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「人を嫌いになる」って何だろう


こんばんは。晴美です。

今日もありがとうございます。


ここ最近、「人を嫌いになること」について考えていました。やっとまとまったので、書いてみたいと思います。😊

人を嫌いになるのって、よくある普通のことですよね。まあ、「嫌いな人はいない」という稀有な人もいるみたいですが。笑

人を嫌いになるのはいくつか理由があると思いますが、そのうちの1つ、「認知の歪み」が関係してると言われます。


そもそも人を好いたり嫌ったりするのは、自分の中に「そうなる前提」があるからです。

自分の中にある「こうあるべき」という前提を満たしてる人を好きになる。嫌いはその逆です。


でも「この人は、自分の前提を満たしていない」という判断が間違っているとしたらどうでしょう。


その判断を間違えてしまう原因が「認知の歪み」です。

認知の歪みとは

・誇張して認知したり、非合理的な思考パターンを自分の中に作ること

を言います。


そしてこの認知の歪みには、細かく分けて10パターンあると言われています。


①オールオアナッシング(白か黒か思考)
10か0の思考。
例)「テストで100点以外は0点と同じだ。」

②過剰な一般化
たまた1,2度起きたことを「どんな時でも必ずそうなる」と思い込む思考。
例)「頭痛の時痛み止めが効かなかった。薬なんて気やすめだ。」と思い込む。

③マイナス思考(ポジティブな要素の否定)
全て悪い方へ考える思考。
例)「テストで95点をとったが、満点じゃなかった。」と落ち込む。

④結論への飛躍
根拠もなく決めつける。
例)挑戦者に「絶対できるわけがない。」と何の根拠もない否定をする。

⑤フィルタリング
悪い事ばかりに注目してしまう。
例)旅先で、たまたま一度電車に乗り遅れただけで、「最悪の旅行だった」

⑥感情的決めつけ
自分の感情だけで決めつける。
例)「読んだ本が面白くなかった。だから、あの本を面白いと言っている人は、みんな嘘つきだ。」

⑦拡大解釈、縮小解釈
小さな悪い事を拡大解釈して最悪の事態と結びつける。
自分を過小評価、他人を過大評価する。
例)自分の仕事のミスは徹底的に落ち込み、いい結果を出しても、「こんなことは誰にでもできる」と縮小解釈する。  また、他人のミスは「よくある事」と考え、他人がいい結果を残したときは強くあこがれる。

⑧レッテルを貼る(ラベリング)
偶然の出来事で、自分や他人にネガティブなレッテルを貼る。②の過剰な一般化がさらに進んだ状態。

⑨個人化と非難
自分に無関係なことでも、悪いことを何でも自分のせいにする。
例)「友達が立ち直れないのは、自分がうまく励ませないからだ。」「両親の中が悪いのは、私の成績が悪いからだ」

⑩すべき化
物事に「~であるべきだ。」「~すべきだ。」と、理想の形が必ず存在しているように考える。
マイルールをすべてに対して作り、その通りにできないと、とても落ち込むこと。相手が、それをしてくれなかったときは、イライラしたり、失望したりする。


私が初めてこれを読んだ時に思ったこと。
それは「よくある事じゃん?!」でした。笑

もちろん、認知の歪みがあるのが「悪い」訳ではないんです。「こういう事だよ」ってだけの事です。


ただ、認知の歪みによって「自分が辛くなるなら、手放してしまった方がいいよね」というお話です。


最後まで読んでくださりありがとうございました。😊


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