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はつのいえファーム&DIYプロジェクト

昨年の8月から築46年の木造平屋を仲間内で借りている。

こじんまりとした平屋なのだが状態も良くて敷地も広い。

素朴でコンパクトな生活の良さを実践したい僕にはとても魅力的だった。

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この畳張りの6畳部屋を、みんなでミーティングやワークショップが出来る空間にしたい。だからいつかDIYリフォームしたいと願っていたが、なかなか着手出来なかった。

最近自分の話に興味を持ってくれた仲間達の勢いも手伝って、念願かなって堰を切ったようにスタートした。

そしてようやくひと段落したところだ。

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大学を卒業してから、今年で14年が経つ。

それからこれまでの歩みで自分の立ち位置に満足や納得が行くことは無かった。

卒業後、国家公務員/地方上級職を目指し就職浪人したが、よい結果が得られなかったため、本当に打ち込みたかった音楽活動に専念。それも30歳までと決めていたが、思うように発展しないことに落胆した結果精神に不調をきたす。抜け殻のようになって職を転々としたが、31歳から快調に向かったので暫く環境コンサルタント会社でバイトとして働く。そこで一時は正社員を目指しもしたが、思うことがあったため退職。

それは世の中の硬直性、他者への無関心、諦め、多様性の無さ、刹那的享楽主義を自分の周りから少しでも変えていける動きをしたい、と心底思ったからだ。

自分は自らのアイデンティティを生業にしたいと元来思ってきたが、世間の目も気にしていたためこれまでスタンスが中途半端だった。

たけど前職を辞めた後は、自ら起業したいと志すようになったため、一切の迷いが無くなった。

達成するまでやり続ける。

その一心でこの1年は通してきた。

自らのアイデンティティを閉じ込めたオリジナルCD『心のたいまつ』を実に7年ぶりに製作した。

そしてまたそのタイミングで新型コロナが猛威を奮っている。

それでも迷いや焦りは、無い。

理念を掘り下げてきたから、あとは形にしていくだけだ。

これからここをどうしたいのか?

それは、このDIY平屋を

①この地域界隈で新たな挑戦をする者達の活動拠点

②ご近所さんとの関わりで地域に愛着を持つ若い世代を増やすきっかけの場所

新しくも懐かしい場所、平屋スタジオ「はつのいえ」として再生させたい。

ちなみに名前の由来は、

自ら「発信」の、はつ(発)

最初の一手の、はつ(初)

以前最後に住んでおられた方のお名前に敬意を込めた、はつ(ハツ)

である。

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庭の畑化も進行中だ。

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ようやく芽を出したコイツはズッキーニだ。

限りはあるが、種々様々な野菜を育てたい。

また、収穫時には隣近所で採れたものとコラボした料理会を開くのイイ。

こんな感じで、

派手さは無いが心温まるイベントを仕掛けていく役割をしていきたい。

ですから、今後とも応援よろしくお願いします。


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