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休職時には引継ぎをせずに早く休んだ方がいい。ただし・・・

こんにちは。ゆっきーです。

高校教員として3年働き、3年目の後半にうつ状態及び身体表現性障害と診断され、休職→退職→転職という道を歩んできました。

休職経験のある方であればだれもが直面するであろう課題。それは「引継ぎ問題」です。休職すると今まで自分がやっていた仕事を誰かに任せることになります。場合によっては自分しか知らない業務があり引継ぎが必要でしょう。

休職時には引継ぎは必要なのでしょうか。私の意見は、休職時には引継ぎをする必要はないと思います。その理由を解説していきます。

①会社の都合より自分の体調が最優先


真面目な人ほど、会社や同僚に迷惑をかけてはいけない、引継ぎをしなきゃいけないと思いがちですが、休職するくらい追い込まれているときくらい、自分のことを第一優先に自分に優しく接してあげませんか、と思うわけです。

自分はよく、スペースシャトルに乗った自分が青い地球を俯瞰してみているのを想像します。スペースシャトルから見たら、日本という小さな国の、〇〇という県の、○○という小さな会社の、〇〇課というまたさらに小さな課の自分が見えます。宇宙から見てこの引継ぎするかどうか問題って本当にどうでもいいように見えるんですよね。自分がここで引継ぎをしなかったことでスペースシャトルから見て、この地球に、日本に変化は見えるかというと何も起こらないと思うのです。

そうであれば、今ここにしかいない自分の命、替えることのできない自分の命を大切にしてあげましょう。

②代わりはいくらでもいる

言い方は悪いですが、自分の代わりなんていくらでもいるのです。プロフェッショナルな領域の方々を除いて多くのサラリーマンの仕事は代替可能なものです。メンバーシップ型雇用の日本は、何もスキルのない新卒学生を雇用して、OJTなどで鍛え上げ3年ほどかけて使える人材に育て上げます。つまり育成コストはかかるものの、数年働けば誰もが仕事ができるようになる仕組みなのです。

自分がいなくなったら会社が回らないのではないか、と心配で引継ぎをしなきゃと思う人がいると思いますが、大丈夫です。あなたがいなくても回ります。

引継ぎは必要ない。ただし事前の備えは大事!

引継ぎは必要ないと述べましたが、前提として日ごろから自分にしかできない業務を極力減らしていく努力が必要だと考えます。そのうえで休職時に引継ぎが必要ない状態を作ろうということです。

休職する方の多くは長時間労働や人間関係のストレスなどを抱えていて、引継ぎ云々よりも今日のタスクをこなすだけで精いっぱいの人が多いでしょう。

そんな日々の中でも自分がやった仕事を「残す」作業に1分でも2分でも割くことはできるでしょう。自分のデスクトップにある資料を共有フォルダに格納することなど職場の誰もが見られる状態にしておくだけでもいいと思います。

業務の報告をまめにする、上司をCCにいれてメールのやり取りをするなども考えられます。とにかく自分一人だけが知っているという状態を避けて、仕事の責任を分散させることを考えてみるといいかなと思います。

最後まで読んでくださりありがとうございました。
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