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また観たマチ子の、愛はもう止まらない② 物語前半

皆さん、おはこんばんちは。


「また来てマチ子」観劇記

このブログは前回から書いている「また来てマチ子の、愛をもう止めないで」(2018年10月28日(日)13時~ 於:赤坂レッドシアター)の観劇記です。

前回「その① 前段」では赤坂レッドシアターに行くまでの様子を中継(笑)しました。そのブログアップからもう1カ月近く経過してしまい、遅れてすみません😢⤵️⤵️

10月後半から11月初めにかけて仕事が猛烈に忙しく、体力も気力も使い果たして風邪をこじらせてしまってました😰
ようやく回復してきましたので、アップして行きたいと思います。
今回からはいよいよ舞台の内容について触れていきます。

物語は前半と後半ではストーリーがガラリと変わりますので、「その② 物語前半」と「その③ 物語後半」に分けて書きます。

ただ一度観たきりですから、ひょっとしたらシーンの順序を勘違いしてたり、正確な台詞回しではないかもしれません。
オマケに体調不良でブランクが空いてしまったので、記憶が薄れてしまってます😫
間違ってるのに気づかれたり、「ここはこうだったよ」と思われた時はどうぞ、コメント欄で修正していただければ大変ありがたいです。

👒👒👒👒👒👒👒👒👒👒

キャストとスタッフ


町山マチ子=小林歌穂(私立恵比寿中学)
町山タモツ=加藤雅人(ラブリーヨーヨー)
久瀬アキラ(クズ社長)=浅見紘至(デス電所)
町山カオリ=坂崎愛(劇団前方公演墳)
時の神=風間さなえ
横島の大将(エシゼルファ)=仲義代

キャストは最少で最強のこの6人。ただし、このうち2名が一人二役を演じます。(うー、ネタバレぎりぎりです😅)

脚本=土屋亮一(シベリア少女鉄道)
脚本協力=福田晶平
演出=金井純一
音楽=松本タカヒロ
美術=泉真(割愛御免)

👒👒👒👒👒👒👒👒👒👒

舞台の内容(ネタバレ予告)

ではでは…
※ここからは舞台の内容について思いっきりネタバレしていきます。公演は終了しましたのでこれから観に行く人へ配慮する必要はありませんが、ひょっとしたら盤化されるかもしれません。
(正式な発表はもちろん、噂さえもありませんが😅) 

ですから、それまで内容を知りたくないという方は、ここからは先は読まれない方が良いでしょう。
↑上の目次に戻って、「前半終了」の項目までジャンプして下さい(ただ、次回の予告だけですけど(草))

上にも書いた通り、所々で内容の補足をお願いして観た方からコメントを頂くかもしれませんので、コメント欄も含めて十分ご注意下さい。
よろしくお願いします。

それじゃ、行きますよ~!(あ、ばっしょーちゃんが入っちゃいました😆)

👒👒👒👒👒👒👒👒👒👒

物語その1. 開演前





◎物語は、マチ子とクズ社長が時空まで越えて世話を焼き、タモツとカオリの結婚を成就させてから半年後という設定。
この「半年」という期間が物語のテーマと重要に関係しています。(1~2か月後ではこの物語はあり得ません)

※注:文中にある「下手しもて」は、客席から舞台に向かって左側。
上手かみて」がその逆で舞台に向かって右側。

◎舞台装置
始まる前のセットの様子。
緞帳はなく、舞台セットが見えている。ドラマで見慣れた町山家の縁側。上がりがまちの縁石に幾つかの履き物が乗っている。
ただ、カーテンのような幕が張られていて家の中は見えない。そのカーテン幕が後で素敵な役割を果たします。

◎時坊の諸注意
時の神(愛称:時坊)の風間さなえさんが、観劇に際しての諸注意をアナウンスします。
ところどころ噛んだ時に「時を2秒前に戻します!」と慌てて言い直し、そこからすでに会場にはクスクス笑いが起きます。

物語その2. オープニング

◎オープニング
場内が真っ暗になると、私らが入ってきた上手側の客席入り口がすーっと開いて、そこにマチ子が登場。
舞台上じゃなく客席にです!

スポットライトが当たり、舞台用のメイクをしたぽーちゃんの美しさが際立っている。衣装はいつもの寅さんコートにキャリーバッグ。

そしてセリフ。
「恋は突然やってくる。例えば後ろ姿を見ただけなのに忘れられなくなる」
言いながら舞台の方へ移動し、客席の一番前に座ってる人に
「ね、そんなことあるでしょ?」
と目を合わせて問い掛ける。
あ~、あそこに座りたかった~(笑)
そしてこのつぶやきが、前半ストーリーの大きな伏線になっているのです。

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物語その3. タイトル〜幕開け

◎タイトル
主題歌の「日記」が流れる。
カーテン幕がスクリーンの役目をして、テレビと同じタイトルバック(所々、舞台用に変更してあります)が映し出される。
これはテレビドラマの続編舞台ならではの演出。グッジョブ!

◎幕が開くと、ドラマ導入部と同じようにタモツがちゃぶ台で帳簿付けしてるところにクズ社長がいて、ドラマと同じような会話を交わす。

◎舞台の中心は居間で、下手側にはドラマと同じ小部屋。
上手側は襖の向こうにトイレの扉があり、その前の廊下を通ると奥に玄関がある。(舞台から玄関は見えない)

◎カオリが家の外(上手)から帰って来て、縁側から上る。
クズ社長が
「カオリちゃん、また実家の弁当屋を手伝いに行ってたの?」
と問うと
「ま、そんなとこ」
と答えるカオリ。この会話は重要な伏線。

カオリはちゃぶ台のタッパーを指してタモツに、
「全部食べた? 食べたら洗うから流しに出しといて」
と言い残して上手奥にはける。

「それは何だ?」
と問うクズ社長にタモツが、
「夕べ商店街の飲み会で飲み過ぎて声がガラガラだったから、カオリが喉にいい柚子大根を作ってくれた」
と説明。この会話も伏線。

物語その4. 時の神登場

◎時の神(時坊)が上手の押し入れの中から登場。
神社に行かずとも願いを叶えるためのミニ賽銭箱を首からかけている。
「時を戻すだけでなく、新しい技を身に付けた」
という時坊。
どんな鍵でもあっという間に開けられるといい、賽銭箱を鎖でぐるぐる巻きにして大きな鍵をかける。気合いと共に鍵と鎖がバラバラに落ちて、どーよ!と言わんばかりの自慢気な時坊に、タモツとクズ社長はシラケた反応。

しかぁし!
この新しい能力が、最後の最後でとてつもない力を発揮するのです!

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「早く片付けろ」とクズ社長に言われ、鍵を探すけど見つからず慌てる“さなえ”さん。(素に戻っている)
「ここだよ」と“浅見”さんが半分笑いながら自分の足元を指差す。苦笑いしながらそれを拾う“さなえ”さん。(舞台はこんなアドリブが入るから面白いんですよね!)

◎マチ子が上手の外から帰ってきて、縁側から家に上がる。マチ子とタモツの間で
「ちゃんと予備校行ってんのか?」
「うるさいわね」
というドラマ版のようなひと悶着。

クズ社長が
「どこにでもいそうな平凡な娘がユーチューバーで人気が出てるので、マチ子をユーチューバーに仕立ててひと山当てる!」
といい出す。
マチ子は
「私が平凡な娘ってこと?」
と不満を漏らすが、計画自体はまんざらでもない様子。

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物語その5. マチ子の一目惚れ

◎マチ子は
「夕べ、商店街で出会った男性に一目惚れした」
という。
黒いマントに冠をかぶったボサボサ頭、ハスキーな声、後ろ姿だけだったけど優しい言葉をかけてくれたらしい。

◎するとタモツは、
「昨日、商店街の飲み会でハロウィンの仮装をして、飲み過ぎて声がガラガラになったオレのことじゃないか!」
と気付いた。

◎「そんなバカな」と疑うクズ社長に、「間違いない」と確信をもつタモツ。
兄妹で変な仲になったら大変なので、もう一度その男になりすまし、当たり障りのないことを言ってあきらめさせようと画策する。

カオリが作ったゆず大根を食べてガラガラ声は直ったので、クズ社長がユーチューブ加工用に準備してたボイスチェンジャーを使うことにする。

◎ハロウィン仮装のマントと冠を商店街から横島の大将に持って来させ(ここで仲さん初登場)、タモツが着てクズ社長が隣の小部屋から会話する。

最初は上手く行ってたが、マチ子が
「付き合えないのは分かったから最後にもう一度、あの優しい言葉を言って欲しい」
と懇願。

どんな会話をしたかタモツと打ち合わせてないクズ社長はパニックになり、マチ子を傷つけるようなひどいことを口にしてしまう。

ショックを受けたマチ子は家を飛び出して行く。「何てことしてくれたんだ」というタモツに、「仕方ないじゃないか」と開き直るクズ社長。

物語その6. 急展開

◎横島の大将が上手から庭にやってくるが、なんか様子がおかしい。膝を曲げ前屈みのまま微動だにしない。

◎そこへマチ子が戻ってくる。なんとギラリと光るナイフを手にして
「憎いあの人と刺し違えてでも!」
と恐ろしい表情!

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さあ、いったいこの先どうなる!?

👒👒👒👒👒👒👒👒👒👒

前半終了

という訳で、前半はこのくらいにしておきましょう。

「その③ 物語後半」をお楽しみに!

それでは、また会えるからこの言葉が言えるんですよね。
さよならdestiny!

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