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ハイスイノナサのカッコヨサ

みなさん、おはこんばんちは。

さて。
「ハイスイノナサ」
ご存じですか?😉

エビ中ファミリーさんならお馴染みですね。アルバム「エビクラシー」に「春の嵐」を提供してくださった、照井順政さんのバンドです。

この「ハイスイノナサ」が、実にカッコイイんです!

私、「春の嵐」を聴いて〝照井マジック〟の手にかかってしまった一人ですが、ハイスイノナサの楽曲を聴いてますますハマりました(笑)

私が書いた、エビクラシー全曲レビュー「春の嵐」の回でもご紹介しましたが、もう一度彼らの楽曲の動画と、その「春の嵐」のレビュー・ブログへのリンクを貼っておきます。

↑上の動画の曲「地下鉄の動態」が収録されているアルバム「動物の身体」は、普通のCD通販サイトには見当たらなくて、アマゾンの中古でようやく手に入れました。

「ハイスイノナサ」の音楽の傾向としては、照井さんがあるサイトのインタビューで、

「ボーカルが主役っていうバンドのあり方が、子どものときからイヤだったんですよ」

と語っているように、ボーカルではなく音楽がメインです。

しかも、その音楽自体も、主旋律よりむしろ、その後ろに
「音を重ねる」
ことに主眼が置かれているように感じます。

女性ボーカルの歌も数曲の中に入ってはいますが、その声さえあくまでも「音」の一つであるかのように聞こえます。

↑上の「春の嵐」のレビューでも指摘した、
「バックグラウンドで鳴り響いているピアノ」
のように、流して聴いていてはうっかりスルーしてしまいそうな楽器の使いかたに、ハイスイノナサの真骨頂があるのです。

それを端的に表しているのが、彼らの公式サイトです。


残念ながら、FlushPlayerがないと今から説明する効果は見ることができず、スマホはムリですのでパソコンでご覧になってください。

※追記:FlushPlayerのサポートをAdobeが終了しているみたいで、以下のような効果はもう見ることができないようです。
大変残念です。

ハイスイノナサ.jpg


トップページの画像が↑これです。

まずtrackをonにすると白い画面に音楽が流れ、中央に8個に分割されている長方形が浮かび上がります。

が、これだけでは一見なんの意味もありません。

しかし、その一つひとつのブロックにカーソルを合わせてクリックすると、驚くべき世界が待っています。

ブロックの向こうには画像と、そしてある「音」が隠されていて、クリックするとその画像が現れ、隠された「音」が流れてきます。

不思議なことにその「音」が、バックで流れている静かな音楽に、どのタイミングでどのブロックをクリックしてもピタリ!とマッチするのです。

これはもうビックリするというかなんというか、最初にそのことに気がついた時には、しばし呆然としてしまいました。

その後はもう我も忘れ、ブロックをクリックしては「音」をミックスする作業に没頭してしまいました(笑)

いろいろとやって行くうち、trackをoffにしてブロックを次々とランダムにクリックしても、ひとつの音楽として成立することにも気づきました。

まるで「音の実験工房」のようなこのサイト、ぜひ体験してみてください。そして「ハイスイノナサ」の素晴らしさを感じてみてください。

照井さん。てるりん。
何度でも言います。

タダものではありません。

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