術時間が遅くなると言われまた待ち。死刑執行を待つ気持ち。

13:20分頃に13:40分からで時間が決まった連絡が来ました。イソジン的なものをコップで渡されうがいをして、13:35に徒歩で手術室へ。ドラマでしか見たことない手術室にキョロキョロしまくってました。手術室はドラマで見るより明るくて、寒かった。

ベッドに寝る前に名前と生年月日を言い、ベッドに。暖かい布団をかけられ、上着を脱ぎ、酸素マスクと心電図を付けられました。足に血栓防止?の着圧ストッキングとマッサージ機が付けられ、点滴の針を腕に挿入するも上手く刺さらないようで手の甲に。手の甲めちゃくちゃ痛い!しかしそれも失敗のようで反対の手の甲に。二度痛い。

全身麻酔は呼吸が止まるらしいのでチューブを鼻から(普通は口だが、口腔内の手術の場合は鼻から)入れるらしい。呼吸止まるの怖すぎる。蘇生が約束された死じゃん。

麻酔が少しずつ落とされていき、身体が段々と重たくなってきます。体調かめちゃくちゃ悪くて吐き気と目眩がしている時の感覚に似ている。

そんなことを考えているうちに眠っていました。

②退院まで へつづく…

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?