【写真加工アート】短編『ひと夏の記憶』
田舎のある夏の夜
虫の鳴き声
窓から入る風
緑の香り
男は窓際で涼しんでいる中
A『K、あの記事できてる?ほら、毎週特集コーナーでだしてるアレ』
K『アレなら、今日の夕方頃 書き終わったよ。ほらこれ。』
A『ぅお!流石、仕事がはやい!ちょっと読ませて。』
K『いいけど、Aの記事 書き終わりそうなの?』
A『おう!ただな、締めくくりがイマイチでな。もっと良い締め方があると思うんだよな。』
K『そうなん?俺もAの記事見せてくれよ。』
A『あいよ! ほいっ!』
扇風機の風で、パサパサと紙が揺れる
2人はお互いの記事を読む
時々笑い、意見し、アイデアを出し合う
ある日の夜の話
『あるひと夏の記憶』
サポートしてくださった分は、活動資金や配信時に飲む水に使わさせていただきます🍀