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夢の記録/6422階、更に上へと

夢の記録/6422階この続きのお話を。

現実に戻った私はあの景色の素晴らしさを時折思い出していた。
あの景色・・・
あの空間・・・
あの感動・・・
再び見たいとネットの画像を検索するがそれに見合うものはなかった。

あの夢の後に6422階・・・その数字の意味が気になった。景色だけではなく、言葉だけではなく、リアルな数字を出てきた夢などそうそう経験はない。何か意味があるのかもしれない。

パソコン向かいエンジェルナンバーのその数字の羅列をネットで検索した。6422という羅列の数字は見つからなかった。何となく数字を分割してみようか?と思い立ち64と22に分割してみた。

後で知ったが、分割するなら642と2らしい。だが、私は何となくを大切にしている。そこに必ずという理由はない。ただ、直感という人間の6番目の感覚は私をいつも適切な道へと軌道修正しているような感覚を持つこともある。ある時は導いてくれているように感じているからだ。

エンジェルナンバーはこうだ。
64・・・あなたの生活において、天は物質的にサポートしてくれています。スピリチュアルに集中しましょう。

22・・・天使たちは、あなたの心にわき上がっているその小さな可能性を、強く信じて形にするように促しています。

要約すれば、この見えてる現実を心配せず、今のしている事、自己の癒しに邁進せよということか?

やはり、直感はいつもココロに届く応援メッセージを届けてくれる。

ついでに642と2にわけてみたら?興味本位でわけてみる。基本的に2度目のメッセージはスルーしている。それは偶然も必然だからだ。

642・・・今、実現するのを手伝っているので、必要とするものは何でももたらされると信じ続けるように言っています。どんな心配事も天にゆだねてください。

2・・・あなたの祈りは形になりつつあります

ほぼ同じだった。
エンジェルナンバーの良いところは応援とそして、今回で言うならば、私には不安があると気づかせてくれたこと。テレビの占いと同じ感覚でいる。信じる信じないそんなものはどうでもよくて、気になるワード、目につくワードだけを受け取る。それらはその事について結局どう感じるか?そして、どうしたいのか?問いかけ、気づかせてくれる要素となり得るから。

私は委ねている。だが、責任は捨ててはいない。
こんな自分が可笑しく思える。ほんの数ヶ月前は不安の塊のような人間だったのだから。あの時の私がここにいるならば、きっと目に見える安心を求めていただろう。
私には、まだ自分に与えた時間がある。その時間をやりたいようして良いのだ。その間だけは現実の不安、心配に囚われ焦ることのないように過ごしてみよう。

与えらた時は12月。もうすぐだ。

そんなことを思いながら過ごしていた。

あれから、夢の続きではないかと思われるようなモノを見た。

それは突然に・・・
1人サイズエレベーターに乗っていた。エレベーターはガラス張りで前回の広めのエレベーターと随分違った。景色は見えない、曇っているグレーがかった曇り空にも見えなくはない。全面がそれだと、もうここがどこなのかわかりようがなかった。前回の最高の景色だったからか、おもてなしがなっていない〜と、笑って呟いた。

そこに不安はない。
何が起こるのだろうか?
何か起こるのだろうか?

一瞬でエレベーターの外の色が変わった。
黒?いや違う・・・青みがかっている?濃紺か?
左右、後ろをみても変わらない濃紺。上を見ても同じだった。閃いてついでに下も見てみた。足元を見て一瞬に理解した。

ここは・・・宇宙だっ❗

そう、自分の足元にあったのは地球だったのだ。

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大きく、まるで映画館の1番前の席に座って見ているように。ただ・・・大きい。

綺麗だった・・・。
美しかった・・・。
言葉をなくし、自分を忘れ、感動した。

次の瞬間、ある空間にいた。私を包むガラスケースはなかった。
薄い雲のような見た目がふわふわしているような地面、床の上にもくもくと煙を出すドライアイスを置いてるかのようだ。
人がいた。

1、2、3、4、5、6・・・6人の男女が円となり座っていた。人と人の間のバランスは均等で思いのほか離れている。
座布団も場所を記すものも無いのによく均等に座れるものだ。一つだけ空いてる空間が私の場所だと理解し、そこへ向った。
雲のようなふかふかな床は透けている。人の輪の中心に見えるのは…



地球。




再び美しい地球を見れることは嬉しかった。エレベーターに乗っていた時よりも更に上にいるのだろうか?先程より地球が小さく見えた。

そこにいる人達を観察してみる。
白い服、モヤがかかってるように顔は見えない。口元はわかる、透けているようにも見えた。だが、そこに驚くことも無かった。
男性が4人、女性が4人だったと思う。
あれ?先程は私を含め7人かと思ったのだが、もう1人男性がいたような気がした。その男女の事は知っている、だが現実には会ってはいないだろう。それよりも確かに感じる事は、


私達はひとつの目的を持ったチームなのだ。




私が立ったまま周囲への観察を終わり、あぐらをかいて座る。待ってました!と言わんばかりに会話が始まった。話の内容に驚くことなかった。

ある人は言葉や文字を使い
ある人は誰にもわからずひっそりと
ある人はサポートにまわる

それは個が主体であり、個で何をどうしていく予定でいるのか?というような内容の話のようだ。
話すと、一人一人のタイプが見えてくるようだ。
個ではあるが2人で一つをしていくと答えた人もいた。寡黙で思慮深いようにも見える男性、落ち着いた大人な女性。その中で自分を例えるならば、私はワクワクしている幼い子供だった。

会話が被ることもなく、この広い輪でよく聞こえるのが不思議だなと思った。だが、口を動かしているが、聞こえてくるのはどうやら体の内側からのような気もする。これがあのテレパシー的な!?などと思っても見たがよく分からないのが現状、だって口は小さくも動いてるように見えるから。

話をそれなりに聞きながら、不満を覚えたことがある。私は遊べなくなることに・・・。お仕事したら遊べなくなる〜❗と思い「私はまだ遊びたぁい」とら駄々をこね、床の上に小さな子供がやるように駄々をこねてみる。

ある女性が笑いながら言う、「遊んでていいんだよ。」と。
私は一瞬にして地球での価値観を持っていたことに気づいて答える。
「あっ、そっか、遊び場だもんね!」
自分がここの宇宙空間にまで仕事の価値観を持ってきた事が可笑しかった。

そのあとも会議をした。会議という真面目なものでもなかったが、会話というよりも会議の方がぴったりと合う気がする。

内容はやはり覚えていない。
不真面目だったからか?
初めてだからか?
それともその時、私が2つの会話を同時に聞こえていたからか?

そろそろ外が騒がしくなってきたから戻るとしよう。

あ〜その2つの会話の話もしとこう。2つは地球の日常の会話と宇宙での会話だ。宇宙の会話には参加していたが、地球の会話は聞こえていた。

なぜなら、

私は起きていたのだ。

それは起きようと意図するまで、ずっと気づいていなかった。自分が起きているということに。

私はずっと、傍らに家族の日常の声が聞こえていていたのだ。何を話しているかわかってる。私は和室でゴロリとしながら、目をつぶっているだけで、眠りに入っていないのだ。
このことは自分でも驚いたが、この状態は思い出すと2、3度の経験があったものだった。不思議なことにイビキをかいてるのに、しっかりと意識があり、起きているという感覚だ。

そう、私の体は目を開ければいつでも戻れるのを知っているのだ。


そして・・・
私はゆっくりと体を感じながら目を開いた。

今日の夢の話はここで終わりだ。
この話が夢か空想の物語かの判断は読み手の皆様のご想像にお任せするとしよう。




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