休職中の旅行は控えるべき理由とは?
(この記事は3分以内に読み終わります。約2000文字)
こんにちは。ゆっきーです。
昨日は休職中の過ごし方について主治医からアドバイスを受けた話を書きました。
休職中に旅行ってあり?なし?
私はこの主治医のアドバイスを受けて、ある行動に出ます。それは旅行です。学生時代私は旅行、特に海外旅行が好きでした。社会人になって国内旅行すら全く行けていなかったので、療養という体でいくことを決めました。さて、この旅行は私のうつ状態を改善させたのでしょうか。休職中の旅行は療養としていいものなのでしょうか。
結論
自分自身が療養という体で休職中に旅行した経験からいうと、休職中の旅行は控えるべきだと考えます。以降その理由についてお伝えします。
理由
①休職中の旅行はリフレッシュ<ストレスだから
まず休職中に旅行すべきでない理由は休職中の旅行は、それがたとえリフレッシュを目的としたものであったとしても、それ以上にストレスがかかってしまうからです。
正常な精神状態であれば、旅行というのは非常にワクワクするものです。どこに泊まろうか、旅先で何を食べようか、旅先で旧友に再会できるなど、考えるだけで楽しくなってきますよね。
一方、休職中は何をするにしても普段の倍以上のエネルギーを要します。新幹線で移動したら知り合いに会わないだろうか、もし旅行していることが職場にばれたら解雇されるのではないか、など余計な不安ばかりが募ってしまいます。
加えて、旅行先では否が応でも人と接することになります。休職中は人と接することに対して非常にエネルギーを消費しますので、できるだけそういった人混みは避けていきたいところです。
私の体験談になりますが、私は何を思ったか青春18きっぷで東日本から西日本まで移動し3泊4日の大旅行をかましてしまいました。
私がなぜ旅行したかというと、休職期間が1か月とされており、もうリフレッシュをするならここの期間しかないと思ったからです。
健康な体であれば3泊4日の楽しい旅行ですが、うつ状態での旅行は正直ストレスを多く抱えて帰ってくるだけになるので控えるべきだったなと、後悔もありこのような主張になっているのです。
②会社への後ろめたさが気分を落ち込ませるから
2つめの理由は、会社への申し訳なさというか後ろめたさが、より気分を落ち込ませるからです。うつになる人はいわゆる「まじめ」な人が多いといわれています。真面目ゆえにもっと頑張らなきゃ、会社に迷惑をかけてはいけない、と思いがちです。
休職中なのに会社に黙って、自分だけ旅行に行っていいのだろうか、などと考えるとそれだけで気分が落ち込むはずです。
休職中の大前提は、ストレスの根源からできるだけ離れることだと思っています。それは物理的にも精神的にも離れるということです。
会社のことを考えなければいけない状況をできるだけ減らすことが重要ですので、会社にばれたら・・・、なんて考えるくらいだったら黙って家でNetflixみるなりして療養に徹しましょう。
③療養にしてはコスパがよくないから
3つ目は、旅行は療養にしてはコスパがあまりよくないと考えるからです。休職中には傷病給付金というお金がもらえます。給料の約3分の2が支給される非常にありがたい制度があります。といっても、給料が減ることに変わりありません。
旅行にはお金がかかります。1泊泊まろうものなら安くても5000円、高いと1万円以上かかりますね。加えて外食したり、観光地を回ったりするとプラスでお金がかかります。
休職中の療養を目的とした旅行の場合、それにかけたお金だけ効果はあったのか、冷静に考える必要があります。
家で寝ている分にはタダですし、朝散歩にいったり、日記に自分の感情を吐き出したりするのもタダです。
療養のポイントは、気分をアップダウンさせる外的要因をできるだけ排除することだと思います。
せっかくお金をかけていった旅行で、満員電車に乗ってしまったりしたら気分が下がってしまいますよね。それなら家でお金の心配もいらない朝散歩をしたりゆっくり寝ていたほうが良いと思うのです。
お金をかければよりリフレッシュできるはずだ、というのは休職中には通用しません。むしろ、お金をかけずに休める方法を考えてみましょう。
まとめ
私は、休職中の旅行は控えるべきだと考えます。
その理由は3つあります。
①休職中の旅行はリフレッシュ<ストレスだから
②会社への後ろめたさが気分を落ち込ませるから
③療養にしてはコスパがよくないから
ただし、これはあくまで自分の経験から得た学び、意見です。
旅行といっても、近くの湖に行ったり森林浴に行くなど人と接する機会がなくお金がかからないことはいいのではないかと思っています。
一個人の意見として参考にしていただければ幸いです。
ではまた次回の記事でお会いしましょう!
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