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産業革命がもたらしたオゾン層の破壊、人類が加担している事実とSociety5.0

第一次産業革命とインダストリー4.0

2011年11月ドイツはインダストリー4.0(第四次産業革命)を提唱し、数年後には世界の主要国がIoT・AIを主とする経営革新を起こそうとしてきました。
ドイツは、産業のIoT・AIによる効率化を実現することで、人にも地球にも優しい社会づくりを提唱したのです。

学校の授業で習った、イギリスの産業革命は有名ですが、ちょっと勉強の時間を下さい。
1733年ジョン・ケイという人が「織物機」を発明。正式名称は「飛び杼」(とびひ)と言いますが当時としては画期的な発明だったようです。これにる急速な紡績の普及、それとワットの蒸気機関は特に有名ですね。なんせ水蒸気の力で機械が動くんですものね。当時は大変な驚きだったでしょうね。

現代は所得格差が広がっていく社会

そんな経済が急速に発展する以前の15世紀には産業だけでなく、争いごと。つまり特に西ヨーロッパ諸国の争いとそれらによるアフリカ、アジア、インド、アメリカの植民地化が進み。貧富の差は益々広がっていくのです。
奴隷制度は最たるものです。

それが現代になっても、所得格差社会の大きな要因となっているのですね。
日本でもそうですが、年々、ごく僅かな人にお金が集まり、極貧でまともな生活を送れない人の増加は手に取るようにわかります。

GDP(国内総生産)は1997以降バブル崩壊から、東日本大震災を経て下がる一方で、東京オリンピックで経済発展のきっかけにしようとしたところに、新型コロナウィルスが世界中に混乱を招き、経済は低迷。
アメリカ社会のように「経済発展のためには格差社会を容認する」に、日本はなっていこうとしています。

日本の暗礁

現在、先進国である筈の日本のGDPに次々と開発途上国は追いつき追い越し、日本はOECD(経済協力開発機構:Organisation for Economic Co-operation and Development)37カ国中20位(2018年名目GDP)となっています。
世界は知っている。東日本大震災を切っ掛けに原子力エネルギーに依存していた日本の悩める様を。あれを見た世界中が豊かな自国を描くことに躊躇し始めたのです。テロがおこり、中東紛争は激化し、イギリスはEUを離脱し、ブラジルは自国の財産である森林を次々と燃やし新しい社会を作れると勘違いしています。北朝鮮は極貧。ASEANでも中国と南シナ諸島問題は解決の糸口さえ見えず、今やアメリカ・中国でどちらが先に核弾頭ミサイルを打つか駆け引きしているのです。

菅内閣が目指す「デジタル庁」の使命とソサエティ5.0

ソサエティ5.0は2016年、インダストリー4.0を受け日本政府が提唱したスマート社会、そのシナリオには東京オリンピックもあり、東南海地震も想定し、大阪・関西万国博覧会によって、そして何を差し置いても「少子高齢化社会」を豊かな未来を描いている筈なのに、国民全員が不安を抱いています。

日本もドイツ同様IoT・AIによる技術革新を目指しているものの、人材不足は否めないうえに、推進しているのは霞が関ビルのテーブルの上であーでもない、こーでもないと悪戯に日々を過ごしている。

しかし皆さん、可能性は十分あります。大企業を中心に(残念ながらベンチャーに底力がありません)産学民で結束を固め官を動かせば未来はあります。ソサエティ5.0の実現が万国博覧会までにならなければ、と菅内閣は必至だと思います。(その前にSDGs2030アジェンダ)を見据えた内閣改造、国会衆参総解散があるでしょう。それは世代交代のためです。

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皆さんは上記の霞が関が考えるSociety5.0の概略を見てどう思われますか?
これ、本気でネットに載せているんですよ。

まあ、これだけではないのでちゃんと説明します。

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IT社会であった先進国日本の人材不足は「喫緊の課題」でありますが、一方でSTEAM教育や様々な国を挙げての人材養成策は行われています。
上図に書いてあるように「工場で自動的にロボットがすべてを生産」、そして「AIが人に最適提案」と書かれてあります。そうです。AI(人工知能)によるビッグデータというのは全世界の人々の頭脳を超越していくのです。

それを実践していくのは今の10代の子どもたちです。2050年問題では少子高齢化で人口の3分の1が高齢者になります。現在30歳に方で60歳。この課題を次世代にバトンタッチするんですよ?
今、私たちにできることは実践して、少しでも次世代の負担をなくしAI(人工知能)時代を受け入れていくしかないのかもしれません。

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簡単には書いてますが、実現はとてつもない高いハードルです。

SDGs2030とオゾン層の破壊

冒頭に述べました1900年以前の「産業革命」時より世界の平均気温は、パリ協定を採択した2015年で1℃上がっています。2100年までには最大4.8℃上昇するとされています。(オゾン層を破壊する物質に関するモントリオール議定書より)それは地球の酸素を守るオゾン層が破壊されて行っているからです。

フロン材(炭素と水素の他、フッ素や塩素や臭素などハロゲンを多く含む化合物の総称。)を使った冷蔵庫やクーラー、断熱材も自動車もその原因。プラスチックごみも悪臭ガスを発生する原因、大気中でオゾン層を破壊する。
そうそう、タバコのニコチンも悪臭ガスを発します。(即禁煙お願いします。外に出て気持ち良く一服なんて正常な人ではないということです。)オフィス街の業務用クーラーと室外機はもっとも恐ろしいですね。

最後に

あっちこっち話は行ってしまいました。私の悪い癖です。また整理して書きます。申し訳ありません。

是非、サポートよろしくお願いいたします。日々自己研鑽し学びの本の購入と色んな団体「盲導犬協会」「国境なき医師団」等への寄付の資金にもしたいと思っています。お礼は更なる良質な記事を書きますのでよろしくお願いいたします。