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#66 お金の動きってつくづくVUCA。これをわかっていると相場下落時に慌てない。

心躍るマネーサポーターのみほです✴︎
金融業界で毎日金融市場(世界の株価、為替、経済指標、ニュースなどのあらゆるお金の流れ)に関わって来ました。

▶︎まずはVUCAって何よ。

⚫︎Volatility(変動性)

⚫︎Uncertainty(不確実性)

⚫︎Complexity(複雑性)

⚫︎Ambiguity(曖昧性)

4つのキーワードの頭文字を取った言葉で、変化が激しく、あらやるものを取り巻く環境が複雑性を増し、想定外の事象が発生する将来予測が困難な状態を指します。

▶︎金融市場はまさにVUCA

VUCAは将来予想が困難であると言っていますよね。

金融市場についても予測するのは困難で、なぜその結果になったか、因果関係がはっきりしない。

結果から原因を推測したり、現状から将来を予測することはできても、当てることは不可能と言えます。

それほど、金融市場(マーケット)とは変動的で不確実で複雑で曖昧な世界ではないでしょうか。

為替や株価の変動幅をボラティリティと表現したり、金融商品自体が様々な国とセクター(医療、エネルギーなどの投資分野)、アセット(債券、株式などの投資対象)から成り立っており、非常に複雑怪奇


▶︎経済予測は占いに近い

エコノミスト(経済学者)各金融機関を代表する評論家がこの図を予測できたでしょうか。

20年感の世界の株価指標の推移と株価を下落させる要因となる、いわゆる○○ショックと言われる出来事も記載された図


1999年12月の世界の株価の平均を100とした時、20年で250になっています!!

単純に20年前100万円で世界株価に投資する投資信託を購入しずっと保有。

現在2,500万円になる!

日本ではこの20年間物価変動がほぼないので、この2,500万円は2,500万円の価値があります。

※物価変動、インフレ、デフレの話は今回は長くなるので割愛。

それは20年前間ずっと持ち続けられたらの話です。
あなたはできそう?

▶︎ファクトフルネスでも紹介された「直線本能」

この表では上向きですが、相場が下向きの場合もありますよね。

人は下落相場では、さらに悪化するのではないかのという恐怖心を抑えられず、せっかくのチャンスを手放しがちです。

▶︎エコノミストの言うことを鵜呑みにしてはいけない

株価の変動要因

しかし、金融市場はVUCAです。

あらゆる要因が複雑に絡まり合って、相場が左右されます。

特に、昨今のロシアとウクライナの戦争などの世界情勢、災害などといった最も予測困難な分野に関してはお手上げです。

エコノミストは、毎日のように本日からの為替や株価の動向、現在のマーケットの注目ポイントを話されていますが、実際に予想の的中率に注目している人はいません。

わざわざその結果を出さないのは、そもそも、プロでさえも予想が当たることを前提にしていないからともいえるのではないでしょうか。

大まかな指標と捉えるのがよいと思います。

▶︎相場下落時は慌てない

先程のチャートを見てください。
20年間世界株価は右肩上がりです。

一時的な下落に慌てないで下さい。

人々が資本を介し、経済活動を営む限り長期的には発展していくものです。

私も資産運用してますが、将来予測が困難なVUCAの時代だからこそあえて予測し過ぎることを手放し、今を生きることを大切にしたいと思います。

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