文字起こしとAIでインタビュー動画制作を効率化するアイデア

私は企業の採用向けインタビュー動画をこれまで100本以上作ってきましたが、インタビュー動画を編集するのは正直本当に大変だなと思っています。

特に「リアルな言葉」をもらうために台本を作らずに作ることが多かったので、収録した素材の整理にとても時間がかかっていました。

特に今まではインタビューの発言を整理する時に、「膨大なインタビュー素材を再生して聞いていた」ので何時間もかかっていました。

そんな作業もうやりたくない！

この記事ではPremiere Proを使用して動画編集を少しラクにするアイデアをご紹介します。

撮影した素材をPremiere Proに取り込む

流れを簡単に説明すると、Premiere Proで文字起こししたテキストをAIツールで校正して、そこからキーワードを抽出します。
あとはPremiere Proに戻って、文字起こしからキーワードを検索して必要なインタビューシーンを選別していくことで編集時間を短縮するイメージです。

最初に動画を撮影し、そのインタビュー動画をPremiere Proに取り込みます。

その後、Premiere Proの文字起こし機能を活用して、インタビュー内容を文字起こしし、テキスト形式で書き出します。

テキストで書き出すにはPremiere Proのテキストパネルのメニューから書き出しを選択します。

Premiere Proの文字起こしはかなり精度が上がってきているので、ここで文字起こししたテキストを使って記事に流用できたりすると思います。

また今回はPremiere Proを使っていますが、動画の文字起こしができれば他のツールでも構いません。
→vrew,Nottaなど

文字起こしした文章をチャットGPTで整理する

その後、出てきたテキストをChatGPTまたはMicrosoft AIに入力して文章を整えてもらいます。

「以下の文章を要約してください」のように頼むと良いと思います。

要約を依頼すると、いい感じの箇条書き文章が出てきます。

あとは箇条書きで要約された文章からインタビューの重要なキーワードを選別していきます。

このセリフは重要だったよな、PRポイントに漏れはないかな？など、箇条書きで見られるのでシンプルに考えることができます。

最終的には動画で確認しますが、ここではおおよその構成をつくることと、重要なキーワードを見つけることが目的です。

Premiere Proの文字起こし画面からキーワードを検索する

次に、Premiere Proに戻り、文字起こしからキーワードを検索します。

検索結果からインタビューの該当部分が何秒にあるかを確認し、それを新たなシーケンスにまとめていきます。

これにより、重要なインタビューが一つのシーケンスにまとめられます。
事前におおまかな構成を用意している場合は、それになぞってインタビューを並び替えて行きます。

文字起こししてしまうことで、何時間もある動画を再生してインタビュー内容を把握する必要がなくなり効率的です。
さらにAIで要点を絞ってしまうことで、かなりの時間が節約できると思います。

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AI×文字起こしで動画編集がラクになる

AIツールで自動編集とまでは行きませんが、一度文章にしてしまうことでチャットGPTにも取り込むことができるので便利です。

少しでも編集がラクになるヒントになれば幸いです。

ここ知り動画
里原