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【・・・とある実験】

NLP心理学と演劇をやっているのですが、

自分のすでに持っている価値観、信念 、アイデンティティへの影響と変化について実験してます。

脳は現実と想像の区別がつかないと言われてます。だとしたら

・現実で起きている空間

・演劇のような虚構の空間

・心理学のワークで出てくる内的な想像の空間

どれも現実であり現実でないのかもしれません。

そして僕にとっては、どれだとしても感動したり精神状態や行動、考え方に影響しています。

なのでセラピー、コーチング、カウセリングでクライアントさんをサポートする時

・現実で起きることを活かすか?

・虚構を現実と捉えて活かしていくか?

・イマジネーションを活かすのか?

それぞれの影響の違いに興味が出てきて考えてました。なので、これを紐解いたら、もっと楽しいなあと思い実験してます!!

・心理学のワークでの変化や影響
・心理学のワークの注意点や課題
・演劇的アプローチでの変化や影響
・演劇的アプローチでの注意点や課題
・外的環境による変化や影響
・外部環境が及ぼす注意点や課題

どこにどう影響が及ぼされるか? 経験を元にした勝手な考察を書いてみました。

・心理学のワークでの変化や影響

心理学のワークだとメタファーやシンボリックなものを思い浮かべたり、内部で創造できるイメージや音や触覚、嗅覚、味覚で、まるでリアルな夢を見ているように自由な想像を使うことで、

それらが価値観や信念、アイデンティティに変化を及ぼしたり、気づきを得ることができます。

時に想像を遥かに超えた、体験を得ることもできます。

・心理学のワークの注意点や課題


その反面、注意点をあげるなら、その人の想像には限界がないとは言え、想像力のセンスは人それぞれになるのでシンボルをイメージに出すのが得意な人もいれば、単なる想像をする、または創造するという作業が難しい方もいて、制限になってしまうクライアントさんもいました。

・演劇的アプローチでの変化や影響


演劇だと、台本から読み取った役の背景をとことん調べて、役の価値感、ビリーフ、アイデンティティと言ったものを探求し、また舞台セット、音響、照明で外部情報を意図的につくり、虚構の空間として、舞台で演じていくことが可能です。

舞台上の役者は、演じているとはいえ、そこで本当の感覚を得ることができるため、うまく使えば日常の自分の価値観、信念、アイデンティティの変化に活用できるかもしれません。

僕の場合、日常ですらその状況に合わせて演じている部分があるわけですし・・・。

・演劇的アプローチでの注意点や課題

演劇的なアプローチの注意点は、演じている自分と普段の自分が存在してしまうところかもしれません。つまり役は役であって自分ではない。だから別のものと切り離して認識しています。

映画で言えばロバート・デ・ニーロやダスティン・ホフマンなどの名優は価値観や信念、アイデンティティまで演じていると言われてますので、自分自身の望ましいものとしてインストールできると言えます。

また観劇している人も、その舞台上の虚構の世界観を現実のように受け取ることで、価値観、信念、アイデンティティに新たな発見を促すことも可能だと思います。

・外的環境による変化や影響

環境レベルの変化ですが、簡単で強力でとても興味深いです。

事実は小説より奇なり

というくらい想像のはるか斜め上をいく現実を見ると、概念から崩される体験をしたことがある人もいるかもしれません。

例えば、僕も海外や国内などで、行ったこともない特別な場所に行けば、今までの概念を一瞬に崩してしまった経験があります。

この時に真実だと思っていた信念が、一瞬にして無意識に崩れていったり、価値観やアイデンティティも環境の変化で変わってしまうことがあります。

・外部環境が及ぼす注意点や課題


注意点は、ほぼ無意識に影響していることかもしれません。

本人は気づいていないところで影響を与えられていて、価値観や信念、アイデンティティの書き換えが起こっていてもそれには気づいてないかもしれません。

外を歩けば、常に見て聞いて感じることを無意識に受けとっていますが、これを意識してメッセージとして受け取っていったらたくさんの気づきがあるかもしれません。

アメリカの実験で有名な看守と囚人の実験も外部からの設定によって看守役と囚人役にわけて生活をしただけで実験の参加者たちが看守役は看守に、囚人役は囚人のようになってしまい実験は何日かで中断したと言われてます。内部の価値観、信念、アイデンティティへの影響があったと言えそうです。

まとめ

まとめると、どの方法にも、価値観、信念 、アイデンティティに影響を及ぼして、変化を与えることが可能だということかもしれません。

これの裏付けになるかわかりませんが、実際の1on1セッションの時にクライアントさんが現状を望ましい状態にするときに、その人の、すでに持っているリソースやその人が受けとりやすい外部の新たなリソースの中から、その人にあったセッションをカスタマイズしていくことのほうが、よりクライアントさんに変化を促せる時がありました。

いづれにしてもコーチ、カウンセラー、セラピストが概念に縛られないで常にクライアントさんのマップにアクセスできれば、より可能性が広がりますね。

望ましい状態につがるためにアイデンティティや信念、価値観に変化を及ぼしたり気づきを与えるサポートの方法まだまだたくさんありそうです。

日々、探究していきます。

雑談コラムでした。



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