抽象度

抽象化と具体化

私はNLPの資格を保有してます。

いきなりこのように書くと、

「NLPって?」

「だからなんだ?」

という感じでしょうが、どの分野にも当てはまることなので今日は抽象度と具体性のお話し。

基本的には抽象度が高いと誰にでもあてはまることになります。

あなたは人間です。

これは抽象度が高く、ほぼ100%あてはまるものです。

こっから、日本人、男性、30代、35歳、会社員、既婚者、子ども持ち、男の子、3歳、とかするとより具体的になり、あてはまりにくくなっていきます。

しかし、あてはまる人はどんどんと記事への興味が出てきます。

このように書くと具体的に記載する方が良いとなり、物事を考える時は具体的に考えることが正しい、というような見方になりますが、実はそうではありません。

最近、「メモの魔力」や「鬼速PDCA」、「NLP関連の本」を読み直していたのですが、共通することは一旦、抽象的に表現をすることが大切だということです。

もちろんここでの「大切さ」は前後文の関係もありますが、一概に具体性を持たせた方が良い、という訳ではなく、一旦抽象的に表現し直し、自分に合うような具体性を帯びさせていくというモノ。

例えば、プロボウラーになる。という夢があった時はこれは抽象的です。プロボウラーの定義(試験に合格すればいいのか、試合で勝ち続ければいいのかなど)も分かりません。なってどうなるのかも分かりません。いつなるのかも分かりません。

この辺を埋めていくと具体的になり、行動をしやすくなります。

なので、抽象的に語り、具体的に描き、行動する。という構図が成り立ちます。

これが意外と難しいのですが、結構楽しく、今私がハマっていることです。どんな表現でも抽象的に言えば、「人生」と表現できてしまいます(笑)。

とか。


ちなみにこれ、セルフカウンセリング手法でも使えます。

すでに視野狭窄になっている人は難しいかもしれませんが、予防程度にはなるはずです。

例えば、「メンタル的に元気がない」

という状態であれば、結構抽象的です。

これをさらに抽象的にすると「やる気がない」と言えると思います。

そこで逆説的に「やる気がある状態」は?

と具体的に自分のやる気の状態を比べることで、原因がみえてくることがあります。

そうすると、改善のための行動が分かる場合もあります。

あくまでも一手法であり、余裕がある時の予防みたいな言葉遊びなので前面に押し出す気はありません。

概念的な「抽象化」と「具体化」

ちょっと意識して生活に取り入れても良いかと思いますよ。


虐待に関する電話はおよそ4分に1件。来年から児童養護施設の対象の児童が在宅支援になることもあり、さらに発見することが難しくなります。教育と虐待。線引きは明確ではないでしょうが、可能な限り関わっていきます。