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祖父が助けてくれた。


7月13日祖父の15回忌を迎えました。




この日を迎えると思い出すあの日。


私が大学を卒業した年。


新卒で入社して初めての一人暮らし。
右も左も分からないなか、一生懸命に毎日働いた。


朝5時から夕方16時頃まで働いた。月の休みは3日程度だった。職業柄植物の成長に合わせて働くので仕方のない日々だった。


けど、その毎日は身体を壊してしまっていた。


中途覚醒で夜はほとんど眠れず、
食欲もほとんどなくなり、
家から出ることも
外の日差しを見ることも億劫になっていた。


この状態では職場に行けず欠勤した。


その状態を知った上司が自宅を訪ね、相談にのってくれた。正直にいまの状態で働くのは難しいと伝えた。


そして、新卒で入った会社を3ヵ月で退職する。


その辞める決断をした日が7月13日。
ちょうど祖父の命日だった。

(心が壊れ続けてたら今いないかもしれない。)


私はふと祖父が助けてくれたとおもった。
「無理しなくていいんだよ」って。


命を助けてくれた。
今があるのはきっと祖父が見守ってくれているから。




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