PayPayはチャージして使用してはいけない

PayPayは、PayPay残高を使用することで、1円単位で買い物に利用できる電子マネーです。あらかじめPayPay残高にチャージをすることで、支払いで使用できます。

PayPay残高には4つの種類がありますが、チャージ可能なのはPayPayマネーとPayPayマネーライトの2つです。
・PayPayマネー
・PayPayマネーライト
・PayPayボーナス
・PayPayボーナスライト

PayPay残高にチャージする方法は4つあります。
・銀行口座
・ヤフーカード
・ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いでのチャージ
・現金(セブン銀行ATMからのチャージ)
・ヤフオク!PayPayフリマの売上金

一方で、PayPay残高からの出金先は、銀行口座のみです。
また、出金は100円から可能になっています。99円では出金できません。
更に、出金先の銀行がジャパンネット銀行の場合は手数料が0円ですが、ジャパンネット銀行以外の銀行の場合は、手数料が100円掛かります。

ジャパンネット銀行に口座開設すれば、手数料の100円は取られることがありません。一方で、ジャパンネット銀行から他行への振り込みは、振込手数料がかかります。

この事より、一旦ジャパンネット銀行に出金して、ジャパンネット銀行から普段使いの銀行に振り込む場合、PayPayからジャパンネット銀行以外の他行に出金するよりも、手数料が多く掛かります。

また、ジャパンネット銀行のATM利用手数料は、3万円以上の場合は0円ですが、3万円以下の場合は165円かかります。

この事より、PayPayからジャパンネット銀行に出金して、ジャパンネット銀行のATMから全額出金して、普段使いの銀行に入金すれば良いか、という考えは打ち砕かれます。ただし3万円以上は手数料が0円なので、一旦ジャパンネット銀行に3万円入金した後で、ジャパンネット銀行から全額を引き出せば、手数料は掛からないのかもしれません。

この事より、PayPayに一旦お金をチャージすると、手数料を取られずに出金することは、極めてハードルが高くなります。手数料の分だけポイントを貯めれば、たとえ手数料を取られても元を取れる、と思うかもしれません。しかしポイントは使わなければ意味がありません。ポイントを使う際に、ポイント分だけで支払いが済めば良いのですが、ポイントで足りない分は、結局チャージした金額が使われます。つまり、ポイントを使用する際にも、実質的にはチャージ金が必要となるのです。

PayPayに一旦チャージすると、チャージがエンドレスに続きます。チャージを辞めるには、つまりPayPayから出金するには、実質的に手数料が取られます。よって、PayPayはチャージして使用すべきでは無いのです。

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