心こそ宝物

1.はじめに

今年も7月に入り後半に突入しました。梅雨も本格化してきましたが巷ではコロナワクチンは安全なのかどうなのかとか、なかなか晴れやかでない状況でございます。

さて、本日の記事のタイトルは「心こそ宝物」です。これまで自身が活動家として主張してきたことの核となる部分を改めてお話していきたいと思います。これを読んで、正直ドン引いた、意外だった、などなど思われる方もいるかと思いますが、僕自身相当の覚悟で書いておりますので、どうか最後までお付き合いください。

2.なぜ幸せだと思えないのか?

何をするにも便利になったし、不当に扱われるようなこともない現在。労働環境も年々改善されていき、勢い重視の体育会系のノリは今や顰蹙を買う世の中。それでもギスギス感があるのはなぜでしょう?

3.見えない大衆による相互監視

それは、個人の権利を声高に主張してきたあまり、名もなき大衆がものを言う社会になってきて、その名もなき大衆が社会全体までを監視している空気が蔓延しているからです。その声を無視するわけにはいかない政治も舵取りがうまくいかない、というのがまず一つあります。つまり社会全体が勝手に余裕を無くしてきており、現実誰もが納得する妥協点などありえないのに大衆がそれを許さない構図になっているのです。

二つ目は、これまで労働と余暇を対立的に捉えて暮らしてきたのでどうしても娯楽中心の生活を志向しやすいし、そうすると一刀両断的な耳障りの良い刺激的なワンフレーズ型政治が持て囃されるのです。これまではワイドショー型、今ではYouTubeウケする類ですね。結局、政治の質が上がらないのは、こうしたエンタメ中心の生活の弊害でもあるのです。

4.経済成長と個人の権利だけを叫び続けると分断が進んで誰もが孤独になる

これまで、経済成長したら所得も向上し、余暇でジャンジャン金を使ってリフレッシュ!というのが資本主義モデル下の幸福感でした。ですが、だんだん経済のパイが小さくなってきて、それでも儲けるために途上国や高齢者を安い賃金で使用して存続させている状況ですが、コロナ禍もあいまって、本当にこんな世界で大丈夫なのか?と心配になった人が増えてきているように思えます。

また、これまで社会の成長とともに人類は自然を(その都度進化した)機械を駆使して開拓し、暮らしやすい体系に仕立て上げてきました。そして自然相手だけでなく自らの身体を改造しての美容整形や性の克服といったことも特段珍しい話題ではなくなってきました。

5.人類だけ特別扱いで許されるのか?

だが、こうしたことで発展してきた人類の進歩向上の歴史の裏で、地球の生態系全体に負荷が掛かってきているわけで、その他の生物を犠牲にしてまで続けていいものなのでしょうか。

6.無理があったり不自然な行いは長続きしない

個人の欲望を満足させるために、何かを犠牲にして達成させる。

本来はそのように設計されてないのに、後天的に文明の技術を用いて変身させる。

今の世界の潮流はまさにこの状況だと思います。あらゆるニューノーマルが乱立していますが、やがて淘汰され、結局無理のないところへ落ち着いていくでしょう。

7.あなたの心こそが一番の宝物です。

ここまで述べてきたことを踏まえると、あんたは僕を、私を、不安にさせたいのか!?という声が聞こえてきそうですが、そうではありません。

周囲状況は刻々と変わっていくわけなので、いたずらにそれらに振り回されてはいけません。ご自身の心を守る動きを作るのです。

そのためには、安易に他物に依存しないことです。

面白くなかったり不安があると、何かに逃げたくなります。

極端な例かもしれませんが、

深酒、ギャンブル、不純な淫行(女、男、またはその他性的対象物)、クスリ

これらはその不安から逃れるがための一時の強烈な刺激でしかありません。それらが無くなるとまた不安が込み上げてきます。

要するにこういう人は、自分は不幸だから誰かに幸せにしてもらいたい、と思っています。自分の意思決定権、ないし手綱を誰かの手に渡してるわけですから危ないとしか言いようがありません。

でも、実は違うのです。

また、ひとつここで言わせて頂きたいのですが、恋愛のエンタメ化によって本当の男女の愛の価値が見失われつつあると思います。

8.恋愛は心の触れ合いを大切に

僕が中学生の頃、学校際の通路で、「生理がこない不安だ」というメモ書きを拾ってギョッとした記憶が鮮明にあります。

また、かつての職場で入社間もない女性従業員にあっという間に手を出し、即捨てた(俗にいうヤリ捨て)男を見て驚愕したこともありました。

僕らの世代は、学生の頃

恋をしようじゃないかウォウウォウといった歌が流行ったことでも分かるように、恋がエンターテイメント化した流れにいた気がします。今でもさほど変わらないでしょう?

当時自分はウブだったので(というわけでもなくこんな未熟な自分にそういう関係はまだ早いと心底思っていた)、正直ゲームのように周りが恋愛ごっこの中にいることに内心拒絶を感じていました。

文化そのものが、男女の愛憎や、すったもんだを全てひっくるめて人間なんだしそれでいいじゃない!と怠惰と退廃を正当化してきたのではないでしょうか?

そうしたことがまやかしだったことにいい加減気づいた方もいるのではないでしょうか。

男性にも女性にも、本当に心が通じ合うパートナーを見つけてほしいものです。(僕自身もですが)

ですので僕からみなさんには安易に、抱くな・抱かれるな

と助言してます。心を守るためにも。その愛が本物かどうか見極めるためにも。

9.結局幸せかどうかは自分が決めること

さて、ここで思い出してみてください。

あなたは幼少の頃、どんなことに心からの幸せを感じましたか?

また、どんなことに理不尽を感じたり憤ったりしましたか?

子どもの時の心は正直です。

大人になって社会化するにつれて世間体や見栄えを意識しだすと純粋な感性は濁っていきます。

それらを呼び戻すのです。

全てとは言いませんが、本来の自分と向き合うには最適だと思います。

さて、振り返ってみて幸せだと思えたことに

経済成長はありましたか?

過度な刺激はありましたか?

自己の権利拡張はありましたか?

10.幸せをお裾分けできる世の中に

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小さくてもいい。気付いた人から幸せをお裾分け出来る流れを作り出したい。もはや国家や世界のメインストリームに従うことが本当に幸せかどうかは怪しい。

こういう僕もさんざん自問自答と試行錯誤を重ねた結果、以下の目標が出来上がったのです。

2,025年までの目標

★ビジョン
「農のある暮らし」「持続可能性」「創意工夫」の3つのテーマの実践と普及によりマインドシフトを促し、個々の幸福度を高める。
★自分軸
空き家含むエリア/コミュニティマネジメントを通して、社会や環境の変化に左右されない愛に溢れたライフスタイルの追求。

応援、宜しくお願いしますね。

11.終わりに

ここまで必死に自分の訴えたいことを赤裸々に語って参りました。

自分で言うのもなんですが、こうした類の人はそうそういないと思います。

ですが、ここまで読んで頂けた方の中には、何かピンと感じた人もいるのではないでしょうか?

そうした方は、私の主宰する「まち力舎」の拠点「はつのいえ」にお越しください。

今の自分に可能な限りの助言をさせて頂きます。

自身に出来るレベルから暖かい暮らしが出来る環境を整えていきましょう。

最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました!!



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