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こころの学び

(@トレーナーズ・ルームより)

ガチャガチャ。

「おや、開いていない」

待ち合わせは10時で、場所はあっているはず…

トラブルか?
いや、遅刻だな。

そんな風に考えていると、サングラスにスーツのおじさんが来ました。

「よう!お疲れ!」

…相変わらずです。

本日は私のトレーナーと心理、およびビジネスのお話しのため
1ケ月ぶりの待ち合わせでした。

まるっと17時まで詰め合わせるとの予定でしたが
「今日県外に仕事できて、次帰るの来週だから」と、さらり。

「詰め合わせやる予定だったけど、埋め合わせるね。なんちて(笑)」

…はははー。ぶっ飛ばしてやろうか(笑)
とも思いました。
思っただけですよ(笑)

人には色々人間関係がありますが、私のトレーナーとは
この感じが好きです。

と、いうか見ると大きなスーツケース持ってました。

「その格好で行くんですか?」

「うん。イケてるやろ?」

「いや、仕事何?って感じです」

「福祉関係だよ。知ってるじゃん」

「いや、何か犯罪やっちゃって、高飛びする人でしょ?」

「頭に来てブスッ!と。ってバカヤロー。
ま、始めようか。」

というノリで予定より15分遅れで開始されました。
そして予定より2時間早く終わる予定です。

本日は動機付けのパターンの復習とカウンセリングについての意見でした。

動機付けにも人によってパターンがあります。

人から何か言われてから、やる気になる人。
何かを見てから、やる気になる人。
何かに触れてから、やる気になる人。

例えば、検定試験の募集要項を見てから、
お、こんな時期か。今年はこうやろうと、自分の中で話して、
本を買いに行って、
合格しているシーンを描いてから、取り組む。

という人がいたとすると、
視覚の外的→内的対話→感覚の外的→視覚の内的→やる気
というパターンができます。

…難しいですね。

結局やる気パターンは人によって違うということが伝われば幸いです。

人によってはきっかけが、
人から言われて試験を知る(聴覚外的)から始まる人もいます。

同じ研修であってもやる気になる人、いない人がいるのはそのためです。
また、物を買う時もこのパターンに類似してきます。

パターンが分かれば、売りやすくなります。

こんな感じです。
まず、こちらをご覧ください(視覚の外的)
→どうですか?(内的対話の促し)
→実際に触れたりしても構いません(感覚の外的)
→こちらの商品があると仮定してみてください(視覚の内的の促し)

これで、相手の方は買ってもいいかな、というパターンにハマってしまいます。

逆も然りです。
この視覚外的から始まるお客様に色々な種類の商品を見せると、
今度は内的対話につながらず、混乱し、どれも選択しないという結果になります。

やる気パターンはこんな感じです。
観察と日々の訓練が必要です。

あとはカウンセラーの心構えとして。

「自分は誰よりも学び続ける必要があるが、誰かを治せる訳ではない。
その人が勝手に治るだけだ」

みたいな心構えを再三叩き込む時間となりました。

確かに、心理アセスメントや療法がうまくいき、
相手の方々が「良くなりました!」というのが続くと
「私が治した」と思いやすくなります。

そうすると、「私は治せる」につながり、「相手」を見なくなりやすいのです。

私にできることといえば、視点の提供くらいのものです。
相手が何を感じて、どう考えるかは100%理解することはできません。

謙虚に誠実に今後も生きていきます!

P.S.
カウンセリングについては様々な意見があります。
プロバイダーの速度と同じように、目に見えない商品です。

「こころと言葉」の心理系サービスやカウンセリングでは変化をもたらすことを宣言しています。

・アセスメント→療法→気付き→療法→改善

こんな感じです。

日々精進し、かかわった人が幸せを感じられるよう頑張ります!



合同会社こころと言葉の公式HP


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虐待に関する電話はおよそ4分に1件。来年から児童養護施設の対象の児童が在宅支援になることもあり、さらに発見することが難しくなります。教育と虐待。線引きは明確ではないでしょうが、可能な限り関わっていきます。