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東大博士課程の私が進学校教員、大学講師を経てココロミルに入社を決めるまで

 私は博士課程までの研究生活を通じて、日本の産業や科学技術における国際競争力の低下に問題意識を抱きました。そして労働力の質的向上、すなわち創造力に富んだ人材の育成の必要性に気づきました。

また学業と並行し、大手塾や中高一貫進学校、大学で数百人を指導する中で、教える内容や方法を吟味し、楽しくて役に立つ授業を探求することに大変やりがいを感じました。

こうした理由から、いつしか教育を一生の仕事と考えるようになりました。

 しかしながら、学校や塾の教師を続けることは、ほとんど考えていませんでした。私自身、授業時間外の業務(授業準備、教材研究、作問、採点、打ち合わせ)に多大な時間を費やしており、

「楽しいけれど割に合わない。これをフルタイムで続けていたら心身が疲弊し、生徒にも悪影響が出るのではないか」

と思ったからです。

学校の教員は残業が非常に多いにもかかわらず、いくら残業しても残業代が付かない給与体系です。

また塾講師も高度な知的職業であるにもかかわらず、ほとんど例外なく待遇が劣悪なのです。

こうした理由から当初は塾業界を敬遠し、文部科学省や大手通信教育企業などへの就職を考えましたが、教育の現場との距離感を感じずにはいられませんでした。

 そうした中、とある就活サイトでココロミルからオファーを受けました。

初めて聞いた会社名でしたが、調べてみると少数精鋭で独自の教育哲学を実践し、業界の常識を超えた好待遇を実現していることが分かりました。

ここなら余裕を持って生徒に向き合えるのではないか―

そう思い、選考を受けることにしました。

 面談では型にはまった質問はなく、和やかな雰囲気の中、山田塾長はじめ社員の方々と教育について対等に意見交換できました。

生徒との対話を重視するココロミルらしさが表れていると思いました。

そして落ちこぼれた子を優秀な講師が教える意義、漫画を活用した指導の可能性など、多くの点において共感することができました。

特にうれしかったのが、長文読解の題材について、既存の教材ではなく個々の生徒の興味に合わせたものを提案したところ、興味を持って聞いていただけたことです。

「ココロミルでなら、社員同士で助け合いながら、各生徒に最適な教育を実現できる」と確信した瞬間でした。

 以上が私がココロミルに入社を決めるまでの経緯です。

ココロミルには現場での教育とプライベートの両方を充実できる環境があります。

実際、社員の皆さんの趣味への造詣の深さには驚かされます。

そんな優秀で個性豊かな仲間とともに、個性豊かな生徒と向き合いたい方。

そして教職に興味のある方は、ぜひココロミルの門を叩いてみてください。
お待ちしています!


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