見出し画像

マドリード州で無事ワクチン1回目接種!

ついに!ついに!待ちにまったワクチンの1回目を接種してきました!!(拍手)接種から4時間、今のところ腕の痛みもなく本当に打ったのか?くらいの感じで体調も変わりありません。先日3回打った狂犬病ワクチンの方が全然痛かった。ただ、12時間くらいしてから腕が痛くなったり体調が悪くなったりと言うこともあるみたいなので安静に過ごしたいと思います。

スペインでは若年層の感染拡大に伴い、各州でワクチンの年齢制限をどんどん下げており、マドリード州では先週の金曜日から25歳以下、今週から16歳以上であればワクチン予約ができるようになったようです。会社も何もやってくれないし、スペインの社会保障番号も持っていないので、かなり不安に思って生きていましたが、マドリード在住の優しい知り合いがワクチンの予約方法を教えてくれて無事予約できました!まだ打てていないよ、やり方わからないよ、スペインの社会保障番号がないよ、と言うスペイン在住の皆様、DNI(マイナンバー)かNIE(在留外国人のマイナンバー)さえあれば予約できる方法を載せておきます。

と言ってもやり方は簡単。下記のマドリード州のワクチン予約ページにアクセスし、CIPA(社会保障番号)がない人向けの下の段の記入フォーム、If you do not have a CIPA, you can access with your DNI / NIE / Passport and date of birthというところにNIE(マイナンバー)及び誕生日、苗字を入れるのみ。
https://autocitavacuna.sanidadmadrid.org/ohcitacovid/#/

私の場合、7月11日にこれらを入れてNextを入れたら、14日(今日)の19時25分と出てきてQRコードが出てきました。場所の記載がなくてどうしよう、と考えていたら5時間後くらいにSMSでリンクが送られてきて、14日19:25で予約を確定する?変更する?と表示され、確定したところ、場所も表示されました。マドリード州は自分で日時を指定できないようですが、他の州は自分で予約をするなど色々なケースがあるようですのであくまで現在のマドリードの例となります。知り合いによると、予約を確定せずに延期するといつになるか分からないのでもう取れちゃったらその日で行った方が良いかもとのことでしたので、急遽旅行先から帰宅しました。

そして今日、家庭教師が16時に終わったので予約までかなり時間がありましたが行っちゃえば打てるだろうという安易な考えのもと会場に行ってみました。いろいろな会場があり家庭教師の先生はアトレティコマドリードのスタジアムだったと言っていましたが、私の会場はかなり辺鄙なところにあり空港の近く(Hospital Isabel Zendal)。メトロを乗り継ぎ近くまで行ってタクシーで8分ほどのところで、近くにいると大量の車と歩いている人たち。もしかして早めに行っても打てないのでは、、?と不安になりましたが、会場に入っていくまでに距離は歩きましたが待つこともなく、QRコードを提示しても何も言われずさくっと入れました!

会場に入ると「今日のワクチンはモデルナです」との表示がありました。スペインでは会場に行くまでどのワクチン が打たれるかがわかりません。そのままブースに案内され、とっても簡単な問診があり(コロナにかかったことあるかどうかと、どっちの腕に打つかだけ聞かれました)、モデルナだから次の接種は28日経った後になります、いつになるかはSMSが届きますと言われ、1回目接種をしました、という紙(同じ情報がアプリでも読み込めるようです)をもらい、隣の椅子に座るとお兄さんが特に何も言わずに注射をして終了。一応終わった後に待合ブースがあるからちょっと休憩していってね、と言われました。ちょっとって何分?ブースで少し待って、外に出てるまでの間とっても大きな会場をキョロキョロしているとブースで仕切られたベッドがたくさん置いてあって、第1波の時などはここが特設の病院だったのかもな。。と思いました。そして外に出ると、またタクシーを乗って近くのメトロ駅から帰宅。

自分を含め海外に住んでいる日本人の方で、仮にこの夏に一時帰国をしたとしても日本に住民票がないから日本でもワクチンが打てなかったり(この問題は現在は空港で在留邦人向け接種が始まり解決したかもしれませんが)、28日間も一時帰国しなかったり、かと言って、住んでいる国の在留登録はしていても社会保障番号を持っていなかったり、海外在住の人で様々な事情で母国でも在住国でもワクチンを受けたくても受けられない状況の人が多くいると思います。感染リスクを減らしこの状況を少しでも良くするために、接種制度の柔軟さ、あるいは例えば企業や組織の帰国の制度に縛りがあるのであれば対応を柔軟にすること、また社員、職員への情報提供やオプションをより多く提示することが求められているかと思います。

私が知り合いの方に教えてもらってとっても助かったように、マドリード限定の話にはなってしまいますが、どなたかの助けになればとっても嬉しいです!




記事を読んでいただきありがとうございます!日々の中で感じたこと、考えたことをつらつらと書きとめていきたいと思います。