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行政に事務事業評価をもっと効果的な書き方にして欲しいと言う提言をしました。



連日猛暑・酷暑で様々なご対応お忙しいかと思いますが、予算編成準備もそろそろ始まるかと思いますので、より意識して頂けるよう事務事業評価シートの問題点を指摘させて頂きました。長くなりましたが最後までお読みいただけましたら、大変うれしく思います。
良いご返事、お待ちしています。

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2023年8月14日

総合政策課様 

いつもお世話になります。
先日は内部評価の令和4年度の事務事業評価シートの全部取得を最短でやって頂きありがとうございました。

参考意見として何に使うのかというお話をさせて頂きましたが、1つは今回の様に私から現在の事務事業評価の問題点などを行政に提言しご対応頂く目的もありました。
前向きなご対応を期待していますのでよろしくお願い致します。

内部評価の事務事業評価シートを見て求める事。

① 何年度実施した分ですか?

② 記入した日付?(下野市の文書も日付が無いものが複数見られます。)

③ 関係法令等に記載の無いものは、何を根拠に事業を行っていますか?

④ その事業は法律による義務でおこなっている事業ですか?

⑤ 事業費の実績値に人件費や減価償却・退職給与引当・コスト対象外・金利などの項目もあればよりコスト削減意識が持てマンネリ化が防げると思います。また、財源が明確に書かれて無いように思いますし、国と県は分けて頂いて書いて欲しいです。

➅さらに、この事業を始めるきっかけやどういう状況になったら事業の成果があり或いは廃止に出来るのかをきちんと記入すべきと思います。行政職員の方は2年か3年で移動されると聞きますので、目指すべき方向をきちんと把握しているかどうかは事業の効果・成果を得るには重要な事だと思います。ですから、事業ごとに目標達成数値を設定すべきです。

⑥ 利害関係者の記載は重要だと思います。この事業対象者がごく少数で、事業の成果効果が上がらなくてもやらなければならない事業であれば廃止には出来ず、であれば縮小か事業の統合か、或いは前任者と共に理由や原因を探り改善する必要があると思います。その時、設定された対象が適切かの判断は大事だと思います。

⑦ 似た事業の把握は必要だと思います。他の課で同じような事業を行っているのであれば統合したり、データーの共有が計れたりが可能だと思います。コスト削減には事業数は少なくシンプルにすべきです。(例えば、空き家関係、消防団事業等)

⑧ 大事な評価指標・課題等の欄が小さすぎて見づらく十分に書けていません。
講座・講演会の年間受講者数で、実績値の人数と目標達成数しか書いてありません。どのような講座を何回開いて、各回何人受講したのかを書くべきです。トータル人数では、その講座が妥当か、ムラがあれば原因は何か、集客の方法は適当かなど、全く分かりません。

⑨ 1次評価は自己評価ですので、項目数も内容も重視すべきではありませんので、チェック項目ではなく文章で短く書くだけで十分では?

⑩ 必要かどうかは義務的事業か、効果・成果がデーターで現れているかだと思います。

⑪ 2次評価で、総合評価の評価理由も書いて欲しいです。

⑫ 下野市のデーターを基に、事業の必要性や目的や概要などが書かれていません。EBPMに基づく事業であればもっとデーターを活用した事業内容を目指すべきと思います。(データー解析ソフトの利用、オープンデーターの活用・・・全然増えて無いのは何故ですか?)

⑬ 人口や人口動態を意識し、どう考えても100万都市ではないし、10万都市でも難しいのは判っているし、小山市と宇都宮市に挟まれた平らな土地で縦の道路は充実しているのですから、大きな公共施設や大型商業店舗は両市に任せ、うるさくないベッドタウンとして家族が生活しやすく利便性を感じられる先進的な街であって欲しいです。その為には、デジタル化を推進しコスト削減し、移住しやすい町にすべきだし、移住したい人の希望がかなえられるような移住コンシェルジュがまちの玄関口でお出迎えできる体制が必要だと思いますが如何ですか?因みに、誰も取り残さないなどという妄言を信じてる人はいませんから。

⑭ 事務事業を第三者に委託をしている場合、委託者の詳細な情報を記入して欲しいです。受託金や達成目標・活動内容・支出先などを記入すべきと思います。特に東京都のColabo問題で随意契約が話題になりましたが、次年度からNPO法人が参入する事業が沢山あり、個人的には注目してみています。

⑮ 行政評価を作成日から1週間以内に市長に提出し、市長は次の定例会がはじまる1か月前には議会に提出して頂きたいです。
議員は市民から選ばれた市民の代表者です。その代表者が、行政職員の方が行った事務事業評価から次年度の予算審議に当たりその資料となる様、早期にお渡し頂きたいです。
また、市長は同時に住民に行政評価の内容をインターネット動画で解り易くご説明頂きたいです。
事務事業評価の一覧と詳細な内容が書かれた全シートを、インターネットで誰もが見られるよう公開をお願いします。

⑯ 上記の内容を即実行は難しいのは判っていますが、よろしくお願いします。
こうやって私が直ぐ手に入れる事が出来るのであれば事務事業評価シートをインターネットで全部公開できない理由はありません。住民に解り易いかどうかは確かにそれぞれ違いますが、わざわざ見に行く住民が現在公開されている一覧を見て不満を抱くより、多めの情報のシートを見て行政に電話する方が関心を持って貰えたわけで良いと考えますし、丁寧な説明をしてあげて欲しいです。

求めるのは税金が何に使われたのかです。行った事を1円単位まで記載して公表する事こそ意義があります。それが正に地方創成で地方分権に重要な事だと思います。

事務事業評価シートは個人の評価をする為の物であるのは存じていますので1次評価を行うのは否定しませんが、事業内容を評価するのはあくまで納税者の住民であり議員である事が当たり前だと考えています。


数か月前市主催の不登校児についての講演会に参加しました。
沢山の高齢者の方と、受講対象者と思われる年代や職業の方が10%位見えていました。子育て経験のある私は、内容も素晴らしいしもっと悩んでいる方に聞いて欲しい講演だと思いました。しかし動員で来られた様な雰囲気ですし、昔自分にも友人からその様な動員の話を受けた経験もありますので否定はしませんが、若いご両親に聞いて貰いたかったです。出来るなら小学校の体育館で講演したら良いのにと思います。問題は、この事業に参加人数が動員されたと思われる高齢者の数がカウントされ、この事業本来の目的が成果となって出てくるのかという事です。この事業には、場合によったら講演の参加者人数ばかりでなく、不登校児が少なくなったのかとか全体の成績が上がったのかの指標もつけるべきですし、なにより参加者の情報もアンケートで取るべきでは?

先日、那須塩原市で分譲した工業団地から契約より大きな砕石が出て来て、那須塩原市の賠償金額合計3億7484万円で、2億5千万円は市民の血税の財政調整基金から支払われるようです。今後は本会議ではなく委員会で原因究明されるようですが、相手が栃木県公社でトンネル発注者が栃木県土木っておかしな話です。その契約内容も不明りょうだし、経緯も担当者は覚えてない様子で・・・やはり、那須塩原市は事務事業評価も公開されていませんし、行政評価の内部評価でも市民の情報公開請求に1件300円も必要でだせるかどうかも分からないというようなお返事をされる自治体のようですし、過去にも埋設物の問題は複数回有るようなので、隠蔽体質がこういう結果になるのだろうと、世間は考え後追い記事にもなる訳です。

下野市は役所窓口でお聞きして資料も直ぐにいただけますし、相談にも乗って頂けるので良かったなぁ~と考えています。

新たに2・5億円の損害賠償 那須塩原市の砕石問題
小野智美2023年5月19日 10時45分https://www.asahi.com/articles/ASR5L7FH5R5KUUHB008.html...

那須塩原市 令和 5年  3月 定例会議 03月06日-06号https://ssp.kaigiroku.net/.../nasush.../SpMinuteView.html...

以上です。
お返事期待してお待ちしています。


市の内部評価の事務事業評価シート


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