「痛み」でつながる。
子どもの頃、からかい、いじめの対象になることが多かった。
「暗い」
「デブ」
「ウザい」
「頭がおかしい」
よく知らない人、あまり仲良くない人から言われる嫌な言葉なら、まだ、なんとか耐えられた。
でも、仲の良い人、身内などから言われる嫌な言葉は、本当にきつい。見放されたと感じたり、生きていくことに希望が持てなくなったりする。
今までに、嫌な言葉をたくさん投げかけられた。嫌なことも、たくさんされた。
だからこそ、誰かの辛さや悲しみに寄り添えるような人になりたいと思うようになった。それが無理でも、せめて自分は、誰かを故意に傷つけるような人にはなりたくないと思った。
いくら正論だとしても、言う人、言う場所、言うタイミングを間違えたら、相手の心にはとても深い傷を残す。
言いたくないことを言わなければならないことはあるだろう。
そんなときこそ、丁寧な説明や相手の話にも耳を傾けるなどしていけるようになるらたらいいなと思う。
人につけられた心の傷は、結局、人にしか癒せないのだ。
「痛み」を負った人を癒せるのは、同じような「痛み」を過去に負ったことのある人だと思う。
傷の舐め合いだと言われようが、負け組だと言われようが、痛みでつながるコミュニティを築いていきたいと強く思う。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?