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1年生の授業 移住先の学校③

宿題多いですよ!にビビッて入学

自然の中でゆったりのんびりを期待していたら、学校に伺った時に「うちは宿題多めですよ」と言われ、正直「できなかったらしかたないか」とも思ってました。

毎日坂道を30分以上かけて帰ってくるのだから。それだけで十分。ただ、まじめな息子が泣きながら宿題をする姿が目に浮かぶけど…

いざ、学校が始まってみると、確かに毎日宿題が出るものの、今日は「あ」の文字のページを書いてこよう!や音読(5~6行)をしてこよう!など、息子はニコニコ「今日はこう書いてね、花丸いっぱい」と宿題しながら授業の様子も教えてくれます。

先生は、どんな字でも褒めてくれて「家でもまずやったことをほめてください」と言ってくれます。

「あ」なのか「め」なのか「お」なのか分かんなくても書くこと、書く意欲が大事だと。

本来、そうだよなと思います。だって、はじめて書くんだから。

1年生が必要なこと

息子は、保育園を卒園するまでひらがなでさえ字の勉強をさせませんでした。たくさん経験して、それを絵で表現していくことを大事にしていたからです。その分、語りつくせないほど濃い経験をしてきました。息子自身もかなり自分自身と向き合ったと思います。

今の息子の基本はそのさくらんぼ保育でできていると思っているので、特に後悔もありません。

マガジン 人を育てる自然保育https://note.com/kokoronikiku/m/m15e5abe42c39

ただ、
「初日から黒板に書かれた持ち物を自分で連絡帳に書かなければいけなかった」や
「初日から今日の感想を書くように言われた」など、

保育園では学童さんあるあるを聞いていたためビビりにビビっていましたが、大切は連絡は先生からのプリントでくるし、それに子どもたちの様子も載っていてそこから息子は昨日今日あったことを話してくれます。

授業よりも、何日もかけて交通安全教室をしてくれて。

図工は粘土で保育園の続きのようで。

体育は2年生と触れ合うことを大事にしてくれる。

教室だけの授業じゃなくて外の活動もしっかりと入れてくれる。

まず、学校になれることが1年生には大事だよね。ただ座ってるのは難しいからゆっくり慣れていこうと言ってくれているような内容、すごくありがたいです。

だからこそでしょう、息子は思ったよりも早く学校に慣れてきています。「〇〇がね、」と仲間の名前が話に出るたびに私はほっとします。

立ち返るのは少人数だからできるという事実

こんなことができるのは、少人数だからだという事実に何度も戻ります。

わざわざソーシャルディスタンスを考えなくても机同士が離れていて、

少人数だからこそ、先生は全員の姿を見ることができて(給食の時には専任の先生も来てくれるようです)、

少人数だからこそ多学年とも活動できる。

自分自身がどう生きていくかはまだ模索している途中だけど、子育てにとってはここにきてよかったと常々思います。





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