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アラサー女子に捧ぐ、30代の予習12か条【前編】

なんと、39歳になりました。
おかげさまで、とっても幸せで元気です。
「おとなは楽しいー!」(by.YO-KING)って思えています。

30代って、20代よりも圧倒的に楽しくて、充実した時間の連続です。
でも、いいときばかりではなかったわけで……(苦笑)。
「30代、こうくるの!? ちょっと予習しておきたかったわぁ」と思うことも多々ありました。

はじめは、これを公開するつもりはまったくなかったんです。
今の20代女子やアラサー女子のみなさんって、同世代にはないストレートさがあって、ピュアでかわいく、とっても頼もしく感じているから。
だけど、いろんな人生・価値観があるし、参考になる人が一人くらいいるのかも……?と思うようになりました。

正直に書くと、これを伝えるつもりだった親しい女友達がいたんです。でも彼女は、昨年がんにより29歳で亡くなりました。彼女は30歳になることを、心待ちにしていました。

思いついたことを書いただけですが、ここに私の30代がつまっているかも(笑)。独身の人向けかな。忘れないように、30代が残り一年となった自分にむけても書きました。よかったら、どうぞ。

1:道の違う女友達といったん疎遠になる。
30代では、20代のときに仲良くしていた女友達と疎遠になってしまうことも。結婚・出産し母親としての日々をおくる人、30になってますます仕事が楽しくなり邁進する人。どんな人生であってもいいんです。でも、20代のときに仲良くしていたグループで、私以外が全員ママになり、私以外のメンバーで平日の昼に集まるようになってしまったことは、私の最初の「30代ショック」でした。孤独を感じたし、会ったとしても所有物を見せ合っているような気がしてしまって、さみしさを感じました。でも、これは「一時期」であることも多いんです(後編に続きます)。

2:20代のときと景色が変わる。
今思えばちやほやされることの多かった20代。周囲から大目に見てもらったり、助けていただいたりしていることに、そのときは気づいていませんでした。そのままではいられなくなるのが30代でもあります。それを優しい先輩からやんわり指摘されたこともあったし、30歳のころ、優秀な年下さんたちがぐんぐん成長しているのを見て「次のステージに行かねば」と思いました。私は23歳からフリーランスだったこともあり、負けず嫌いで鼻息荒めだったんです(笑)。そんな20代&アラサーから、自分道をゆく30代に。

3:自分を好きにならないと30代はしんどい。
30代を終えようとしている女友達のほとんどがこう言います。「30代に入って、自分は自分でいいんだと思えなくて、つらかったときがあった」と。誰かの才能や若さを、誰かの人生を、羨むこともあるかもしれません。そんなときは「私は私でいい」と、かわいく腹をくくるしかないんです。いじけずに。私の場合、自分が好きではなかったので、これが簡単ではなかった……。いろいろな旅、恋愛、仕事、多くの友達の人生などから、少しずつ学んでいきました。今、自分が好きではない人は、それを解決することが楽しい30代への切符です。

4:不安・焦りありきで動かない。
まさに私がこれでした。「不安だから○○を言う」「焦っているから○○をする」。そんな女は重いんですよね……。自分が好きでないから、外部から埋めてもらおうとしていた部分がありました。そのままだと、相手が変わっても生きる場所が変わっても、同じ課題にぶち当たってしまうんです。不安の解消につとめましょう。根が深いと数年はかかるけど、それが本当に早道です! いろいろなご家庭がありますが、できるだけご両親との不仲やトラウマは解消したほうが、すっきりとした人生を歩めると思います。

5:自分で自分を幸せにする覚悟。
この覚悟をもてるようになるのに何年かかったことでしょう! あるとき「このまま一生一人でも、自分で自分を幸せにしていこう」と思えたんです。その後、いくつもの扉が開いて人生が展開し、ラクになりました。とにかく、ワクワクすることをやること。自分が好きなもの・ことを手放さないこと。なるべくいつも自分で自分をご機嫌にすること。私の場合、この覚悟を決めて選んだライフスタイルが2拠点生活でした。

6:プライベートの充実が大事。
32歳の頃、尊敬している大好きな先輩編集者の小川真理子さんからこう言われました。「よしのちゃん、仕事ばかりしてちゃだめだよ。30代はプライベートも充実させないと。30代は、女性にとって多くの選択がある時期。30代にしかできないこともある。40代になってもイヤでも働かなくちゃいけないんだから(笑)、仕事だけしていて30代終わっちゃった、ってならないようにね^^」。当時、仕事のおもしろさにのめりこみつつあった私は、この言葉で「そうか、遊ばないと……!」と思いました。数年後、真理子さんから「私もよしのちゃんを見習って遊ばないとなぁ〜」と言われたときは驚きましたけど(笑)。

後編に続きます。