見出し画像

「継続」する方法 ~中庸を目指して~

ピアサポーター 金子祐也

 今日は私の「継続」する方法について話したいと思います。

 私はこれまで20社以上、さまざまな会社で働いてきました。中にはパワハラを経験したこともあります。

 今思うとあの時に中庸の精神で取り組んでいれば、継続できたのでは、と思うことがあります。ですが、そうした場を踏んだからこそ今の自分があるので、むしろいい経験だと思っています。

 今の思考を身に着けたのも過去のつらい経験を経験値として、獲得しているおかげです。

 話はずれましたが、ずばり継続をする方法とは、中庸を目指すことです。

 この言葉は中学の頃に社会科の先生から教わった言葉です。

中庸とは
 極端な生き方をせず、穏当なこと、片寄らず中正なことを言います。

 もとは倫理学のアリストテレスが提唱した徳の一つであるメソテースが語源です。メソテースとは人間の行為や感情における「超過」と「不足」を調整する徳であるとしています。つまり継続とは超過と不足を調整していくことだと思います。

 これには私が行っているルーティンである二回に分けて入浴することにもつながります。

 一回目はテンションの上がる曲をかけて、自分自身を「超過」させ、二回目の入浴は、無音にし精神統一して「不足」を浮かび上がらせることで、初めて中庸の思考が出来るようになります。

 中庸でいることは、自分の思考に介入し、「超過」と「不足」を調整するようイメージしていくことが大事です。

 それによって、極端に躁状態にもならないですし、鬱状態にもならなくなり、物事が継続することへ一歩一歩つながっていくのです。

 今大きいことをやろうと考えたりしても継続にはつながりません。バランスよく中庸でいることが継続への近道です。

 ちょっとつまらないくらいの普通が一番ですね

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?