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はじめての黄色い帽子

息子が小学校に入学して初めて一人で登校する日のことが今でも忘れられません。

黄色い帽子をかぶって「いってきま~す」と大きな声で言ってくれたけど、表情は少し不安そうで…でもワクワクしている気持ちが伝わってきます。

私は平気な顔で「いってらっしゃ~い」と手を振って送り出したけれど、心の中は心配や緊張で心が落ち着きません。

無事に学校まで行けるだろうか…、友達はできるだろうか…、ちゃんと席に座っていられるのかな…とにかく不安でいっぱいです。


そして帰宅時間になり、家のチャイムが鳴りました。
急いで玄関を開けると、「ただいま~」と言って息子が満開の笑顔でドアの前に立っていました。無事に帰ってきたときは、涙が出そうになるくらい嬉しくていっぱい抱きしめてあげました。

学校どうだった?どんなことがあったの?
今日一日、どんなことをしてどんなふうに過ごしたのか知りたくてたまりません。

「楽しかったよ!友達もできた!」と一言…
もっと詳しく知りたかったけど、そんなことどうでもいい!
初めての学校を楽しめて本当に良かった!!!
私はようやく心が落ち着きました。

もうすぐ2年生になりますが、今でも思うことがあります。

先生に怒られてしまった日、お友達とケンカして泣いちゃった日、テストで良い点が取れなかった日、忘れ物しちゃった日、いろいろな日があるけれど、無事に家に帰ってきてくれるだけで100点満点だよって思うんです!
それだけですごいことだと思うんです!

1年生を過ごす日も残り15日とのこと。
来月から2年生です。
クラス替えもあるし先生も変わるそうです。


息子よ、また一緒にドキドキワクワクしようね!!


最後までお読みいただきありがとうございました。

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