できることから

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最近、環境のことをよく考えるようになった。

幼い頃の故郷は、雪が背丈ほど降り積もって、雪だるまも雪うさぎも作った。氷柱もできたりして、とてもとてもきれいで、透き通っていて、思わず口に入れたことを覚えている(衛生的に今では考えられないけど笑)

最近は、そんな景色も少なくなってきているみたい。

大学生の頃から環境保護団体へ継続して寄付をしているのだけど、会報誌を読むたびに、環境のことを考える。

この先もっともっとたくさんの生き物がいなくなってしまうのだと哀しい気持ちになる。

この夏、動物園や水族館に行くのはもうやめようと思った。買い物は投票だ。そこに居る生き物のために、このお金は使ってもらおうと思っていたけど、使い方を変えようと思った。

おうち時間が増えて、ニュースやsns、ラジオなどでエシカルとかSDGsとか、結構前から知ってはいたけど、最近よく聞くようになったなぁと思う。

私が最近SDGsを身近に感じたのは、保護者がスーツの胸元にSDGsのレインボーのバッヂをつけていたから。

1人ではなかった。

企業としてつけるよう言われているのかもしれないけど、それで興味を持ったり考えたりする人が増えればいい、と私は思っている。(オレンジリボンなどのアゥェアネスリボンもそうだ)

それでもよく思われたいからとか、ファッションとして取り組んでるとか、そう思った人は、自分で調べてほしいなと思う。何十年後も、今と同じ暮らしができるという保証はないということ。

去年と今年、比べてみてほしい。
いや、数年単位でみても。
気候変動、異常気象。

激しい雷雨で思い出すこと…
19歳の頃、マレーシアで過ごした日々のスコール。
日本では経験したことない繰り返されるスコール、激しい雷雨、蒸し暑い日々照りつける日差し。
日本では起こらないと思っていた。

(話変わるけれども、マレーシア、先進国から不法にプラスチックが押し付けられている。この問題も気になる。)

でも、今はどうだろう。

災害が起これば、対応策や被害状況だけをクローズアップして報道し、その背景にあるものはいつも置き去りだ。

誰かがやってくれる、
企業が環境破壊を止めるよい策を考え講じてくれる、
まぁ、自分が生きてるうちは大丈夫だろう…

そうじゃないんだよね。
身近な問題じゃなくて、自分の問題。
みんなの問題じゃなく、一人ひとりの問題。

私も語れるほど、知識があるわけではないし、偉くもないし、人に自慢できることなんてなんにもしてない。

ただ、私は評論家じゃなく、実践側でいたい。
いろいろ考えて、そこに至ったかな、今のところ。

新型コロナウイルスが世界中で流行して、当たり前のことが当たり前じゃないと思い知った。

生活、食事、人と会うこと、仕事、物流、家族…

当たり前のことが一瞬で変わってしまった。

どんなことが起きても変わらない確かなものなんて、
そうそうないんだと思った。

そう考えたら、
限られた人生、時間やお金、人との出会い、自然や生き物、いろんなことにおいて、
これ以上、誰かを傷つけたり、自分が傷ついたりすることを減らしたいと考えた。

傷つくことも、傷つけることも、それを見るのも疲れてしまったのかなと思った。

メディアの煽りも偏った報道も、インパクトを重視した数字の提示の仕方も、批判的に物事を考える人がもっと増えたら、哀しいことや辛いことは、減っていくんじゃないかな。

私は、100%できないと自分を責めてしまいがちだけど、出来ることがあるなら1つでも2つでもいいから始めよう、続けようと思った。


保健室はどうかな。

保健室からできること…衛生面を考えると難しいことや、使い捨てでなければいけないことがたくさんあるけれど、何かできることがあればいいな。


夏のうちに変えたこと

袋はもらわないようにする
水筒を持ち歩く(#mymizu アプリを始めた)
洗剤はなるべく洗濯マグちゃんを使う
過剰包装の物を減らす
プラスチックのものは避ける、自分で再利用する
ゴミの出し方を見直す
不要不急の外出や買い物をしない
検索エンジンを変えた
情報は自分で選ぶ
地球に優しい方(惑わされない)を選ぶ気持ちを育てる、そのための知識をためる、

さて、次は何を始めようか。

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