「就活・婚活」の前に必要なのは

(読了目安5分)

就職するために10社の面接を受ける人もいますよね。
履歴書を送って、面接に出向いて、不採用通知を受けて・・・これを10回も繰り返すんです。
こんなことをやっていたら、社会から否定されている気になります。
他人はあなたを不幸にすることはできないんですが、それでもやっぱり気分が悪いはずです。


結婚するために、10回のお見合いパーティーに参加する人もいますよね。
パートナー作りに10回挑戦して、10回負けるわけです。
こんなことをやっていたら、自信をなくします。
毎回5千円の費用がかかるとしたら、10回で5万円の投資です。
なぜ毎回お金を使って自信をなくしていく必要があるんでしょうか。


「就活・婚活」は、自分を売り込む作業です。
言ってみれば「営業活動」のひとつで、これらは確かに長く愛されるための努力のひとつですが、マスターは、本質的な努力とは遠い気がします。
というのも、本質的な努力をしっかりすれば、就職のための面接も、お見合いパーティーも、1回で済むからです。
もっと言えば、本質的な努力をして「知恵」を身につければ、会社からヘッドハンティングされたり、プロポーズされたりしますから、就活も婚活もしなくていいんです。


本質的な努力とは、「自分を磨くこと」です。


身に覚えがある人もいると思いますが、「自分磨き」をしておかないと、就職しても長続きしませんし、結婚しても、やっぱり長く続かないんです。
逆に言えば、自分磨きをしておけば、就職も結婚もでき、もちろん長続きします。


自分を磨けば、結果的に「就活・婚活」になっているんです。
「就職したいから就職活動をする・結婚したいから結婚活動をする」というのは、表面的で単純な考え方です。
表面的なものばかりにとらわれて本質を見失わないようにしてください。


◎必要なのは自分磨き


世の中、いろいろなセミナーや宗教などで、愛に近づく方法について語っています。
しかし、いくら勉強しても、実践が伴わないと愛は手に入りません。
心理学者や哲学者、カウンセラーやヒーラー、これらは人の心や愛を扱うプロですが、争いをやめられない人はたくさんいます。
いくら勉強をしても、そして試験の結果が良くても、心理学者になっても、勉強したことを実践できないからです。
自己啓発セミナーやスピリチュアル系団体の主催者、宗教家、そして平和活動家でさえ、愛には遠い人が多くいます。
もちろん「大学を出たら幸せになれる」なんていうことはないですからね。
「戦争」を起こすのは、いつも学歴が高い人なんです。


逆に、愛を実践できているなら、勉強は無用です。
たとえば、元気にあいさつできている人は、「元気に挨拶できれば長く愛される理由」を知らなくてもいいんです。
だって、実践できているんですからね。
しかし、長く愛されるために必要なことは、「元気にあいさつできること」だけではありません。
一日の中には、数十、数百という「長く愛されるために必要なこと」があり、それらをどれだけ実践できているかが大切です。
自分を客観視し、気付いていないところに気付く力を身につけ、「私はできている」なんていう思い込みを一度なくしてみることも大切です。


ポイントは、「普段の生活の中で」、です。
つまり、仕事や子育てなどの日常生活の中でなにができるか、ということです。
人生の目的は愛にたどりつくことですが、仮に、愛にたどりつく方法として、日常から離れ、過激な修行や長時間の瞑想を実践している人たちがいるとします。
その人たちが「子育てをすると修行や瞑想の時間が充分に取れない、だから子どもは無用」なんて言っていたら、「愛」は人類の絶滅と引き換えになってしまうんです。
愛にたどりつくために人類が絶滅してしまったら、本末転倒です。


人は、親から子へ、子から孫へと、代々受け継いできた愛のバトンを渡していきます。
愛にたどりつくまでに何世代かかるか、それは家系ごとの知恵にかかっていますが、人は仕事や子育てを含む日常の中で、愛にたどりつけるようになっています。


「過激な修行や瞑想をした人が愛にたどりつける」とか、「子どもを産んで普段の生活をする環境では愛にたどりつけない」とか、そんなことはありません。
むしろ逆と言ってもいいかもしれません。
自分の中に、そして日常生活の中に愛はあるんです。


自分磨きには地道な努力が必要ですが、決して難しいことではありません。
ただあなたが「本質」に近づくこと、それだけなんです。
運動でも勉強でも、どうすれば上達するか、なぜそうなるのかと考え、本質に近づくための努力をするのと同じように、愛とはなにか考え、そしてどうすれば愛に近づけるか考え、その考えを実践すればいいんです。
実践できている人は、就職も結婚も思い通りです。


世にある「自分磨き」の多くが「商業」ベースで、自分磨きとはどんなことか知らない人たちに、「お金を使って自分を磨け」と情報を流していますが、自分磨き業界の内部の人もストレスを抱えているのが現状です。
そんな「自分磨き業界」で自分を磨こうとしている人は、前段階として、まずこのnoteを初めから読んでみてください。
このnoteは、子どもを思う父親の視点から、日常生活の中で「大切なもの」に近づくための考え方や実践方法が書いてあります。
本質に近づけば、おのずと言葉や行動が変わり、世界が変わります。


自分を磨けば、10社の面接や10回のお見合いパーティーは無用になります。
ヘッドハンティングやプロポーズを受け、仕事も結婚相手も選べるようになります。


「就活・婚活」の前に必要なのは、「本質的な自分磨き」です。

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