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癖?病気?まずは知ることから

皆さん、お久しぶりです。

長い間更新できない状態が続いてしまい、もう1ヶ月以上も間を開けてしまいました。

今回お話したいのは、病気の話です。

というのも、noteの更新ができなかった原因がここにあるからです。

とはいっても、病院に受診し判明した訳ではなく、あくまでも自己判断での病気です。

私は今、所謂皮膚むしり症という病気に悩まされています。

この病名をお聞きになった方の割合の方が少ないと思うので軽く説明します。

皮膚むしり症というのは、

強迫性障害の一種で、自分の皮膚(主に顔や手、腕等…手の届く範囲の皮膚)を、痒みなどの疾患がないのにも関わらずむしってしまう(むしる行為を繰り返す)精神疾患です。

特徴としては、

皮膚をむしることに罪悪感はあり、やめようと試みるも繰り返してしまう
ピンセットや針等を使ってむしってしまう
生活、仕事に支障をきたすこともある
他の病気に起因しない

などが挙げられます。

私は、皮膚むしり症についてネットで調べた際、まさにこの特徴に当てはまっており、この病について自覚しました。

私は元々ニキビなど吹き出物が気になり、触ってしまったり、潰してしまうときがありましたが、そこまで酷くありませんでした。

(でも、今思うと、ニキビができ始めた高校入学前から皮膚むしり症は発病していて、家族と住んでいた分、抑えられていたんだと思います。)

しかし、今年に入ってから、あるニキビを潰してしまったときどうしても気になってその部分をむしってしまい、何週間もその部分が治らない時がありました。

そして、その傷が治らないことがストレスで、顔の一部にできたニキビや、その周辺を必要以上にむしったり、ピンセットで皮膚をつまんだりしていました。

ここから、皮膚むしり症は悪化していきました。

それ以降、一人で部屋にいると常に顔が気になり、鏡をみて、ちょっとした吹き出物でも気になって掻きむしって、自己嫌悪になって、そのストレスでまた掻きむしって…

という負のスパイラルに陥ってしまい、傷だらけの顔をマスクで隠して過ごす日々です。

たまによくなって、何週間かマスクをせず普通に生活できた!

と思っていると、油断してちょっとニキビを潰したが最後、むしる行為が止まらなくなり、また顔を隠したり、外出できない日々に逆戻り…

そんな不甲斐ない自分、そして綺麗な肌の周りの人を見て、どんどん自分が嫌いになっていました。

そんな悪循環を繰り返し10ヶ月弱、Googleで「皮膚 顔 傷」というふうに調べたら「皮膚むしり症」という文字を見つけたんです。

今までは、自分の顔の傷は、吹き出物ができる肌の方が原因で、

掻きむしってしまうのは癖だから、肌を改善すればむしらなくなるだろう。

と思っており、「ニキビ 治し方」のようにしか調べていませんでした。

しかし、皮膚むしり症を知り、自分の繰り返し皮膚をむしる行為は列記とした精神障害であり、癖ではないとわかったんです。

まだ精神科等に受診していないため、皮膚むしり症と診断されていませんが、

こちらにあった診断基準に私は全て当てはまるため、自己判断に至りました。

現在は、カウンセラーに相談することから始めようと思っていますが、

この病気は、2013年に米国精神医学会で精神疾患のひとつとして分類されたばかりで、日本での知名度は高くないため、理解が得られるかわかりません。

そのため、セルフモニタリングによって、むしる行為を制限していくという風に、まず自分で治療できるやり方でこの病気に向き合っていこうと思います。

まだ友人、親にさえ言えていない状態ですが、癖ではなく精神疾患だとわかったことで、

「これは病気なんだ」と今の自分を受け止めることができ、自分を大切にしよう、治療しようと思う事ができました。

もし、私と同じ様に皮膚むしり症や、抜毛症など、一人で病を抱えている、治療されている方がおられましたら

一緒に気持ちを共有できたら、と思います。

拙い文章でしたが、少しでもこの精神疾患について知っていただけたら幸いです。

これからも、noteの更新は続けていきたいと思っておりますので、

スキ、コメント等お待ちしてます!

それではまた〜👋

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