見出し画像

今まで避けてきた"現実"にこそ問題解決の糸口がある

こんにちは、吉倉です。

さて、あっという間に10月も終わりに近づいてきました。急にグッと寒くなりましたね。体調を崩している方も多いのではないでしょうか。暖かい格好で過ごしてくださいね。

今日は自己肯定感を上げたい人に向けてブログを書きたいと思います。

タイトルの通り、経論から言うと「今まで避けてきた"現実"にこそ問題解決の糸口がある」と言う言葉に尽きます。

自己肯定感が低い人は感情を抑圧している

生まれてから大人になるまで、嫌なことを要求されて「嫌だ」と言ったらその気持ちを尊重してもらえたことはありますか?自信を失っている人はそう言う気持ちを尊重してもらえた経験が少ないのではないでしょうか。

「嫌だ」だと言っても誰も肯定してくれなかった。否定されたり、仲間はずれにされた。そういう経験が積み重なって、「この世界には自分の気持ちを出しても尊重してくれる人がいない」と思っていませんか。

素直な気持ちを言えば否定される。無視される。馬鹿にされる。怒られる。さらには攻撃される。だから諦めて相手の意見に従ってしまう。そうすれば物事が穏便に進むから。自分さえ我慢していれば、丸く収まる、と。

感情を素直に出せなくなると自信がなくなる。そして自分で自分を信じられなくなる。つまり自己肯定感が下がる。自己否定が強化される。

自信を失った人には"ずるい人"が近づいてくる

自信を失った人には"ずるい人"が近づいてきます。正しく言えば"まともな人"もいたはずなに、自信を失った人には相手がどう言う人かを自分で判断出来ないのである。

"ずるい人"はNOと言えない相手を見抜く「プロ」。
そして"ずるい人"は"良い人"を装う「プロ」でもある。

そんな"良い人"の仮面を被った"ずるい人"が求めているのは"自信を失った人"である。そして"自信を失った人"は"ずるい人"と付き合ってきた経験が多すぎて、ずるい人から離れることが怖い。主体性がないから1人で行動できない。自分で抜け出そうと思って行動しない限り、ずるい人に支配される。

私はこう言った"自信を失った人"と"ずるい人"ばかりが多く集まる閉鎖されたコミュニティーを"妄想の世界"、"現実逃避"と思うようにした。現実逃避をしている時は楽しい。だって本当の問題から目を背けられるから。でもそれでは現実の生きずらさから抜け出せない。

現実逃避をするための努力は楽しい。でも逃避した先に何が残るだろうか?逃避した結果、「こんなんじゃなかった」と後悔しないだろうか?

※妄想の世界や現実逃避が悪いわけではない。でも、ちゃんと現実にも自分の居場所を作ってあげることが大切だよと言うことである。

今まで避けた現実を見るということ

画像1

自己肯定感が低い原因は、本当に触れるべき問題から目を背けたまま現実逃避をしているからかも知れない。ここで言う「本当に触れるべき問題」と言うのは「自分の本当の感情を認めていない」と言うことである。

認めるだけでは問題は解決しないけれど、解決するためにはまず認めることからがスタートになる。自己肯定感が低い人にとって感情を認めることは、今まで避けた現実を見るということになる。傷ついた自分の過去の感情に正面から向き合うことになる。苦しい作業だけど、それが終わると心は少しずつ強くなっていく。

別にその感情は表に出さなくてもいい。
自分自身が認めるだけでいい。

----------------

▼この記事に合わせて読みたい本(おすすめの本)


頂いたサポートは、書籍の購入費に充てさせていただきます。