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段ボールとヘッドホン(さっき見た夢の話)

生まれた町の駅前の道を歩いていた。


日記や写真など、思い出のものが詰まった段ボールを持って、どこかへ向かっていた。


ヘッドホンをして歩いていたのだが、コードが絡まった。


横断歩道を渡るときに、コードをほどくのに夢中になって、段ボールを地面に置き去りにしたまま、渡ってしまった。


向こう岸に着いて、ヘッドホンのコードはまっすぐになった。

が、ふと、段ボールのことを思い出して焦った。


横断歩道を戻って、元来た道の地面を見渡しが、愕然とした。


同じような段ボールがそこかしこに転がっていたのだ。

僕の思い出の品が入ったのがどれかわからなくなってしまった。


その日は、道沿いにある子どもの頃通っていた学習塾が立ち退きの日で、業者さんが教室の中の備品を運び出しているところだった。


段ボールの中から自分のを見つけようと少し試みたが、数個で諦めた。


確かに思い出深い品々が入っていたが、貴重品や機密情報が入っているわけではなかった。


それよりも、自分にとっては黒歴史のような時代の記録が焼き付けられた日記帳や写真が詰まっていた。


僕は、これらの意味と価値を考えた。


1分くらい考えた。


そうしてわかったことは、それらの品々を見ても、意味のわかるのは僕だけだと言うことだった。


僕以外の人間には無価値なゴミだと気が付いた。


僕は愛用のヘッドホンだけ手に持ち、身軽になった心地よさとともに、先へ進んだ。


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