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2023 OSJ 王滝ダートマラソン42K

初めてOSJ 王滝ダートマラソンに参加してみました。
この大会の裏では信越五岳で賑わっていますが、こちらもなかなかのキラキラレースでしたので備忘録として残します。(キラキラとは…)
今回のコースは7月のONTAKEとほぼ同じコースですので、これはONTAKE40Kです。ロードとRINDOU、RINDOUとロード。
考えてみたら2か月前に来たばかりじゃん。ほんと好きだなぁ(人生2度目の王滝村)

コースプロファイル

距離:40.8km
累積標高 1048m
※garminデータ



目標

3時間30分
過去の優勝タイムと累積標高から目標タイムを設定。

リザルト

タイム 3時間20分46秒
総合順位 3位

優勝狙いたかったけど速い人たちがいるだろうと考えていたので妥当な結果になったと思う🤔
優勝した選手は野辺山ウルトラの入賞常連者でITJの記録も私よりも20分以上速いので明らかに格上でした。
2位はこぶやん。走力は私と同等、得意なパート、苦手なパートもほぼ同じなので今回はこぶやんの仕上がりが良かったのだと思う。

直近のレース

7/16 OSJ ONTAKE100km

総合5位 
詳しくは備忘録を。

8/13 M×Kディスタンス(非公認)

1500m 4'40" 👟NIKE AlphaFly Next%
5000m 17'45" 👟NIKE VaporFly Next%

8/20 Genjo打破(公認)

5000m 17'30" 👟NIKE DragonFly

1年ぶりにトラックレースを走りましたが、まったく調子が上がらない。
体重が重過ぎました…(9月の健診でこの5年間の最高体重記録w)

月間のトレーニング状況

月間走行距離

いつも通りの距離です。月間走行距離300~400kmで走力維持するようにしています。

月間累積標高

ロードランナーなのでレースがないと低め。

主な装備品

  • ウェア:nikuyomeノースリーブ

  • パンツ:インナーファクト変態パンツ

  • タイツ:ASICS METARACER HALF

  • ソックス:インナーファクトラウンド型

  • シューズ:NIKE VaporFly Next%(400km走行)

  • ザック:なし

  • ウエストベルト:インナーファクト

補給物

42kmなのでフルマラソンと同じくらい

  • アミノバイタルパーフェクトエネルギー 1個

  • チャレンジャー(ドリンク) 1袋(280kcal)
    アスリチューンも準備したけど使用せず

レースの反省点

  • シューズ選択
    ヴェイパーフライだったので残り10kmくらいでミッドソールが崩壊w
    Beforeの画像がないのでなんとも説明できませんが、レース前は踵のアウトソールが少し剥がれていたくらいだけど…

  • エネルギー補給
    チャレンジャーとアミノバイタルでは合計460kcalくらい。さすがに少し少なかったかな。けどアスリチューンも残っていたけど貧乏性で残しておこうとしてしまったw

良かった点

  • ONTAKEの貯金
    普段の練習ではトレイルや林道で走らないけど、ONTAKEの貯金なのか違和感なく走ることができた。他はあまり良かった面はなかったかな。

行動記録

自宅→会場→宿

こぶやんと一緒に行くために高尾駅に向かう。電車内で気付いた。必携品はないかと思っていたらHPのルールを見たら必携品の記載がw
ないのはレインと熊鈴…。レインは買うと高いからどうしようかと考えていたらこぶやんがレインも熊鈴も貸してくれた!!助かったwありがとう!!

車で会場まで向かうが渋滞がひどい…
三連休の中日なのに!ということで行きは6時間くらいかかってしまった。
お昼ご飯は塩尻IC付近の丸亀うどん。人生初の丸亀うどん。

人生初の丸亀うどん


購入方法がわからず、一人では絶対挙動不審になるかと思って入ったことなかった。味もおいしくて、今度は一人で入れると思う。

その後、会場まで向かう。
会場は前日開催しているマウンテンバイクのレースが行われている。マウンテンバイクであの林道走るなんて考えられない。私なら吹っ飛んで崖下に落ちていると思う。
前日受付を完了し、参加賞を楽しみにしていたら安定のサンバイザーw
すぐにメルカリへ。すぐに売れたw

夕食&前泊(旅館)

夕食は木曾福島駅から少し車で行ったところにした。豆腐のお店らしい。

私が食べたのは『おすすめ豆腐コース』で、ご飯無しにしたけどボリュームもあってなかなか美味しかった。


レース前なのに夕食はカーボをほぼ取らずw
こぶやんは唐揚げ定食だったけど、唐揚げ1つが大きくて、あれは1500kcalくらいあったのではないか

その後、宿へ向かう。直前に予約した旅館でこんな場所に旅館があるのかよとビビる。
旅館は渓流釣りのお客が多いのか、釣り道具がそろっている。
廊下にはカメムシが歩いているし、なかなか趣がある。田舎の祖母の家のようだ。部屋にも虫がいるのではないかとビビる。
部屋はクーラーもなく、窓全開で風と川のせせらぎが聞こえて癒される?

なかなか趣がある


とりあえず窓に映る部屋の景色が怖いのでカーテンをすぐに閉める(私以外の何か映っていそうw)
早く風呂に入るように言われていたので、風呂に向かう。
風呂は普通の風呂。
すぐに風呂を出て、早く寝なければと思う。
ビールを売っている自販機はなかった。よかった。コンビニで買っておいて。少しぬるくなってしまったが。
部屋に戻ったらすぐにビールをぷしゅ!
おつまみはスーパーで買っておいたものを食べる。

ビールだけじゃ足りない。スーパーでワイン買っておいてよかった。


すぐにおつまみが尽きた。
若干物足りないけど寝よう。
その前に明日の準備だ。

さて、布団に入るけど寝れない。
寝れないし、川の音がうるさい。けど窓閉めると暑いかもしれない。
そうだ。ポッドキャストを聞こう。
ひゃっほい○○を聞けば寝れるはずだ。彩の国2022の回を聞きながら寝ようとしたけど、笑って寝れない。けどもうめんどくさくてチャンネル変えたくない。と思っているうちに寝てしまった。
しかし、寝ていると念仏のような声が聞こえる。
まさか、幽霊か…

と思ったら、ひゃっほいさんのテンション低いときのトークだったw
少し寝れたからポッドキャストは消して、寝ることにした。
3時50分に起きて準備する。4時40分にこぶやんが迎えに来るためだ。
迎えに来たこぶやんとwasabiを迎えに行き、会場に向かう。
レースの緊張感はまったくない。ほぼ旅行だ。

スタートまで

会場には6時前に到着する。ほぼ準備は旅館で終えていたので余裕だ。
スタートは7時。まだまだ時間はある。速そうな人はいるかなと周りを見渡すがよくわからない。こぶやんはショートレースだからウォーミングアップするといって土トラックを走り始めた。さすがミスターOSJ。
参加人数も少ないためとてもアットホームな感じw
まったくピリピリ感がない大会だった。

レースの備忘録

スタート→CP1(0km→12.5km、区間2位)

スタートの号砲が鳴る。
まず飛び出したのはこぶやん。だいぶ速い。
とりあえず追いついて「速すぎ」と声をかける。
その後、4'15”/kmくらいのペースまで落として落ち着く。
最初の5kmはロードだけど標高900mくらいなので心拍はやや高め。
先頭はこぶやんと私で後方を見ると3人(前日MTB100KMチャンピオンの池田さん、謎の人物(優勝者)、女性1名)。どうせ前半だけで後半は落ちていくだろうと考えていた。
林道に入る。少しこぶやんのペースが落ちたので先頭を引っ張る。
後方をチラッと見たら3位は少し離れた。
8km地点くらいで3位の人が追いついてきた。そして一気に抜かれる。
走りも軽く、追いつくことはできないと判断して追わないことにした。
(結構きつかった)
なので先頭の選手はつぶれることを期待して走るしかない。
CP1が見えた。ここでは補給なしでCP2を目指すことにした。

CP1→CP2(19km、区間1位)

CP1から1kmくらい上ると前半のピークを越え、下りのパートになる。下りは4’10”/kmくらいで無難に走っていた。結構ガレていてスピードが出せない。16km地点のエイドはスルーし、そのままのスピードで下る。この後の区間は折り返し区間のため先頭との距離を確認できる。こぶやんと先頭との距離がどれくらいだろうかと話しながら走っていて、そろそろCP2だというときに先頭の選手とすれ違った。
距離は200mくらい。下りでだいぶ追いついた。こぶやんが少し離れたけど9秒差。

CP2→FINISH(40.8km、区間3位)

CP2でも水が少し残っていたので補給せず前を追う。こぶやんは水を補給したからさらに少し離れる。
総合入賞を意識していたから折り返り区間のため4位以降の選手との差が気になっていた。4位とは1.5kmくらい差があり、潰れなければ逃げ切れると確信した。
この後すぐにこぶやんに追いつかれる。ゼェーゼェー呼吸を荒らしながら追いついてきた。本人もプッシュしたと言っていたので、根性すげぇなと思った。私はこのときすでに右大腿四頭筋の調子が悪くスピードが上げられない状況。最後の下りで飛ばして先頭を追うしかないなと考えた。
26km地点くらいで最後のピークまであと1.5kmくらいというところでこぶやんが前に出た。
追いつけない。
呼吸は荒れているのにペースが上がっている。
私は水が尽きそうだったので次のエイドまでは無理ができない状況でここが勝負の分かれ目であった。
ピークを過ぎて下りになる。ここはONTAKEとまったく同じコースなのでひたすら下るのみ。28km地点のエイドで水を少し補給し、前を追うことに切り替えた。
3’50/kmくらいまでスピードを上げて、このままこぶやんと先頭を追うぞというときにつまずいて前に転びそうになるけど、耐えたら両足が攣ったw
痛くてペースが上げられず4’10”/kmくらいで下ることにした。このとき多分前には追いつけないから順位を守ることだけを考えていた。
登りから少し違和感があったのがシューズだった。なにか感触がおかしかった。
下りになってから明らかにシューズがおかしい。走っていたら何か前方に飛ぶ白い物体を確認した。

ヴェイパーフライのミッドソールであるZoomXの踵部分だw

目視で確認したら踵部分がなく、カーボンむき出しになっているw

ゴール後 photo by こぶやん


これはネタになるなぁとニヤぁとしたけど、林道は石が当たって痛くてしょうがない。
フォアフットで走ればいいのかと思ったけどさすがに30km以上走って下りでそんな脚力は残っていない。
速く林道おわれーと心の中で叫んでいた。
もう順位維持すればいいやと思ったので最後の36km地点のエイドで少し休憩する。ここからはロードでやっと林道の痛みから解放される。
踵がないシューズはMIZUNOのリベリオンPROだなと思いながらロードを進む。もう頑張って速く走る必要もない。後ろから追ってくるランナーだけ確認して追いつかれたら全力で逃げればいいからだ。
ゴール会場まであと少し。シューズの踵はないけど気持ちよく走る。

実際はこんな状況


ゴールには人も少ないけど、終盤まで競っていたこぶやんが待っていてくれて、我々が2位と3位ということを知り、トップはちょっと速すぎたわと慰めあったw
こぶやんとはレースで何回も一緒に走っているけど、今回は過去一番強かったwww
調子も良いのだろうけど、KOUMI100ではまたバチバチ競いそうな気がするからちゃんと準備しないといけないな。今回は完敗だった。

FINISH後

総合3位だから表彰式が13時。ONTAKE100Kに続いて連続の総合入賞。
賞品は何がもらえるかなとニヤニヤする(参加費6000円だからジェルかなと考えていた)

とりあえずシャワーを浴びる。
そんなに筋肉痛はないけど、捻った足首だけが痛い。

表彰式ではまさかのレッドレンザーをいただくw
ちょうどNEO5Rクラスのサイズが欲しいと思っていたのでラッキーだった。

表彰式終わるとお腹が空いて、蕎麦屋さんへ

とても美味しかった。来年のONTAKEも来よう。

海老天そば


来年のダーマラは裏番組の信越五岳を走りたいかな。みなさんの走りに触発されて自分ならどれくらい走れたかなと考えていた。

帰りの高速道路は工事渋滞やらで大渋滞。
大月ICで降りて、私は大月駅からJRで帰宅。
こぶやん、運転ありがとうございました!


おしまい(長文駄文でごめんなさい)



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