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キューバでの新生活のスタート!ホテル隔離生活3日目のハバナより

日曜日の夜にスペインから直行便でキューバの首都、ハバナに到着しました。2年間のスペイン留学が終わり、9月からハバナでしばらく勤務になりました。初めての海外勤務、初めての中南米生活に少しドキドキしていますが、キューバのいいところをたくさん見つけられたらいいな、と思っています!

さて、現在キューバではワクチン接種の有無にかかわらずスペインからの渡航者には5日間のホテル隔離が課せられています。日本では海外からの渡航者の隔離は政府指定のホテルに滞在することになっていて宿泊費もご飯代も無料となっていますが、キューバは自分でホテルを選べますが宿泊費用は自己負担。荷物も多いのでちょっと良いホテルに宿を取ったのですが、お部屋も広いし三食ご飯も水もついていますし隔離生活はしんどいですが満足しています。5月に一時帰国した際の日本のホテル隔離と比べると、やっぱり日本ではサービスが行き届いているし隔離も徹底されていたんだなあと思います。例えば、今いるホテルでは部屋から一歩も出てはいけないことはちゃんとルールになっていますが、ご飯の受け渡しはマスクはしていますが手渡しですし、毎日清掃が入ってくれるのはとってもありがたいけどその間自分も部屋にいるので隔離と言えど若干の接触があります。

ちなみに、隔離中のご飯は、毎朝次の日のメニューリストが来て自分で選ぶ形です。結構量があるのですがあまり自分の口に合わず食べれるものが少ないのですが、その国の文化に馴染むためには現地の食べ物を食べて生活するのが第一歩だと思うので、徐々に慣れていきたいなあと思います。

お部屋が広いとは言え、ずっと部屋から出られないのはなかなか応えますが、勤務に向けて準備したり、暇な時間はベランダに出て街並みや夕日を眺めたり、持ってきたギターやゲームで時間を潰しています。ベランダから見える街並みは南国感が強くて黄色い壁に赤い屋根のお家たくさん。そして上からでもおもちゃのようなクラシックカーが走っているのが見えました。見かけは可愛いのですが、古い車だから排気ガスがすごい!空港を出た時にも排気ガスの匂いにびっくりしました。

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また、Wi-Fi環境が良くないと聞いていたのですが、ホテルには一応Wi-Fiがついていて、一度に一つのデバイスしかアクセスはできないものの普通に使うことはできます。ただ、家族とテレビ電話をしようとしたら回線が途切れてしまったのであんまり速度は速くないようです。先月デモがあってからネット規制が強まっているというニュースを見ましたが、現状Facebook、instagramなどのSNSも使えますしYoutubeも見ることができます。ただ、たまにウェブページでアクセスできなかったりはあるのですが、どういう基準で制限がされているのかがいまいちわからずちょっと今は色々試してみたいと思います。唯一自分的に悲しいのは、私がヘビーユーザーとして愛用している音楽アプリSpotifyがアクセスできないのが一番がっかりしています。私は家にいる時は基本的に音楽をずっとかけていたいので、何かキューバでも使える音楽アプリを探そうと思います。

まだこの国に一人も友達がいないんだなあと思うと、無性に寂しくなったり、スペインの友達とメッセージをやりとりしていると、ホームシック的な気持ちになってしまうことがありますが、ホテル隔離が終わったら少しずつこの国にも友達を作って、いつかキューバを去る時に寂しい!離れたくない!と思えるようになりたいなと思います!!


記事を読んでいただきありがとうございます!日々の中で感じたこと、考えたことをつらつらと書きとめていきたいと思います。